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二郎ラーメンを食べに行って気付いた。今の自分に足りないコト

月に1度は足を運ぶ「歴史を刻め 下新庄本店」

食べログは3.65で、最低でも30分〜1時間は並びを覚悟しないといけないラーメン二郎を提供する超人気店。

食券を買って、1時間ほど並んで店内に入り、カウンターに食券を置いて店員さんがラーメンを作ってくれるのを待つ。

この時間はいつも、スマホを触るか、同行者と話をする場合が多い。

だけどこの日は座席の位置のせいか、厨房に目が行ってラーメンを作る店員さんを見ていた。

目の前には、もくもくと湯気が立ち上るスープを煮る鍋とラーメンを茹でる鍋が。


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店員さんは一心不乱に麺を茹で、スープの味を調整している。僕の視線やあふれる汗は少しも気にならないようである。

厨房の中には店員さんがもう1人いて、お客さんが使い終わった食器を洗っていた。

こちらの店員さんも「本当にお皿を洗ってるだけ?」と思うほど、黙々と集中してお皿を洗っている。

今まで意識したことがなかった厨房は、よくよく見るとただの厨房ではなく、2人のスポーツ選手がプレイする競技場の如く、熱気と集中力にあふれていた。

歴史を刻めの揺るがぬ美味しさはこの集中力と熱意から来ているような気がした。

そして、2人の店員さんの並々ならぬ仕事ぶりを見て、自分を顧みた時。自分は目の前の仕事、1つ1つにここまで没頭できているか?と思った。

自分の気持ちや余計なことを考えて、目の前の1つ1つの仕事にベストを尽くせているのか...

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自信を持って「Yes」と言えない自分が嫌だった。

よく何をするかで周りと比べて焦ったり、自分のものさしで推し量って目の前の仕事の比重を推し量ったりしてしまう。

だけど大切なのは、自分が何をするかよりも、後から振り返って100%ベストを尽くせたと胸を張って言えるように努めることや、その積み重ねでできるあり方なのかもしれない。

特別好きなことも、特別得意なこともないんだけれど、目の前のお客さんのために1杯1杯のラーメンや食器洗いに没頭する店員さんの姿を思い出し、目の前の仕事1つ1つに全力を尽くしたいと思った。

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ごちそうさまでした。


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