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御宿町を活性化する具体策を考える

なにかしらターゲットがないと進まないよねーということで、後輩が御宿に移住したこともあり、まずは御宿町で考えてみたいと思います。
来週5/25(水) に御宿まで視察に行ってきます(^.^)

TOPの画像は、その後輩が最近始めた画像販売から購入したものです。

超ざっくり言うと、20年前と比較して、御宿は観光客が激減。その対策が全く打てていない。ここ二年は特にコロナだったし。水産業が期待されるが、プロデュース能力が低く、ブランドも売上も純減している。情報発信するメディアもないし、人材もいないってことかと。イベントや単発の打ち上げ花火では産業は興せないでしょう。なので、御宿町と一緒になって、御宿が魅力的に見えるメディア、人材交流、インフラの再構築などをしていく必要があるでしょう。

御宿町は、海水浴を中心とする観光を主要産業として発展してきたが、近年、若者の海水浴離れや従来型の家族連れ・団体・パッケージ旅行から個人旅行への形態の変化により入込客数は減少している。観光客の動態を見ると来訪者数の6割が千葉県内、4割が首都圏を中心とした関東近県からの来訪者であり、千葉県内からの来訪者は日帰りが大半を占めている。来訪目的の半数が海や海岸の自然環境を目的としている。

近年の観光客入込数の推移について、東日本大震災の影響により、平成 23 年(2011年)に急減している。各種イベントの実施等により増加基調にはあるものの、震災前の水準を回復するには至っていない。

https://www.town.onjuku.chiba.jp/content/files/kikakuzaiseika/kikaku/CCRC/tiikisaiseikeikaku.pdf

https://www.town.onjuku.chiba.jp/top.html

御宿町としてのHPはあるんですが、作りは古いでさぁーね。そりゃそうでしょう。大昔のYahoo! のようなディレクトリ型のパンフレットの電子化、時代を感じます。決して、情報発信目的のメディア型にはなってはいませんよね。それするには、ぶっちゃけ、戦略といいますか、何をフィーチャーしていくのか? の決めがないと出すものがありません。というか、出すものを決める選定基準やプラオリティがありません。つまり、運用できません。

先ほどの資料を読むと、そこそこリアルに状況が掴めます。

御宿町は、自然豊かな観光の町であり、都市部からの中高年齢者の受入れの先駆け的存在であるが、現在では、人口減少と高齢化への対応が喫緊の課題となっている。とりわけ 29 歳以下の階層は、大学等への進学や就職により町外へ転出し、その後、地元に戻ってこない状況となっている。

一方で、昭和 63 年から分譲が開始された御宿台地区に過去に多くの移住者を受入れているため、同地区を中心に高齢化率が高くなっており、住民の年齢構成が偏ったものとなっている。

さらに、人口減少や高齢化の進展により、町内の小売業者やサービス業は低迷し、農業や水産業を含めた多くの産業において新規就業者や起業者、後継者が不足しており、そうした状況がさらに人口流出を招くという負のスパイラルに陥っている。

現在、年間を通して集客を図るため、砂浜を活用したバレーやサッカー、ライフセービングなどのビーチスポーツや伊勢えび祭りなどのイベントを実施しているが、交流人口の増加や移住のきっかけづくり、雇用の場の創出などには結びついていない。

ボランティア団体や趣味のサークル活動団体は数多くあるが、高齢化の影響により担い手として活動に参加できない者が増えていることや、新たな参加者が少ないのが現状である。

御宿町は、約 25 km2 というコンパクトな地域に、海と山があり、農業者や漁業者がいて、宿泊や多用なレジャーができるなど、多くの素材を有しているが、町民自身がこれらを地域の重要な財産であると十分に理解できていないことに加え、これまで各主体が地域の活性化の取組を実施してきたが、ニーズ調査や分析、PDCAサイクルによる創意工夫、行政との協働や横の連携などの取組が欠けていたことなどから、単発・短期的なものが多く、成果を挙げることができなかった。

自立した町として、将来に渡って持続可能な地域を目指していくためには、都市住民にとって大きな魅力である、御宿町の地域資源や立地条件を活かして、行政と多様な主体が連携して、地域の高齢者の安心な暮しを守るとともに、地方への移住希望者の選択肢となるよう御宿町ならではの魅力あるまちづくりや、子育て世代や若者世代にとっても暮らしやすい環境づくりや雇用の場の確保に取り組む必要がある。

https://www.town.onjuku.chiba.jp/content/files/kikakuzaiseika/kikaku/CCRC/tiikisaiseikeikaku.pdf

これまた、ざっくりですが、私としては、御宿町にサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフのようなシーフードレストランができ、観光地として勃興し、若者がデートやナンパしに来る場所として、かつての輝きを取り戻して貰えたらいいなーと考えています。

ただ、その前にやらなきゃならないことがあるようで、例えば、後十年経つと働き手が更に減り、しかし、高齢者はまだ生存している。供給が減っても、需要はなくならないというこの不均衡が発生し、これをまず是正していかないといかんわけです。
先日、ホリエモンの動画を観ていて感心させられたのは、「小麦の奴隷」(彼が経営しているパン屋の全国FCチェーン)がウケている要因には上記のような背景があると。中間地点にセントラルキッチンを持ち、パン生地を納品、お店では焼くだけ・・・(それなら、人口減の地方でもやっていける)というインフラを全国に構築していると。さすがですね。

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