見出し画像

会話 合いの手

人と会話するのが苦手で「私はコミュ障です」と自虐する人も多いですが、コミュ障は生まれつきではなく後天的になってしまうものなので、努力すれば誰でもある程度改善することができます。

コミュ障の会話の極意は、ズバリ聞き上手になることです。会話は話す能力だけでなく、聞く能力も必要。人の話をしっかりと聞き、気持ちよくさせることができれば、それはもうコミュ障とは言えないのではないでしょうか。

聞き上手になるためのポイントは、話の合間に「合いの手」を入れるということです。合いの手とは、相手の話の合間に言葉を挟んだり、動作を加えたりということ。

こちらが一生懸命話しているのに、相手がノーリアクションだったらどうでしょう。大抵の人は、「自分の話がつまらないのかな」と思い、すぐに話をやめてしまうのではないでしょうか。

人は誰でも「認められたい」生き物であり、人間が持っている欲求の一つに「自分を受け入れてほしい」という気持ちである「承認欲求」があります。

会話の最中に「さすがですね」「あなたの言う通りです」などと合いの手を入れることで、相手は「自分が認められた」と感じ、嬉しくなります。相手を尊重すること、信頼を示すことで相手は気分が良くなり、流暢に話ができるようになるのです。

楽しいキャッチボールを続けるためには、しっかりと合いの手でリアクションをとり、「話を聞いていますよ」「あなたの話に興味津々」ということをアピールすることが大切でしょう。

合いの手を入れるというのは、別にそんなに難しいものではありません。大事なのは、相手のことに関心を持つということ、ただそれだけです。

そうすれば、相手が話をした時に「ああ~わかります」「本当ですか?」「そうなんですよ」など、自然と合いの手の言葉が頭の中に浮かんできます。

合いの手を入れ、相手との心の距離が近くなれば、警戒心がなくなってお互いに自分のことや思っていることを話しやすくなるでしょう。合いの手をしっかりし、聞き上手になることが、人見知りやコミュ症脱却の近道になります。

このnoteは「男女心理」の研究結果。 「ビジネス心理と集客」の研究結果はこちら→ https://note.com/pcsan