なぜあなたは自己啓発系のセミナーに行っても変われないのか

『ゴールは実現可能な目標でなくてはならない』と言うのがそう言うセミナーの通説でその先には今と変わらない日常が平行にあるから。この1個とにつきます。

みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?田中海哉です。さて、私の学校も今コロナの影響で休みになり、時間があるのでキンドルで『頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』て言う本を本当かな?と疑心暗鬼ながら読んでいるのですがかなり面白いんですよ!さてその中の項目で自己啓発の通説に騙されるな都言う項目があったので、おそらくこれから不況になるにつれて怪しいイベントが多分オンライン上で増えていくと思うのでそれの警告と自分自身への自戒も兼ねて簡単にようやくします!悩んでいるみなさま、少々お付き合いを!

さてこの書籍の中に書いてあることをサッと要約するとこんな感じです。自己啓発系のセミナーの通説は『ゴールは実現可能な目標でなくてはならない』と言うのが通説としてあるがそもそもこれをしてしまうと現状を肯定しているような状態になるので自分のコンフォートゾーン<自分が気持ちいいと感じるところ>は変わらず変化できない。ざっくり要約するとこんな感じです。確かにこれはその通りだと思いますね!社会にはいくらでもそんなセミナーが開かれているのに変われないのはそんな教師側の間違いがあるからだと思います。参加者側が真剣に自分の時間を投資してるのに教師側の怠慢で変われないのであればそれは単純に参加者側の冒涜に過ぎませんね。

さて、少し脇道にそれましたがそれではいったい我々はどうすればいいのでしょう。それは『自分のゴールは現状の外側に設定しなければならない』と言うことです。例えば、『今の会社で社長になる』と言うゴールを仮に持ったとすればあなたが今持っている『今の職場にモヤモヤしている自分』と言う自分のコンフォートゾーンから移動していないことになるので変われません。なのでもっと荒唐無稽かつ現実的でないくらいがちょうどいいです。例えば普通の会社員のあなたが『トム・クルーズに比肩するような映画スターになる』と言うのをゴールにします。すると今の会社で働いている、パソコンを打っている自分と今の自分に不和が生じより脳は臨場感が高いもの<この場合だと上記の夢ですね>に近づこうと働きます。ちょっと用語を使うと『人知的不協和音の解消のために働き始め、臨場感が高い方にシフトする』といった感じでしょうか。そしてそうなると今度はコンフォートゾーンが移動しより臨場感が高い物を達成するためにはどうすればいいのだろう?と言う方に意識が向きそれまでは見えてこなかった方法や道筋がパッと見えてくるそうです。これがアメリカで発展したコーチング理論です。

海外では当たり前に使われている理論ですが何故日本では使われないか。それはコーチング側にあなたの幸せを真にねがってないからでしょう。心のどこかでうまくコントロールして自分の利益にしたい。又イベントに来てもらいお金を使って欲しいなどの考え方があるのかもしれません。もちろん、そうでない方々もこの世の中には大勢いらっしゃることは理解しています。ですがきっとこのタイトルに惹かれてここまで読んでくださった方々は多分そのような人々に従っている状態なのではないかと思います。見分け方は簡単です。『あなたのありのままの願望を伝えても否定されないかどうか』これだけです。そもそも、心からその人の成長をして欲しいコーチならば肯定してくれる事だと思います。それを少しでも否定したり、過去のエビデンスを使用して実現不可能なことを証明しようとするならいっさい聞かなくて良いです。何故なら、あなたが思う以上にあなたの願望から導き出される成長の度合いはエビデンスで測れるものではないからです。

思い返してみれば私も17歳と若輩ではありますが様々な大人に揉まれ成長を阻害されたこともありました。おそらくこれからコロナの影響で少し暗い世の中になる今だからこそみなさまにはこんな詐欺師に騙されずにより楽しく、より自由に過ごしていただけると嬉しいです。皆さん本当に世の中は大変ですがあなたは一人ではありません。一緒に乗り越えてサバイバルしていきましょ!

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