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人の暖かさを知る人の暖かさを知る京都舞台のほのぼの癒しTVアニメ「であいもん」紹介します。

 貝Pです。本日は私的2022年春アニメランキング4位にさせていただきましたであいもんを紹介させていただきます。タイトル通り毎話見る民に人間の温かい部分が凄く見えるアニメです。

あらすじ

先ずはHPのイントロダクション・及び第一話のあらすじより

夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐことを決めた納野和(いりのなごむ)。
しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。
和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを理由に
冷たい態度をとる彼女と働くうちに、ある一面を知ることに…。
京都を舞台に人と人と和菓子が繋ぐ心温まる絆の物語。

公式HP INTRODUCTION

京都駅前で納野和を行方不明の父親と勘違いしてしまう雪平一果。
父親と見間違えたその和が、まさか一果がお世話になっている和菓子屋「緑松」の「跡取り?息子」だったとは。
「緑松」で一緒に働くことになった和と一果にちょっとした事件が起きる。

公式HP 第一話あらすじ

 主人公の和が音楽活動を辞めて東京から京都に戻って実家の和菓子店を継ぐのですが、10年触っていない素人同然の男と、和菓子にとても詳しい小学4生の看板娘の一果だが、和に冷たい。同じ和菓子屋の緑松(りょくしょう)の人たちや、知り合いの方々、人間の心が少しずつ少しずつ温まる本当にいい物語となります。
気になってタイトルにもなっている「であいもん」という言葉の意味を調べると、京言葉で「食材同士が合わさることでお互いの良さを引き出す、取り合わせの良い食べ物」という意味を持つとのことです。これを見ていろいろとこの人情味がある物語に合うと思いましたよ。それこそ登場人物同士が合わせることで、みんながより良いところが更に引き立っているので良い相乗効果しかありません。

キャラ紹介

私にしては珍しく簡単なキャラ紹介しをします。みんな良い人しかいないので是非とも知ってもらいたいという想いが強かったです。皆本当にいい人しかいない素敵な人たちです。

右から一果、和、佳乃子、平伍、富紀、政、咲季、お鶴さん、美弦

納野 和(いりの なごむ)
本作主人公。能天気でノリと勢いで誰にでも真摯に向き合う姿はご近所でも評判が良い。和菓子愛は誰よりも強いが、作るのは素人同然の知識。発想力も一流で徐々にいろいろと仕事を任せられて、いい意味でたらしの人物。
雪平 一果(ゆきひら いつか)
小学生女の子。親の行方不明になり納野家に居候をしており、和菓子の知識も強く、緑松の跡継ぎを目指す。察しが良すぎて他人の恋に胃が痛くなる場面も・・・
松風 佳乃子(まつかぜ かのこ)
和も元恋人。東京在住の和から一緒に京都にと誘われたが「洋菓子が好きだから」と部屋を出ていく。和の事が忘れられなく会社を辞めて京都に追いかけてきた。
納野 平伍(いりの へいご)
緑松のご主人で和の実父。和に対してかなり厳しくいつも怒る。一果に対しては子同然の扱いで甘く、仕事ぶりも良い一果を跡継ぎとして認めている。
納野 富紀(いりの ふき)
緑松の女将さんで和の実母。和に一果の親代わりになってほしいと頼んだ。仕事に関してはまだまだな和に怒る場面が多いが、私生活は和にいろいろと頼む場面も。
巽 政(たつみ まさ)
長年緑松で務めているベテラン和菓子職人。困ったことがあれば長年の経験を活かしたアドバイスや催眠術を使用したり短期バイトの面倒見たりと。
瀬戸 咲季(せと さき)
緑松の若手和菓子職人。大学卒業後から修行をしていて実家の跡継ぎについて悩みを抱えている。趣味で女装もしていて一時は緑松の売上に関わる事態も。
お鶴さん(おつるさん)
緑松に長年勤めている従業員さん。女将さんと一緒に緑松の茶房を切り盛りしている。可愛い孫2人もお店にきたりしている。
堀河 美弦(ほりかわ みつる)
緑松でアルバイトをしている女子高校生。ギターを趣味でしていて音楽活動を認めてほしいと両親に説得した和に恋をし佳乃子と恋のライバルに。

最後に

 このアニメは何度も言っている通り心温まるお話が大部分を占めています。心温まりすぎてお涙が出てくることもありますよ。一果は表立っては子供なりの強がりを見せますが、裏では両親のことで悩んだり和の言動に喜んだりします。母親も幼い一果の純粋の一言で心折れたり臆病になったりもして母の心子知らず・子の心母知らずとこの距離感の絶妙です。それに一枚汲むことになった和。そして父親に関しては一果だけではなく和にも・・・あの誰とでも仲良くなれて、屁理屈でもみんながしたいことを応援できる和の性格に私はなりたいと思えるほど素敵です。
 もちろん一果だけではなく、和の和菓子愛や佳乃子との東京時代の話しなどもありいろいろ踏まえての今の和という人物ができている過去話もありますし、季節ごとのイベントも和菓子屋としてのイベントは勿論、運動会、ハロウィン、誕生日、クリスマスと季節が移る毎に家族と、従業員と、知人との出会いのつながりを和菓子を通して大事に育んでいくのがなんとも心温まるのです。まだまだ和が帰ってきて1年ぐらいしかいないですし、和の音楽の先輩や一果の父親のこと、まだまだ登場キャラの深いところまで出ていなくても皆の人柄の良さが観られる素晴らしいです。女子校生のフレッシュさと胸いっぱいで直ぐに顔に出てしまう佳乃子と、大人で余裕ぽい感じをさらけ出しいかにもわかってますよで接する美弦の和を巡る恋愛勝負も見物です。
 そして、何より和菓子職人ということで、和菓子の説明を丁寧にされていて和菓子屋としての1年間の行事なども見れ、綺麗な色合いの和菓子を表現もされて、和菓子がどんなにいいものなのかを教えてくれる本当にいいアニメなので是非とも観られてくださいませ。

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