【おしゃれなピアノが弾ける】テンションコードとは

ピアノやキーボードをやっている人の中には、

・クラシックは前にやってたけど、おしゃれな感じのピアノは弾けない
・藤井風みたいにカッコいいピアノが弾きたい
・ジャズを弾いてみたい
・おしゃれなオリジナル曲を作りたいけどうまくいかない

などと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんな方におすすめしたいのが、テンションコードを使えるようになること!


ジャズ、シティポップ、R&B、ファンクなど、
おしゃれでカッコいい音楽にはテンションコードがよく使われています。

この記事では、実際にテンションコードを弾いて、響きを体感してもらうことを目的にしています。


テンションコードとは


テンションコードとは、譜面でいうCM7(9)とかG7(13)のように、
(  )がついているコード
のことを指します。

これは、元のCM7という和音に(9)の音を足すという意味なのですが、
この(9)があることで、絶妙な和音の響きを生み、
"おしゃれさ"、"カッコよさ"が生まれます。

※(9)以外にも(+9)、(11)、(13)、(-13)などなど、いくつかパターンがあります


ファッションで例えるなら、
小物やアクセサリーを足すのに似ていると思ってます。
上記の(9)が小物・アクセサリーにあたります。

無くても成り立つけど、あるとおしゃれ。
というか、おしゃれな人は大抵小物やアクセサリー等をうまく使っている。

また、使い過ぎるとごちゃごちゃしちゃうし、TPOに合わせる必要もある、
という点も似ています(笑)

CM7(9)を弾いてみよう


ピアノやキーボードをお持ちの方、電源を入れてみましょう。
実際に弾いて・聴くのがいちばん!
なので、音源は載せずに文字と画像だけにします。

Cから音を足していく形で聴き比べてみましょう。


 C=ド+ミ+ソ   →ベーシックな和音です

 CM7=ド+ミ+ソ+シ →ちょいおしゃれ

 CM7(9)=ド+ミ+ソ+シ+レ →おしゃれ

スクリーンショット 2022-02-09 18.32.49


はい、弾けましたね!(笑)

ちなみにCM7(9)は、わかりやすいようにこの並びにしましたが、

ド+ソ+シ+レ+ミ でも ド+シ+レ+ミ+ソ でも大丈夫です。

「ド」が一番低い音になっていれば、他は順不同です。


補足として、興味があれば。。
(9)の意味ですが、ルート音のスケールで9番目の音を指しています。

Cのスケールの9番目の音、数えると、

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ 

なのでCM7(9)においては「レ」を表しています。
ちょっとややこしいですね。


基本的なコードやスケールの知識を知りたい方は、
すでに色々な本・ブログ・You Tubeが出回っているので、
そちらを参考にしてもらった方が良いと思います。

よくある流れで弾いてみよう


実際に、Dm7 → G7 → C というポップスやジャズで頻出するパターンを
テンションコードにして弾いてみましょう。

今回は、Dm7(9) → G7(-9,13) → CM7(9)
というジャジーな響きを体感してみましょう!テンポやリズムはご自由に。


まずはDm7(9)

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次にG7(-9,13)

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最後にCM7(9)

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いかがでしたでしょうか?

2個目のG7(-9,13)が特にジャズテイストな音ですよね。
()の数字は他にも使えるパターンがあります。


このような和音がおしゃれな音楽には使われているのです。

この記事を通して、少しでも感じていただけたならうれしいです。

ありがとうございました。

Kaipan

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