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奇怪なこの生き物はなんだ!?

 最近、あまり外に出ないせいか、ますます狸腹になってきた。
 これではまずいと、5月14日、5キロほど離れた多摩川へのウォーキングを再開した。

 その帰り道、里山の北斜面に造られたコンクリートの砂防堰堤に奇妙な生き物を見つけた。砂防堰堤は日当たりが悪いせいか、一面、緑色のコケに覆われていて、その上に真っ白い生き物がうごめいている。長さは2〜3センチと小さいが、毛虫が糸屑をまとったような姿で、気持ちが悪い。初めて見る。なんだろう。
 念のために、カメラで撮影。帰宅してからネットで調べた。

こんな生き物が動いていたら、驚くよね。

 糸くずのお化けみたいな虫は、ガの仲間のアゲハモドキの幼虫でした。アゲハモドキはアゲハチョウにそっくりの大きなガで、私が見たのはその幼虫だった。
 白い「毛」に覆われているように見えるが、その白いものは、この幼虫が分泌したロウ物質でできていて、触るとけっこう簡単にとれてしまう、とか。
 なるほど、画像をよく見ると、毛の下に半透明の身体が見える。鳥に襲われないようロウ物質で身体を守っているのだろう。

アゲハモドキの幼虫。半透明の胴体がのぞいている。ロウ物質が剥がれたのかな?
蟻の頭に似た頭部が見える。可愛らしい。幼虫の左隣にいるのはアリだ。

 私が住んでいる神奈川県ではほぼ全域いるらしい。
 世の中、変な生き物がいる。


マンガだけに集中した生活ができたら!! 夢はいつか現実しますか? 私はあなたに何をバトンタッチできるでしょうか。