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#005 俳優に必要な英語力 by Yuki Matsuzaki

割引あり

松崎悠希 / Yuki Matsuzaki
俳優・声優 / 録音監督 / プロデューサー / 脚本家・翻訳家 / 演技コーチ / 英語指導
・SAG (全米映画俳優組合員)
ハリウッドで活動する日本人俳優。7歳より宮崎で舞台に立つ。高校卒業後2000年に俳優を目指し渡米。直後にニューヨークで全所持金を盗まれホームレスになるも、俳優になる夢を諦めきれず路上で歌って生活する。B級アクション映画にキャストされたのをきっかけにハリウッドに移り住み、『ラストサムライ』『硫黄島からの手紙』『HEROES』『ピンクパンサー2』『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』など50本以上の作品に出演する。近年では声優の他に、大作ゲームの録音監督(演出)も手掛けている。
代表作:「ラストサムライ」(Warner Bros.)、「硫黄島からの手紙」(Warner Bros.)、「HEROES」(NBC)、「ピンクパンサー2」(Columbia Pictures)、「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」(Disney)など

Writer's Profile

俳優に必要な英語力とは?

日本人がハリウッドで俳優として活動していくためには「普段の会話はOK」レベルよりも高い英語力が求められる。「日本で知名度がある俳優」を日本からキャストする場合は「英語コーチ」が用意されるなど「一定の配慮」があるが、ハリウッド在住の日本人俳優をキャストする場合はこの「配慮」が発生しない。日本で一般的に言われる「ペラペラ」レベルでは中々厳しい。この英語力の問題で、たとえ「日本人役」であっても「日本からの俳優」では無い役者がキャストされる事態が頻発する。

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