見出し画像

DGCは赤い闘志一点買いだよって話

岡本太郎も言っていた。「同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ」

舞台少女がトップスタァになる瞬間
奇跡ときらめきの融合が起こす化学反応
永遠の輝き
一瞬の燃焼
誰にも予測できない運命の舞台
私はそれが見たいのです

『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』

2022年最後のビッグマッチでお楽しみ燃料が投下されてから2週間ほどが過ぎましたがいかがお過ごしでしょうか。
若手だらけのリーグ戦開幕! いい言葉!
若手の層が厚くなると……嬉しい!
リーグ戦組めるだけの若手選手がいるっていうのはDDTファンとしても同じジャンル(私は東方Projectで二次創作活動をしています)で同人誌作り続けて12年の老害オタクとしても純粋に嬉しいんですよ。コンテンツもオタクも定期的に若い血と新しい空気を取り入れていかないと腐って悪臭を放つので。お前まだPAD長とか中国とか⑨とか言ってんの? まだ博麗神社例大祭が3月に行われてると思ってるタイプの人? すいません嫌いなタイプのオタクへの私怨が出ました。醜態を晒したので偉人の名言をサッと引用して変な感じになった空気を誤魔化そうと思います。
……そう、岡本太郎も言っていた。「なま身の自分に賭ける」と。
タローマンのDVD/Blu-ray、今月末発売ですね。楽しみですね。

わたしが祈りを捧げる先について

岡谷英樹選手に優勝してもらいたいよね……。
こんなnote読んでる人間は全員察しがついてると思いますけど……。
岡谷さんに優勝してもらいたいよね……。

最近初対面の人にも「遠藤さんとカリスマと岡谷くんが好きな人ですよね?」って確認されるようになったのでそういう認識されてると思ってます。よかったですね。
しゅんまおとCDKとEruptionも好きです。よろしくお願いします。

気持ちは「推す」の一言と姿勢だけで済むけれど

岡谷さんにDGCで優勝して、Twitterでのバチバチが言葉だけじゃないのを証明して欲しいし魅せて欲しい。
って気持ちの表明はこんな一行で終わってしまうし、結論は簡潔にするに越したことはないです。
が。
この記事を開いてここまで譫言読んでる人が求めてるものはそうじゃないと理解っているので、お前らが好きなやついきます。

オタク沼落ち怪文書 Short ver.

闘志が赤く染まる日/染まった日/染まりゆく日々

赤はもともと好きだったという。それに「気持ちが一番伝わりやすい色。俺のなかでは闘志、闘う気持ちは赤というイメージ」があったから、ピッタリのカラーになった。

週刊プロレス 2022年04/20号NO.2175 P102 コスチューム研究 岡谷英樹

Sweet Dreams!2022 TOUR in YOKOHAMAが、私のプロレス現地観戦2回目の大会でした。
この日私は北の東寄りの特リンに座っていました。この席位置の説明が何を意味するかと言いますと、The37KAMIINAvsEruptionの6人タッグマッチが終わって坂口さんが岡谷さんにガウンを手渡したコーナーのすぐ前に座らせていただいてたってことです。

この時の私は現地観戦2度目のクソニワカ狂人(くるいんちゅ)だったので推しのこと考えるのでいっぱいいっぱいだったんですが、まだキャリア2年にも満たない新人が加入を熱望して、新年早々の壮絶な査定試合を経て入ったばかりのチームのロゴが入ったガウンをリーダーから渡されるという“重み”が分からないほどアホではなく、そんな未来へ続く始まりが目の前で起きたらオッ!と記憶する程度には物事を考える余裕もありました。
そしてその翌週のSweet Dreams!2022~Ultimate Tag League 2022開幕戦~、今度は南の西寄り特リンに座っていました。
正面に近い位置からアタシ再生産されて真っ赤になった岡谷さんを浴びました。
岡谷さんの印象は、はじめてのハードコアマッチを境に雰囲気が変わった印象はあれど髪型とコスチュームの兼ね合いもあって地味だったし、開会式に上下スウェット着てフードを目深にかぶって全身隠してたの、今見ると違和感あるし今冷静に考えると爆発までの伏線だと分かるんだけど当時は少なくともガタイのいい選手に囲まれて陰になる立ち位置なのもあってそこまで気にならなかったし、言い方は悪いですがガウンに合うコスチューム変更はするにしてもそこまでイメチェンしないだろうと油断してたんだと思います。

今見ると岡谷さんの服装すげえ不自然だけどこの時の私はたぶんCDKに意識いってたな……。
オタクが死ぬ瞬間の視界!

オタクは死角から不意打ちされると沼る生き物ですし、元からEruptionをゆるゆる推してたオタクが新入りに何かを感じてたらその新入がなんか真っ赤でオラついたやつになって新登場してきたら好きになっちゃうだろ……って話なんですよ。
この次に現地観戦した沼津大会(Ultimate Tag League 2022 in NUMAZU!!)でサイン会並んで「が、がんばって下さいフヒッ」なんて言いました。ちょろいオタクのわかりやすい人生です。
タッグリーグでのEruptionは、後半で岡谷さんの疫病罹患もありスコアの上では1勝1敗1不戦敗1試合不成立の勝ち点2という奮わない結果になりはしたのですが、唯一の白星が竹下幸之介&上野勇希組だったこと、その試合後マイクで自分は赤い闘志だ! と吠えて大会を締めたのは、大きかったです。少なくとも私にとっては。
と、つらつら書きつつも、当時は岡谷さんをそこまで熱心に追っていたわけではありませんでした。プロレスに触れてまもなくて右も左も分からなかったし、何より推そうと決めた選手が無差別級挑戦者、後に王者になったので……ハマりたての勢いで推しに注力したくて……。
それでも推しとEruptionがぶつかると……嬉しい! ってなったり、4.1横浜(April Fool 2022 TOUR in YOKOHAMA)で岡谷さんがアメリカ遠征直前の竹下さんとシングルマッチするのが決まった時はぶち上がったしこの時も席配置がよかったので試合でもぶち上がりました。

完全に無防備な竹下さんの背中を強襲したのでブチ上がりました。

推しの2回目の防衛戦が終わって、翌月のCyberFightFestival2022ではDDTの選手権試合は行われないことが確定し(この時期アイアンマンヘビーメタル級すら東京都議会に流出していましたね)、ハマり始めから荒ぶり続けていた私の情緒も少し落ち着く前後のタイミングでKO-D6人タッグが行われ、BURNINGがエントリーされなかったこともあり心置きなくEruptionを応援してました。

予選突破決めたのが岡谷さんだったの嬉しかったですね。
これは5.22後楽園でのKO-D6人タッグ決定戦の時の。

新木場の夜を駆けた火の玉

話は少し飛びますがガンバレ☆プロレス大田区総合体育館体育館大会でROMANCE DAWNとCDKのタッグマッチが行われることが5月に決定していました。にわかでも魅力的だと分かるタッグマッチに現地に行くのか生配信で観るのかは決めてないけどミリしらで挑むのは失礼だろう、と、そういう面倒くさいオタク思考回路で本当にたまたま観ていたのが、狂い咲きサンダーロード2022の生配信でした。
この大会で何が起きたかというと……

大家健代表が突然やってきたEruptionに拉致された衝撃事件ですね。
初めてリアルタイムで見るガンプロで可能な限り空気の吸収をしようと背筋を伸ばして観ていたら治安が悪い推しユニットが黒のマセラティにまたがって乱入してKENを拉致したので……嬉しい! になったし、これの少し前に坂口さんと岡谷さんがKING OF DDTにエントリーされてたのでテンション青天井になっちゃいますよね。雰囲気で生きているオタクなので……。

夏に咲いたきらめきとラフレシア

CyberFightFestival2022でまあいろいろと(いろいろと)#いろいろと、あって、沈み込む日もあったのですが、手元にチケットはあったし遠藤さんがいないリングは寂しいけれど遠藤さんがいなくてもドラマは進むし、若手がふたりもトーナメントに初出場する新陳代謝……嬉しい! の気持ちもありました。
カードが出た時点で圧倒的大多数の人はHARASHIMAさんの勝利を確信して、更には2回戦でDISASTER BOX対決期待したりなんかしてたと思います。わかります。でも私はジャイアントキリングの夢を見たし、試合決着後のコメントを観て、次の機会を期待していたりなんかしてた気がしますがこの時期本当に情緒がアレだってので本当に覚えていません。申し訳ねえな!
いろいろありましたが無事に遠藤さんの復帰日が決まるなり嬉しいカードも出ました。この少し前にEruptionがまた大家代表を拉致ったりガンプロの大田区大会に出たりもしましたね。お気付きかと思いますが時系列に整理して書くことを放棄しています。

推し復帰2戦目! 好きどうしのシングルマッチ! 嬉しい! になっていたのですが悲しいことに岡谷さん5ヶ月ぶりの疫病罹患により流れてしまい……。感情の置きどころが分からなくなったニホンゴチョトカケルオタクが何をしたかというと東方Project×DDTのパロディ同人誌を出して作中で遠藤さんと岡谷さんを組ませました……。

何が怖いかってこの本1時間で完売したんですよね。

8月以降は……遠藤さんが無差別挑戦決まったり、今度は遠藤さんが疫病罹患したり、やたら岡谷さんが6人タッグ選手権試合含めてDAMNATION T.Aと対戦する時期が続いたり、遠藤さんは2022年3回目の欠場とD王あったり、坂口さんがポコたんの魂になったり、岡谷さんの誕生日に大阪大会があったのでサイン会の場で誕生日おめでとうが言えたり、私が疫病に罹患したり、遠藤さんがKO-D6人タッグ巻いたり、フェロモンズにエヴァの呪いのぶり返しを食らったり、板橋大会で遠藤哲哉VS岡谷英樹のシングルが決まったり、それこそDGCが発表されたり、色々ありましたね……駆け抜けた下半期……って思いながらスマホの画像フォルダとポートレートとチェキのファイルを開くと、8月から岡谷さんのサイン会に並ぶ機会が増えてるしリモートサイン会でも買うようになったのでこの時期で沼にズブってたんだと思います。全てはうろ覚え……一昨日の晩ご飯もうろ覚えの痴呆赤ちゃんなので許してください。昨日の晩ご飯はお雑煮でした。

これは8月の横浜でDAMNATION T.A襲撃してタイトル挑戦決めた時の。

既知の外で狂わせて

というわけで無事に4度目の正直が実現いたしました。年明けから縁起がいいぜ。席も南側だしな! みたいな軽率浮かれポンチになっていたオタクは、岡谷さんは奇襲はするだろうけど言うてガウン脱いで背中見せたタイミングとかやろ……みたいな油断をしました。

見て下さい、この完全に油断しきったカメラアングル!

試合内容は100の言葉を重ねるより1回観た方が早いので観て下さい。
結果から言うと遠藤さんがゆりかもめでギブアップ勝ちを取りました。
けど、プロレスとは一度の試合で人間ドラマが完結することはさしてなく、過去からの縁を繋いで未来に向けて文脈を積み重ねる面があり、だからこそ、だからこそ、押され始めたタイミングで「遠藤哲哉に張り手をする」という選択を取れた岡谷さんを評価したいです。2022年7月以降の遠藤さんに張り手するのはルール上何も問題ないけれど、選択する勇気と、その手段をとったことに当人が考えていないしましてや望んでもいない文脈が乗るリスクが発生してしまうことになってしまったんだよなぁ。悲しいことに。
だからこそ遠藤さん復帰戦で笑顔で張り手したHARASHIMAさんと、無差別級選手権の終盤で張り手を出した樋口さんがめちゃ好きだし、味方が誰もいないリングの上で激情と喰らいつく闘志を掌に乗せた岡谷さんも結果こそら負けだったけど、負けたんだけど、張り手の鋭い音で空気が張り詰めたのも構わずに攻勢に徹せた姿に、やっぱ彼に一点買いしてぇ〜になりました。
シングルマッチ相手を推してる観客の視線と意識を少しでももぎ取れてるって凄いんですよ。凄いんです。そんな熱さを持っている選手なんです。

言いたいことは同じ言葉の繰り返しになるけれど

今年始まって既に3戦、今年入って勝ち星はゼロ。それでも私が岡谷さんの優勝を疑わなくて、リーグ戦を駆け抜けてくれという祈りを託している根拠はどんな結果だろうと最後の最後まで食い下がる姿勢と炎を絶やさない眼のギラつきです。その真っ赤な炎で相手を焼き尽くし、ハリウッドの夜を燃え上がらせますように。
ご清聴ありがとうございました。

やり合うところ、見せて下さい。

いただいたサポートはチェキ代になります