仕事のゴールは誰かのために、という捉え方が性に合っている

アルバイト、正規雇用、インターン、業務委託...

仕事の形と働いてる人の数だけ世の中には仕事に対する様々な考え方、いわゆる"仕事論"もあふれています。

「やりたいことを仕事にするほうがいい」「やりがいのある仕事がいい」

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自分にとってどれくらい精神的快楽があるかを主語に、仕事が語られることが多いと感じる今日この頃。

確かに自分が精神的快楽を得られるのも、継続するという側面では大事かもしれません。

しかし個人的には、動機や目的がなんであれ、仕事のゴールは相手になると思うのです。

仕事のゴールは、自分ではなく相手の中にある

先程も紹介した「やりたいことを仕事にするほうがいい」「やりがいのある仕事がいい」という仕事論は、言葉の捕球を間違えると仕事がやりづらくなる点で厄介です。

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「やりたいことを仕事にするほうがいい」「やりがいのある仕事がいい」という主張にはもう1段奥があって、「誰かのために継続して価値提供するには自分のやりたいことややりがいのある仕事がいいよね」という部分が本旨。

しかし自分の精神的快楽ばかりに目が行くと、仕事のゴールである"相手"が見えづらくなってしまいます。

自分ばかり見てると、シュートの方向を間違えそう

やりたいことややりがいに偏って、仕事をするのはギャラリーなしのスイカ割りと構図が似てると思います。

スイカがどこにあるか分からない中で、自分の感覚をもとに棒を振り下ろしてスイカを割る。運が良ければスイカは割れていて、運が悪いとスイカは割れない。

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自分のやりがいをゴールにして仕事をするのと、相手の満足をゴールに自分のやりがいのあることで仕事をするのでは、成果が出る精度が違いそうです。

一部の人は自分のやりがいを感じる部分と相手の満足がミラクルマッチしていて、自分のやりたいようにやれば成果が出る人もいるかと思います。

僕の場合は相手の満足が何だろう?というのを考えて考えて仕事をしても、シュートを外すこともしばしば。(僕のセンスがないだけかも知れませんが)

個人的には、ゴールの方向を見誤らないためにも「仕事のゴールは相手の満足」とするのが性に合っていそうです。

仕事の目的や動機は自分にあっても良さそう

ここまで読み進めて「自分は自分のために仕事がしたい」「やりがいを求めて仕事をすることの何が悪いんだ」と思った方もいるかもしれません。

矛盾しているようですが、必ずしも「相手の満足」を目的に仕事をする必要はないと思います。

しかし仕事のゴールは変わらず、相手の満足にあると思います。

例えば「お金がほしい」という動機で仕事を始めた人がいます。動機自体は何でもいいのですが、お金を稼ぐことだけを考えて仕事をするとちょっと厄介そうです。

お金がほしい人が、お金を稼ぐことをゴールに仕事にして、需要がない高額な商材ばかりを扱ったり、価格に対して価値がない商材を扱ったりすると、長期的に見てその人の動機は達成されなさそうです。

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お金がほしい人が相手を満足させることをゴールに仕事をすれば、自分の動機も達成されながら、長期的に仕事を続けることができそう。

動機がなんであれ、仕事というゲームには仕事のルールがあるんじゃないかなと思います。

仕事というゲームをやる動機自体は何でもいいと思いますが、仕事ってどんなゲームなんだろう?を知ることは大事だなあと思う、2020年最後の日でした。








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