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仏西ドライブ旅#2 南フランス 小さな街

何度もバスの中でお会いするので知り合いになった、

南フランス出身のパスカルさん(70代男性・仮名)に、

「今度、レ・ボーに行くよ!」と言ったら、

え?レ・ボー?…わざわざ…なんで?」と聞かれました。

パスカルさん

今回の旅は、南フランスのレ・ボー(Les Baux)です。

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南フランスの過疎化

パスカルさんが、「最近、南フランスは過疎化が進んで…お年寄りばっかり」とボヤいてました。

フランスの国土は日本の1.5倍あり、人口は半分くらいです。

マルセイユやニースなどの大都市を除く、小さな街々は過疎化地域に指定されているようです。

でも、そんな小さな街に気軽に足を運べるのも、ドライブ旅の良いところ

8年前はル・ピュイ=アン=ヴレに行きました。(岩塊の上の教会が有名な街です。)

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一泊1,800円(朝食込み)のホテルに泊まりました。

地元の老舗レストランの美味しいコース料理を堪能しても5,000円もせず、リーズナブルなのもこういう街の良いところ。

古い町並みも雰囲気があって好きなんですが、フランス人からしたら「うーん…もっと良いところあるよ。」と言われそうです。

駐禁を取られたら

街中で駐車場を探すのは、けっこう大変です。

路上コインパーキングの時間が超過して、駐禁を取られました

これもドライブ旅ならでは。

罰金は、駐禁のシートをもって薬局で収入印紙のようなものを買います。(ピンクのやつがそうです。)

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それを持って、警察署に届ければOKです。

警察署内も、一見の価値ありです。

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ホテルの人に「なんで払ったんだ?日本に帰れば、誰もそんな罰金なんて請求しないよ」と言われました。

それでも「自分の良心として(あと、経験としても)、きちっと払いたい!」と言いました。

そのあと別件でお会いした、警察署のお偉いさんにその話をしたら、「なんで払ったんだ?」と異口同音に言われました。

今回は「レ・ボー」

外国人の方が、「小田原」とか「姫路」、「松山」、「臼杵」に行きたい!と言われると、

「いい街だけど、誰が勧めたの?(城好き?)」と思うかもしれません。

小さい街って紹介してくれる人がけっこう大事です。

親友が「レ・ボーで見た夕焼けは最高だったよ!本当に紫~って感じで!」と教えてくれました。

「電車とか無いけど、どうやって行ったの?バス?」と聞いたら、

「えっと…リムジン」とお答えいただきました。(笑)

リムジン

そんな素敵な友人の紹介。行くしかありません。

リヨンから4.5時間ほど走らせて、着きました。

本当はプロジェクション・マッピングの美術館などがある街なのですが、その日はやっておらず。結局、見られませんでした。

とはいえ、私たちには夕焼けというプロジェクション・マッピングがあるんだ!

と思っていたら、雨が…。

しばらく待つと雨はやみましたが、晴天のような夕焼けにはならず。。。

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うーん。惜しかったですね。

でも宿が最高だった

流石、フランス人がバカンスで使うだけはあります。

宿は一軒づつのコテージになっていました。

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ただし、アリンコがいたりしたので、フロントでどうしたら良いかと聞くと、おもむろに殺虫剤とホウキをくれました。

でも、電子レンジなどがあるので、隣町のさらに小さな街のスーパーで買い物をして温かい料理をいただきました。

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さらに小さな街のスーパーなので、アジア人を見てびっくりもされたりしましたが、こういう穴場的なところもあるんだなー。

と友人に感謝をしました。

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さて、次はスペイン!バルセロナへドライブ


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