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整体における卒業とは?

今まで整体師としてはたらきながら、こんなことを思いました。

患者さんにとって、私が提供できる健康とはなにか?

接骨院は、ぶっちゃけ治らない。

いあ、ある程度はよくなるけど

結局はリピート。「明日、きてください」の繰り返しでした。

もっと、価値のある仕事がしたい。

だから私は、ALTURAのインターンをはじめした。

整体師として、本当に良いものを患者さんのとどけるために。 

ALTURAとは?

 日本希少の「卒業証書のある本格整体院」として開店。リピートさせない卒業させる最高技術整体院として大阪福島,東京六本木に展開。リハビリ,マッサージでもないアプローチとして,通常の整体と違い多角的な視点からキレイに改善していく「身体革命メソッド」が評価を頂き,口コミ紹介で人気が拡大。肩こり・猫背・腰痛・五十○・膝痛・むくみなど多岐に渡る悩みから卒業できる『専門家集団」として知られる整体院。いわば、カラダオタク集団の作った整体院です。

そのALTURAの厳しい1年間のインターンを乗り越え、いま私はフランチャイズとして世の中の患者さんに整体を提供している。

その上で、働きながら僕はあることに疑問に思い、そしてその疑問を解決できず結構悩んだ時期もあえりました。

それは、卒業が患者さんにとって最高の形なのか?

卒業のある整体を提供する上で、自分は一つのジレンマに悩みました。圧倒的に、お体をよくできる技術をインターンのなかで身につけ提供していく中で患者さんによろこばれて....満足していました。

しかし、ある考えが頭をよぎりました。

 卒業が本当に患者さんにとって本当に最高によいのか?僕たちの整体は、一回一回は決して安いわけでない。その人の人生に、変わるきっかを生み出し当たり前をかえることで、絶対にリピートさせない整体を提供している。しかし、それは本当に患者さんにとって最高の整体の形なのだろうか?

例えば、整体やりももっと治せて、もう少し安くても一生通える整体。つまり、A完全に治るALTURAと治らない接骨院の丁度中間ぐらいの整体院が、患者さんにとっと価値の形なのではないかのか...,,という迷いも自分の中によぎりました。

今、思うと自分の中に健康とは何か?

その答えがなかったからなんだな!とおもいます。

健康となにか?

一般的に..「病気がないこと」「身体が丈夫なこと」「不安や悩みがないこと」

WHOでは、健康を以下のように定義しています。

「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に病気がないとか虚弱でないということではない」

健康とは、状態なのか?

たしかに、この定義であれば最高の状態を保ち続ける必要があります。なので、患者様が一生通える整体院の方がよいでしょう。

しかし、健康は本当に良好な状態なのでしょうか?

みんな良好な状態を目指して、整体院に通っているのでしょうか?

僕は、多くの患者さんにとっての健康をこの定義では捉えきれないです。。そういう患者さんにとって、健康とは何かを得るための手段であることがほとんです。

つまり、仕事を頑張りたいから体を良くしたい。海にいったときのくびれをつくりために代謝をあげたいなど...。

多くの患者さんにとって、健康とは〇〇のためなのであり、○○とはその人なりの価値基準で人生を豊にするための基準です。

では、改めて健康とは何か?いろんな学者が、いろんあ健康の概念を提示しておりますが僕はフーバー(Huber)の提唱する環境に適応して、セルフマネージメントする力というのが一番しっくりきています。

これは、健康を「状態」とするのではなく、それが個人や社会で変化させられるものであり、健康を「力」として捉え直したものです。

この健康の力を決めるにはセルフマネージメントがきめるのですが、このセルフマネージメントには2種類あるとおもいます。

1意識的なセルフマネージメント

2無意識的なセルフマネージメント

そして、私達整体師の介入できるのは無意識的なセルフマネージメントです。無意識的なセルフマネージメントには、恒常性やマインドセットなどを指します。この点については、永遠に書いてしまいそなのでまた今度。

 例えば、人間の体は、常に体温を一定に保つために、常に栄養を消化するために様々なセルフマネージメントが行われております。これを、一般的に恒常性といいます。

僕たちは、体の構造にアプローチすることでこの恒常性にアプローチをすることができます。

肝臓へのアプローチを通じて、血流改善を促したり、骨格筋にアプローチして無駄な筋緊張を取り除き筋肉の使い方を最適化したり意識的にはできない体のセルフマネージメント能力を高めることができます。

そして、健康とは力であり、能力であるからこそ、

健康とは、そこに完璧な状態からの減点式の考え方ではなく、どんどん+をつくれる加点式なものなのです。

整体を通じて、目指すものはこの力を高めることです。

完璧な健康の追求をすることではなく、よりハイパフォーマンスな状態を実現していくことその基準として、肩こりや腰痛や不眠症といった症状があるのだと。。。

そう考えたときに、ずっと通える整体院よりも、

自分で自分の体を高められる状態をつくることが卒業だといえるのではないでしょうか?

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