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ケアマネジメントの質について深く考えてみた

ケアマネジャーの研修講師を対象にした研修会に参加しました。
講師は国際医療福祉大学大学院の石山麗子先生。

来年度からケアマネジャーの法定研修が大幅にリニューアルされますが、それに関連して、私がブログで取り上げていた「課題分析標準項目」についてもかなり踏み込んでお話されました。

率直に言って、私と同じ視点もあり、違う視点もあり、そして違う視点は深みがありました。

詳しく語れるほど内容を消化していないのですが、大雑把に言えば、意思決定支援が重要視されるなど倫理的な視点が求められること。
そして、それが「ケアマネジメントの質」を上げるということ。

私は「ケアマネジメントの質」という言葉に対してネガティブな印象を持っていました。

「質を上げる」ことは、ケアマネジャーの、というか、どんな仕事でもプライドの部分でもあると思うので、当然大切だとは思っていたのですが、「ケアマネジャーってしょせんケアサービスの調整役」と、ネガティブというか、醒めた思いが拭えないところもありました。

それが今回の研修で「ケアマネジメントの質」とはどういうことで、どうすれば質が上がるのか、ということがクリアになった気がします。

そういう意味では、もっと深く、もっと丁寧に仕事をしなくてはいけないと思いましたし、そうすれば、利用者の生活の質にも貢献できるし、ケアマネジャーとしてのやりがいも生まれると思いました。

来年度の法定研修の講師を務める際には、今日の研修の内容をもっと咀嚼して取り組まないといけないと思いました。

余談ですが、石山先生は私の恩師の先生の後継者とも言える先生でしたので、よけいに腑に落ちたような気がします。

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