生きる伝説
皆様ごきげんよう。いかがお過ごしでしょうか。今日は、「皆さん」を「皆様」、「こんにちは」を「ごきげんよう」にして、一段と上品な挨拶にしてみました。はい、そんなことはどうでもいいとして、
コロナの脅威が相変わらず止まることを知りませんね。いい加減コロナに関してお話するのはやめようと思ってはいるのですが、もう私たちの生活の一部と化してしまいましたからねー。
最近のニュースを見ていると、芸能界でもコロナウイルスに感染されてしまった方が多いのを見受けられますよね。もうどうしよもないと言えばそうなんでしょうけど、どうにかならないもんですかねー。
一方でロシアはというと、もうね、みんな余裕ですよ。コロナなんて何年前の話だよ状態です。完全に忘れきってます。最近、少し遠くのスーパーに行って帰り道に公園を通ったのですが、これですもん。ほら↓ (少し小さいですが、めちゃくちゃ人が集まってます)
まあこんな感じですよ。けど、僕はまだコロナを忘れちゃいません。手洗いうがいはもちろん、買ってきたものは除菌シートで全て拭き、マスクもしています。もしコロナで全世界の人が死んでも、僕は生き残れるようにこうした対策をこれからも徹底していきたいと思います。
僕が今ハマっている事
突然ですが、皆さんは今ハマっている事や物はありますか?このコロナの自粛期間中に何か新しい趣味ができたという人も多いのではないでしょうか。僕は最近の1、2週間の短い期間ではありますがハマっていることが一つあります。それは、、、
この人誰かご存じでしょうか?ちなみに僕は今19歳ですけど、たぶん僕より年上の人は知っている人が多いと思います。はい、この人はズバリ、昭和のスーパーアイドル松田聖子さんです。めちゃくちゃ可愛いですよね。
僕がハマっていることというのは彼女に限らずですが、昭和のアイドルの歌を聴いたり、観たりすることだったんですねー。2000年生まれの僕には程遠い話題だと思っていたのですが、ハマってしまいました。松田聖子さんをはじめ、山口百恵さんや森高千里さん、さらにはピンクレディーの曲などもバリバリ聞いていますよ、はい。
何が魅力的かというと、あの少数精鋭で本当に生歌で勝負している感じがすごいなと思います。もちろん今の時代のアイドルも可愛い方たくさんいると思いますが(正直興味ないので、あんまり知らないですけどね)、昭和のアイドルの方達のあのオーラ、完全にテレビの向こう側の人という感じ、本当にうっとりします。
ピンクレディーの最大のヒット曲「UFO」なんて、まだ僕の母が小さかった時代にあれだけ流行った曲ですからねー。すげーーー。
そんな彼女達は今となっては生きる伝説となったわけですが、バレエ界にもいますよね、生きる伝説が。ウラジーミル・ワシーリエフ?ミハイル・バリシニコフ?さあ誰でしょう。
バレエ界の生きる伝説
バレエ界の生きる伝説といえば皆さん、誰を想像するでしょうか?先ほどお話しした、バリシニコフやワシーリエフでしょうか?それともナタリヤ・マカロワ?、フリオ・ボッカ?、考えてみると生きる伝説となったダンサーは沢山いますよね。
しかし今回は、そんな人達よりもほんの少し若めの伝説となったダンサーを紹介したいと思います。
まず1人目
はい、もう皆さん分かりますね。シルヴィ・ギエムです。僕は正直パリオペについてはあまり詳しくないのですが、この人くらいはわかります。元パリオペのエトワールで、弱冠19歳で当時の芸術監督のヌレエフからエトワールに任命されました。もう次元違いますね。
彼女の特徴といえばなんと言ってもこの強靭で美しい脚と、元体操選手仕込みの柔軟性。パリオペでこれだけX脚(←正しくは反張膝ですね。バレエの世界だとよくX脚と言います)のダンサーは本当に珍しいと思います。僕の印象だとドロテ・ジルベールやレオノール・ボラックも見ていてもそうですけど、どっちかというと真っ直ぐにすらっと伸びた脚の人が多い印象です。あの膝の入り具合だと踊るのも大変かと思いますが、彼女はそれをいとも簡単に操ってしまいます。
この人はまさしく生きる伝説で間違いないでしょう!
そして2人目はこの人
はい、またまた皆さんもうお分かり。マニュエル・ルグリです。この人も化け物かと思うほど、バレエが上手い人ですよね。ギエムと同じくヌレエフ本人から21歳の時にエトワールに任命され、その後23年に渡ってエトワールとして活躍しました。その後はウィーン国立歌劇場の芸術監督に主任しましたねー。今シーズンからミラノ・スカラ座だったかな?(←あってますか?)
この人も沢山の魅力を持っているダンサーですが、僕が思う彼の一番の魅力はポーズ、ラインの綺麗さ、そしてあのオーラだと思います。もちろんパトリック・デュポンやニコラ・ル・リッシュなどに負けないテクニックも持ち合わせていますが、踊っている時の一つ一つの手の運び方、体のラインなどはルグリがダントツで綺麗だと思います。
というか、この頃のパリオペのダンサーは本当に化け物ダンサーばっかりだなとつくづく思います。
そして今回、なぜ皆さんにこの2人の生きる伝説を紹介しようと思ったかというと、ある動画を見つけたんですね。2人のパ・ド・ドゥの動画です。演目は「グラン・パ・クラシック」。
皆さんが思い浮かべるギエムのグランパといえばたぶんこれですよね↓
これこれ。有名ですよね。バレエフェスのやつね。現在のモスクワ音楽劇場の芸術監督のローラン・イレールとのグランパ。ギエムのおかっぱ頭が印象的です。マラーホフも負けじと女装してギエムの丸パクリをしたのも有名ですよね。
しかし今回紹介したい動画は、ギエムとルグリのグランパです。これねー、本当に凄いですよ。見たとき、ゾワっとして鳥肌が立ちました。どうぞ皆さんも心してご覧ください!↓
どうでしたか⁈凄いでしょ‼︎このパワー!優雅さ!そして観客の心を鷲掴みにするこのオーラ!この動画を見た瞬間、絶対にこれは紹介しないとという使命感に駆られました。
ほら、こうへいさん(←劇場の先輩です笑)。凄いでしょ?ルグリ!
(実は以前にこうへいさんがルグリの凄さをイマイチよく分からないとおっしゃっていたので、皆さんに紹介しつつも、こうへいさんに一番紹介したい動画でした笑笑)
はい、皆さんいかがでしたでしょうか?この2人の生きる伝説の魅力、伝わったでしょうか?
最後に僕から一つ皆さんに質問で、ひと昔世代で推しのダンサーなどはいますでしょうか?よかったらコメントや、Twitterなどで答え聞かせてくださいね。
今回は少し長めになってしまいましたが、ここまでです。いつも読んでいただき、ありがとうございます!
以上今日の余談でした。
次回もどうぞよしなに。
細谷海斗
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