辰年ということで龍神シリーズ第２回。
第１回は13.龍神と内緒話

昔々、とある方にお会いできる機会を得て意気揚々と家を出た。ところが、さっきまで晴れだったのに、該当の駅に近づくにつれ、みるみるうちに土砂降りになってしまった。

このパンプスではとてもお宅までは歩けない。幸い、駅にはスーパーが入っていた。傘と思い切ってショート長靴を買った。

駅からすぐ近くとは言えないお宅に到着。ずぶ濡れ状態でのお伺いも気が引けるが。向かい入れて下さった主に、カクカクしかじか、ずぶ濡れで。。。

「ハハハ！それはそうでしょう。龍神が動くとそうなりますからね。帰る時は大丈夫。」

「？」

落ち着くと、その方は龍神の言い分を通訳して下さった。

「しっかりしろ、もっと行動しなさい」

というようなことをいろいろ告げられた。つまり、お説教。

他にも雑談はしたが、結局今でも覚えているのは龍神からのメッセージ。たぶん、それがそこへ伺ったメインだったのだろう。

おいとまをして外に出ると、予告通り、ウソのように晴れ渡っていた。長靴で帰るのかぁ。

それからもしばらく怠けていたが、少しずつ動けるようになった。龍神は天と地の間を駆ける、スケール大きく、動きは素早い。

だから、今年辰年の動きは素早く、強力に動いていくはずである。

追伸:基本的に晴れ女です。お願いして雨を止めたり、気持ちで天候を変えてしまったお話もいたしましょう。テランの意識の力に気づく時期。