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あなたは「こどもに関わる仕事」をしたい?それとも「教育に関わる仕事」をしたい? 100日note-Day23

こんにちは!
株式会社すみかの月館(つきだて)です。
今日は、教育BARがあります。教育BARを終えると日付が変わってしまうので、その前に投稿。

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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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さて、最近、ありがたくも「教育に関わりたい」というお声がけをいただく機会が増えて、実際にオンラインや対面で「なぜ教育に関わりたいのか」をお話聞かせていただいております。

話を聞かせていただく中でわかってきたことが、
本人が「子どもと関わる仕事がしたいのか」「教育に関わる仕事をしたいのか」を明確に決めておくことで、どのように教育という分野に関わることが熱量を持って働けるのかが明確になると思いました。
すでに教育に関わられている方にとっては自明な内容かもしれませんが、これから教育に関わりたいと思っている方にとって、考えるきっかけになればと思います。


教育というお仕事には、大きく2つの仕事があります。
①子どもに関わる仕事
②教育に関わる仕事
です。では、この2つの違いについて見ていきましょう。

①子どもに関わる仕事

子どもに関わる仕事は、まさに「先生」が代表例です。直接的に毎日子どもと関わりながら1人1人と仕事面だけではなく、生活面でも向き合うことが仕事になります。彼らが「自ら考え行動できる人」になるプロセスを共に近くにいながら歩みます。
他には塾講師や習い事の先生、学童やフリースクールの先生もこれに当たります。

①自分の得意や経験を活かした関わり方

これが先生と言われる方になります。学校の先生は「教科指導」と「進路指導」の2つが主な仕事です。その中でも「教科指導」に大きなウェイトを占めています。他の習い事や塾講師も含めて自分が経験してきたことや、得意なことが価値として提供される仕事です。先生に向いている人は、その教科が好きであることが大前提と言えるかもしれません。

②単純に「関わりたい」という想いのある関わり方

こちらは、ボランティア的に子どもたちに関わる方法です。学習支援やイベントスタッフなど子ども1人1人に必要なサポートを行う立場です。子どもたちが安心して学べる環境を提供することにやりがいを感じている人にオススメです。

②教育に関わる仕事

一方で、「教育に関わる仕事」は、子どもを取り巻く環境を作る側の仕事になります。
学校経営(教頭・校長など)、教育委員会の方、フリースクールの立ち上げ、まちづくりも一緒かもしれません。
子どもに関わる時間以上に「学べる環境」を作る側の仕事も教育においてとても重要な仕事です。ただ、上記で挙げたようにすぐこの仕事に関わることができるわけではありません。教育は公的なものが多いため、一定数のキャリアがないと関われない仕事とも言えます。

③「教育」に関わる第三の選択肢:EdTech or プログラム

正直、このnoteを読んで、教育に関わりたいと思っている人は、この2つに当てはまらないように思います、私もこの一人です。ただ、①である学校で教員をやって、「子どもに関わることはできた。教育の仕組みに関わる」取り組みをしたいと思って、転職活動をしましたが、選択肢は、塾講師 or 習い事の講師 or 他校の先生くらいしかありませんでした。
当時唯一それ以外の選択肢があったのが、教育の地域間格差をなくすために取り組んでいる「あしたの寺子屋」さんだけでした。

結局、プログラミングスクールに転職したのですが、その後にEdTechというジャンルに出会い、テクノロジーを通して、子どもたちの可能性を広げる会社がたくさんあることに気がつきました。

Inpire Highさん

すららネットさん

など、日本から世界へ届けていくサービスがどんどん生まれています。
学校では提供できないプログラムをつくる
EdTech以外として、日本が国を挙げて取り組んでいるアントレプレナーシップ教育(起業家教育)をプログラム化し、大学等と連携しながら取り組む会社もたくさんあります。

StartupBase

アントレクエスト

他にもまだまだ各地域で特色のある教育に取りんでいる企業やプレイヤーがたくさんいます。

あなたは、教育にどう関わりたいか。

ここまで教育という分野における関わり方を見てきましたが、究極どれも子どもためになります。子どもに関わろうとしている方が関わることはきっと子どもにとってプラスであることは間違いありません。
ただ、あなたが「何を通して」子どもと関わりたいのかがあなた自身の自尊心を満たす意味でも重要です。

①子どもと「いまここ」という瞬間を共にしたいのか。
②今ある子どもを取り巻く環境の整備をしたいのか。
③「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」と新しい提案し続けるのか。

③が一番コスパが悪く、大変であることは、③をやり続けている私が保証します。
結論、「こどもに関わる仕事」と「教育に関わる仕事」は、切り離されているわけではありませんが、①が「こどもに関わる仕事」であり、②と③は「教育に関わる仕事」と言えます。②と③の領域に「子どもに関われるならやりたい!」と言って関わるととても苦痛な時間になるかもしれません。
直接的に子どもと関わらなくとも、自分たちが取り組んでいることが子どもたちのためになっているという信念を持てるかどうかが問われる仕事です。
さて、今日は真面目なnoteになってしまいましたが、これに共感できた方はすみかと相性が良いように思います。
どこに共感したか教えていただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

おまけトーク

最後に「教育と子どもに関わる仕事に違い」をわかりやすく例えてもらうために、Chat GPTに聞いてみました。
下記が回答です。

教育と子どもに関わる仕事は、その本質において大きく異なります。この違いを理解することは、私たちの仕事において非常に重要です。
教育に関わる仕事は、庭園の設計者に例えることができます。設計者は庭全体の計画を立て、全体の美しさと機能性を考慮しながら、どのように植物を配置し、どのように管理するかを決定します。彼らは直接各植物に触れることはありませんが、庭全体が調和し、目的に合った形で成長するように環境を整えます。
一方で、子どもに関わる仕事は、庭師にたとえられます。庭師は、各植物に直接水やりや剪定を行い、その成長をサポートします。彼らは、個々の植物の特性やニーズに応じて、具体的なケアを提供します。
私たちの仕事は、これら二つの側面を持ち合わせています。一方で、子どもたちを取り巻く環境や人々を教育資源に変えることに注力しています。もう一方では、教師、塾の先生、フリースクールのスタッフ、地域のNPOなどとして、子どもたち一人ひとりに直接関わり、サポートを提供しています。この二つのアプローチを通じて、子どもたちの成長と発展を促進することが私たちの使命です。あなたは「こどもに関わる仕事」をしたい?それとも「教育に関わる仕事」をしたい?

ChatGPTにこれからnote書いてもらおうかな。


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