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モノ→コト→ヒト消費

モノ消費からコト消費へと興味・関心のモードが切り替わっていると言われて久しいが、さらに最近はヒト消費へと移行しているという。
*マネー現代記事(2019/12/28)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69303

モノの所有から体験(コト)へ。さらに体験を誰と共有するか(ヒト)へ。ヒト消費って言葉はちょっと誤解を招きそうだけど、その”気分”は、とてもよくわかる。

たとえば、行きつけのワインバー。美味しいワインが飲みたいだけなら自宅で飲んでもいい(都農ワインの少量生産ラインはほぼ飲食店に置いてない)。それでもついついそのバーに足が向かうのは、マスターに会いたいからであり、他のお客さんたちと思いも寄らない話がしたいからだ。

なので自分はこの店に人を連れて行くことに少し慎重になる。他の常連客も同じなんじゃなかろうか(違うのかな)。ゆるやかに醸し出されているこの店の良質な雰囲気は、マスターはもちろん、常連客も一緒になって守っている感じがある。この店の生態系(エコシステム)の一部に組み込まれている。

このようなことが今後、地域レベルでも起きてくると思う。

地域の予算を何にどう使うか(モノ)から、
どんな未来を目指してプロジェクトを回すか(コト)へ。
そしてその未来を誰と共有し、どんなチームで取り組むか(ヒト)へ。

だから「日本一チャレンジしやすい町づくり」を標榜する「こゆ財団」には、そういうチャレンジングな人が集まってきているし、「100年後の社会モデルを創造する」我が「つの財団」には、超〜クリエイティブ体質な人たちがゴリゴリと集まってくる。だぶん(熱望!)。

これからの時代は、そういう「ヒト=個」がより立っていく仕掛けが重要になっていくんだろうなあ。

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