ないものはない。

島根県には、中ノ島(海士町)という、日本海に浮かぶ、人口約2300人の小さな離島があるらしい。
島根県の約60km沖に浮かぶ隠岐諸島(おきしょとう)は、
4つの大きな島と約180の小島からなる群島で、その中のひとつ。
「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されているそう。
ジオパーク、というのは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた造語で、「地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる大地の公園」という意味らしい。

この街は、全国でも有名な「挑戦の島」らしい。島留学や、積極的な移住民の受け入れを行なっているそう。
そこに、去年(2021年)の夏、ホテルがオープンした。
ホテルの名前は、「Ento(エントウ)」
遠島?
「遠島」というのは、島流し、という、良くない意味もあるようで、昔、隠岐に島送りにされた天皇もいたとか。
けれども、天皇が島流しされるってことは、逆に言うと、何でもあるところだから、らしい。
しかし、あえてそのエントウ、をホテルの名前にしてしまうとは、きっと、もっと深く思いがありそうだ。
「離島」ってきくと、あまり良いイメージはなく、何にもない。っていうイメージ。
都会とは全く違う。
けれど、生き生きしている。
何だろう、これは。
簡単に言ってしまえば、町おこし なんだと思うけれども、もっと深い意味がありそうだ。
このホテルの社長さんが、興味深い。
青木敦士さん。
バイタリティというか、凄い。
11年前に嵐の松本潤さんが海士町に旅したときに、青木さんと会っていたそうで、
ホテルがオープンしたということで、再会してた。
11年前にも、ひとつなぎ
ってことをしていたことを、今も継続していて、旅って、人と人との触れ合いなんだということを考えたりもした。
やっぱり、旅っていいなぁ。
その島にも行ってみたい。

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