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ふらっとお散歩。 #4

 早いもので1月はあっという間に過ぎ、もう2月ですね。年末年始は忙しなく過ぎてしまいましたが、ちょこっと時間ができたので友人とふらっとお散歩へ行ってきました。

「遊ぶべ何する?」
この一言からカメラだけ持って自宅へ集合。午前はそれぞれやることやって時刻は既に14時でした。まぁとりあえずどっか行こうと、県北の山を目指し車を走らせます。
彼は高校からの付き合いで、数少ない友人と呼べる人。
目的も特に決めずとも、趣味や嗜好が似てて、だけども違いもはっきりあって面白いと思える人は貴重ですよね。

自宅から1時間ちょっとでしょうか。峠の行き止まりまできました。山深い谷の雪景色を楽しみながら、あーでもないこーでもないと話しながら車を止めます。
利根川の上流で、この場所はやはり街に比べ雪は多いと感じます。

川見に行かない?
そう声をかけ、飄々とカメラを携え歩きます。

雪を纏った渓流はこの時期にしか見れません。この時期に水量もしっかりとあり、力強さを感じます。人気のない場所で川の流れる音、風の音、山のツーンとした香りを楽しんでいると川辺には黒い小さな鳥がひょこひょこしてます。
おそらくカワガラス。写真に収めるのは至難の業。気温は氷点下でカメラを構える手は悴みます。

そんな中、向かいの斜面に何かの気配が…
とっさに目を凝らしカメラを構えます。


気配の正体はこの方。
「ニホンカモシカ」です。

カモシカの写真は友人が収めたものです。

ウシ科で国の天然記念物にも指定されているニホンカモシカ。ここら辺に住んでいると度々見かける愛くるしいやつです。
写真に夢中になっていると、日も翳り始め帰路に着きます。
ふらっとお散歩も、半日でものすごく充実できるのは自然豊かな環境のお陰ですね。


自宅に戻りコーヒーを1杯。
とった写真をちょこっと確認して今日は解散。
また、彼とのふらっと散歩をシェアできればと思います。何気ない1日を充実させるためにも、ふらっとカメラを持って出かけることをオススメします。

ではまた次回。

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