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腕がぐにゃ~んと反対に曲がる人いますか?


こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。毎日ネットニュースを見るや否や、さっそく目に飛び込んでくるのはやっぱりコロナ関連のニュースです。今日は感染者200人(東京都内)かなどと思っていると、次の日には250人、その次には300人を越え、止まることを知りません。


緊急事態宣言が解けた今、街には人通りも以前に比べて多くなり、感染者が増えるのは当たり前と言われれば当たり前かもしれませんが、先の雲行きがまた怪しくなってきた感じは否めませんよね。


一体いつになったらこのコロナ騒ぎは終わってくれるのでしょうか。神に祈るしかありません。



腕がぐにゃ~んと曲がる人ーーー

今日は、このお話全体が雑談みたいなものなので、どうぞ流してお読みになってくださいね。(バレエの話もしますけどね!)


突然ですが、皆さんに試してほしいことがあります。自分の腕を胴体との角度が90度になるまで上げて、ひじから下、つまり上腕の力をだらーんと抜いてみてください。(四十肩のそこのあなたはどうぞ無理はなさらずに)

どうなりましたか?

僕はというと、、、

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こうなります!!!

気持ち悪いでしょう?僕もそう思います。こんな風にぐにゃーんと肘から反対方向に腕が曲がったそこのあなた、お仲間です。


調べてみるとこれはいわゆる「猿腕」というものらしいです。僕は今まで、腕を前にまっすぐ伸ばした時に(掌は上の状態で)、ひじがピタッとつくものを猿腕だと思っていましたが、僕のような症状の場合も猿腕と呼ぶらしいです。つまりどっちもです。

(僕が思っていた猿腕↓)

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この猿腕、余興に使えそうな武器にはなりますが、メリットはそれくらいです。(あとゴルフとか水泳には良いらしいです。)ましてや、バレエに猿腕はこれっぽっちも向いていないわけで、僕のコンプレックスの一つです。



なぜ猿腕の話???

しかし、なぜいきなり猿腕の話?と思った方も多いかと思います。それにはこんな経緯があります。


以前、このブログで「ボリショイ硫酸襲撃事件」について取り上げましたが、その時にちらっと登場した女性ダンサーがいます。皆さん誰だかわかりますか?あ、ちなみに魔性の女、ボロンツォーワではないですよ。

正解はこの人

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はい、皆さんご存じ、ボリショイの若手プリンシパルのオリガ・スミルノワです。


この記事を投稿したときに、「スミルノワの公演観に行きました」とか「スミチューのファンで、、、」といったコメントをTwitterなどで頂いていたので、(コメントしてくれた方ありがとうございました!)スミルノワについても取り上げられたらなと思っていました。


しかしどうやったら、スミルノワを面白く取り上げれるかなと長いこと悩んでいました。スミルノワとよく組むパートナー、セミョーン・チュージンについては、髪の毛がそろそろデンジャラスな時期に突入しているという、ベタなネタがありましたが、スミルノワについてはあまり思い浮かびませんでした。


そこで、スミルノワといったら、、、スミルノワといったら、、、と考えていると、あ!猿腕だ!ということになったわけです。そして気づいたら僕も猿腕だったというおまけ付きでした。くだらないですねー。しかし、どうかお許しを。


はい、こういった経緯を経てこのお話になったんですねー。おもろいでしょ。


ボリショイ硫酸襲撃事件の記事はこちらから↓


ダンサー紹介いきましょー

まず一人目は、ショーマ(セミョーンの愛称)からいきましょう。

セミョーン・チュージンボリショイのプリンシパルです。彼の武器はなんと言っても、このつま先でしょう。バレエ界一位、二位を争うつま先の綺麗さだと思います。

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そんな彼ですが、なんとノヴォシビルスク出身なんですね。僕が今住んでるところです。そして、韓国のスターダンサーズバレエ、モスクワ音楽劇場を経て、フィーリンの招待によってボリショイに入団しました。


劇場では、実際に彼のアルブレヒト、バジル、グランパなどいろいろなレパートリーを観てきましたが、もうね、ほんっっっとうに綺麗ですよ。ジャンプや回転などのテクニックは、至って平均的だと思いますが、その一つ一つのキレがずば抜けています。あと上半身の綺麗さも異常です。いい意味でね。身長も普通に180㎝はあると思います。どっかの自尊心の人みたいに、変にキラキラしてる人でもないしね。

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そんなほぼ完璧に近い彼ですが、先ほども申し上げた通り、残念ながら一つネタにできてしまう部分があります。それは、やはり髪の毛なんですねー。ないとは言いません。しかし、だーいぶ進行してきてますよ、彼のおけけのなくなり具合いは。若い頃はこんなにふさふさだったのに、、、

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バレエ界にはボリショイのアキーモフ先生をはじめ、僕のめっちゃ好きなプリンシパル、ロパーティンなど「育毛を始めようの会」の会員が何名かいますが、彼ももうすぐ常時会員かと囁かれるようになってしまいました。

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このまま会員入りするのもいいですが、その前にちょっとサンクトに行って、ツィスカリゼ校長先生の髪を分けてもらってもいいんじゃないかなと思う次第ではあります。



二人目はこちらの紹介したかった張本人のオーリャ(これもオリガの愛称ですよ)です。

オリガ・スミルノワ。同じくボリショイのプリンシパルです。彼女はロシアの古都、サンクトペテルブルグ出身で、2011年に名門、ワガノワバレエアカデミーを卒業しています。当時の先生はこれまた有名、コワリョーワ先生です。少しバレエに詳しい方なら聞いたことありますよね、この先生。ワガノワの名教師です。最近の卒業生で有名な子だと、マリインスキーのマリヤ・ホーレワちゃんとかですかね。あと超大御所だと、ディアナ・ヴィシニョーワなんかもこの先生の卒業生です。

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劇場では、彼女のジゼル、キトリ、グランパ、ライモンダ、オネーギンのタチヤーナなど、それはそれはたくさんのバレエを見てきましたが、どの瞬間を切り取ってもラインが綺麗なんですね彼女。ちなみにオネーギンは自尊心のロジキン君とのペアでしたが、本当に良かったです。ボリショイには他にもクリサーノワオブラスツォーワなどタチヤーナを踊れるダンサーが何人かいますが、僕は個人的にスミルノワのタチヤーナが一番好きです。


はい、あとは、先ほどテーマにもなった猿腕ですね。バレリーナの人、実は意外に猿腕の人は多かったりするんですが、スミルノワの猿腕は群を抜いています。猿腕で彼女を思い出しただけのことありますわ。少し比べていきましょう。

まずはザハロワ姉さん。

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意外にも猿腕だったザハロワ姉さん。

続いてエカテリーナ・クリサーノワ。

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はい、クリサーノワも少しですが猿腕です。

それでは、スミルノワ見てみましょうか。

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はい!ほらね?!すごいでしょ?群を抜いているというのはこの事ですよ。しかし、えーと、まあ、これだけです。彼女が美しいことに変わりはありません。今までにこんなことに注目して記事を書いた人がいたでしょうか。いえ、僕くらいでしょう。なんちゅーところに目付けてんだよと突っ込まれてもおかしくないことは了承済みです。


余談ですが、このスミルノワの瞬間を動画から探していた時に、あの有名なシーンに出くわしました。ニキヤがナイフでガムザッティを殺してしまいそうになるシーンですね。女の戦いです。ちなみにこの回のガムザッティはマルチェンコーワだったのですが、その目力が凄すぎて、ついスクショしてしまいました。それがこれ↓

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はい、マルチェンコーワ怖すぎます。睨み殺されるとはこのことなんだなと実感しました。女の人には優しくしようと思います。


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(↑このグランパがまじでいい!)

はい。今回はスミチューのお二人を紹介していきました。若干チュージンの髪の毛の話の方が盛り上がってしまったことは否めないですが、どうかお許しを。やっぱり髪の毛ネタは面白くてついつい手が進んでしまいます。


しかし皆さん大好きロジキン君もちょくちょく出てきたので、楽しんでもらえたのではないでしょうか。今後もよろしければ、誰々のファンだよーとかいったコメントお待ちしてますよ。どんどん取り上げていきたいと思います。Twitterでもインスタでも気軽にコメントしてくださいね。

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次回もお楽しみに!


以上今日の余談でした。


次回もどうぞよしなに。


細谷海斗





















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