最近の記事

Carp on the Fly. #18

「鯉」日本人に馴染みの深い魚。緩やかに流れる川や沼、そして用水路でも見かける魚。自分の地元では「鯉の洗い」として馴染み深く、ローカルなスーパーに売っているのでよく食卓に並んでいました。刺身とは区別され、温水につけコリっとした食感で酢味噌で食べると本当に美味しい。なかなか食べることに馴染みはないと思いますが病みつきになる味です。  さて、そんな食用としても愛されている「鯉」について今回は書こうと思います。 Carp on the Fly.タイトルにあるようにフライフィッシングで

    • Mountain stream fishing last game. Episode「定番のキセキ」#17

       2023シーズン釣行最後の振り返りです。禁漁間近の9月16日。この記事でも紹介したT氏と釣りに出掛けた記録です。「フライフィッシング」に魅了され、やっぱり釣りは面白いと思えた日。そんな瞬間、時間を綴ります。  時刻は8時30分を過ぎた頃、一件の通知。「今日どうするか」禁漁まであと数日ということもあり、秋めいた川を歩くことに。攻めた感じではなく、近場でもいいから自然の中でいい時間過ごせたらいいな、みたいなゆるい感じです。お互い「ゆっくり準備してから集合で」てな感じで、家の掃

      • Mountain stream fishing mid game. Episode「シュレーゲルの季節」#16

         「シュレーゲルアオガエル」皆さんはこのカエルを知っていますか? アマガエルより大きく、見つけるとこの鮮やかさに目を惹かれます。「コロロ」みたいな鳴き方をするこのカエル、自分の住む地域だと探そうと思うと中々見つけられません。日本の固有種ですが、名前の由来はオランダのライデン王立自然史博物館館長だったヘルマン・シュレーゲルに由来するそう。 鶸萌黄色を纏い腹部にかけて鮮やかなグラデーションのその体は日本の色彩感覚を彷彿とさせます。よく似たアオガエルにモリアオガエルがいますが、目

        • Mountain stream fishing mid game. Episode「太助の谷」#15

           「沼田城下の塩原太助」 群馬県民であればこのフレーズを一度は聞いたことがあると思います。 そう、上毛かるた「ぬ」の札に登場する人物です。 今回はその塩原太助の生まれれの地(諸説あり)を流れる川に出かけてきた話です。 季節は梅雨明けの7月、お馴染みのT氏と車を走らせます。 道中なぜか饅頭食いたくね?と話になりドライブインに寄ります。 地元では有名な太助饅頭。塩原太助をモチーフとした御饅頭で、粒あんがたっぷり入っています。行動食で早速購入して現場に向かいます。 いつも通りの

        Carp on the Fly. #18

          里の釣り。#14

           2023シーズン振り返り、「里の釣り」編。季節は新緑の5月からの釣行記録です。 自分の釣行スタイルは自宅から半径50km圏内。家庭とのバランスを考え、家事や見送りなど済ませてから川へ出かけます。自ずと釣行時間は短く、釣行開始も朝イチではなくなってしまいます。それでもいい魚に会いたい。 そんな休日アングラーのわがままに付き合ってもらうには工夫も必要です。 ・ホーム河川を2本決め通い詰める。 ・カバーが多いフィールドを選ぶ。 この2点を軸に動きます。同じ河川に通い詰めること

          里の釣り。#14

          フィールドワーク #13

           2024年一発目の更新です。 本年もゆるーく活動して参りますので、お時間ありましたら覗いてやってください。 さて、今回は年末友人が帰省したタイミング会うことになり、お散歩へ出かけた時のお話。12月とは思えない暖かさの中、里山を歩いてきた様子をご紹介します。 12月中旬、「年末どこかで会えない?」そう連絡が届く。 彼とは中学、高校と一緒で自分の格となる部分を形成した高校時代を過ごした同志です。 何をしようか話し合い、どこか街に行くのもなんだか違う気もするし、とりあえず山行こ

          フィールドワーク #13

          Hans J.Wegner Daybed sofa GE258 #12

          みなさんこんにちは。今日は我が家のソファを紹介。 「デイベッド」その一言で、あぁあれねと分かってしまう超名作。 Hans J.Wegnerのデザインによる GETAMAのGE258。 ハンスウェグナーは1914年ユトランド半島の街トゥナーの出身。14歳で家具職人の見習いとしてそのキャリアを始め、20世紀を代表するデザイナーの1人です。 奥さんとこのソファをSNSで見てから一目惚れ。そこから置いてある店や、どこで買おうか、楽しい時間が始まりました。 僕たちの住んでいる群馬では

          Hans J.Wegner Daybed sofa GE258 #12

          クリスマスリース #11

           今日は奥さんと山小屋(実家)にクリスマスリースのワークショップに行ってきたお話です。 私の実家は山間部にあり、自宅とは違ったテイストであり個人的に山小屋と呼んでいます。母親は自宅兼アトリエの山小屋で、花の栽培・ドライフラワー作成・作品制作を 行っています。 季節は師走、街はクリスマスモードになってきましたね。そこで、母親のもとを訪れクリスマスリースの作成をしてきました。 まずはアトリエ見学です。 農場は山小屋から車で15分のところにあります。グリンシーズンはそこで花を育

          クリスマスリース #11

          愛車遍歴 #10

            釣り人と車はとても深い関係にあると思う。 機能面、デザイン、「釣り人の色」を表現してくれるものだと感じる。 18歳の時に免許を取ってから8年。これまでに3台の車に乗ってきたので、それぞれ振り返ってみようと思います。 ① SUZUKI ジムニー 660 ワイルドウィンド 人生初めての車はジムニーでした。クラシカルでタフで、アウトドアっぽさ全開といえばこの車。一度は乗ってみたい車の中の一つ。地元の街ではよく見かける車だけど、なんだか惹かれます。 鱒釣りを本格的の始めたの

          愛車遍歴 #10

          Mountain stream fishing first half. #9

          渓流シーズン閉幕から早2ヶ月ちょっと。今回は2023シーズン前半戦を振り返っていこうと思います。 初回の釣行は雪の残る3月2日、T氏との釣行です。今やT氏は世界を旅してる最中ですが、2023シーズンは彼との釣行が多かったなぁ。 当日お昼ぐらいに集合し、まずは地元の定食屋で飯。どこ入ろうか、今年はこんなことやりたいなんて話していると時刻は13時を回った。 外を見ると吹雪。風も強く今日はやめようかなんて話もしたけどやっぱり解禁はお祭り気分。車は現場に到着。 今シーズンのテーマ

          Mountain stream fishing first half. #9

          レイズドベッド #8

           ガーデニング記録の続きです。 「庭で野菜作ってみたいなぁ」そんな一言から、庭にレイズドベッドを作ってみることになりました。 我が家の庭はそこまで広くありません。家の近所には広大な畑があったりしますが、わざわざ借りてやるほどでもありません。自分たちが食べる分だけ、ちょうどいい畑が欲しく、調べた結果レイズドベッドに辿り着きました。 資材は近所のホームセンターで揃えて、作り始めたのは春先でした。 1×4材をメインに組み立てました。 基礎はコンクリートブロックを使います。素人D

          レイズドベッド #8

          Flower #7

           皆さんは花を飾る、贈るといった習慣、日常はありますか? 花を贈る起源はヨーロッパで、1300年ごろからはアレンジメントが広がりを見せ古くから習慣はあったそうです。日本では花を贈るといったことが行われ始めたのは戦後、欧米文化が入ってきてからだそう。 日本には「いけばな」といった華道文化があり、6世紀ごろに仏教と共に広がりを見せ、16世紀ごろには天皇・貴族によって高められたそうです。 日本の自然信仰「神道」、樹、花、山など自然に神が宿るといった信仰もいけばはなど、花の命を頂く

          ガーデニング1年目 #6

           どうもkaiです。 今回はガーデニングを始めて1年ほど経ったので、その記録とこれまでを振り返ってみようと思います。家を建てたタイミングで庭づくりに興味が湧き、植栽やら花壇やら色々お金をかけすぎず楽しんできました。その中での楽しみ、気付きをつらつら書いていきますね。 まずは玄関アプローチから振り返ります。 最初はこんな感じでした。 計画段階から自分たちでアプローチはやりたいと思っていました。 ただ、門柱は業者に依頼しました。使った照明などまた別の機会に書こうと思います。

          ガーデニング1年目 #6

          魚観察箱 #5

           こんばんは。久しぶりの投稿です。 趣味の渓流釣りは禁漁を迎え1ヶ月ちょっと経ち、今シーズンをつらつらと振り返ろうと思います。 今年のテーマ「魚観察箱」アクリルケース。 SNS界隈で見かけるようになったアクリルケース。投稿される写真を見て、 これはやってみたいと思い色々調べ始めたのが3月初旬。 オーダーで作れることを教えてもらい、早速オーダーしてきました。 ものは試し。ちょっと大きすぎました。 まぁまぁ。今シーズンはこれで様子を見ながら使用してみました。 渓流魚を側面から観

          魚観察箱 #5

          ふらっとお散歩。 #4

           早いもので1月はあっという間に過ぎ、もう2月ですね。年末年始は忙しなく過ぎてしまいましたが、ちょこっと時間ができたので友人とふらっとお散歩へ行ってきました。 「遊ぶべ何する?」 この一言からカメラだけ持って自宅へ集合。午前はそれぞれやることやって時刻は既に14時でした。まぁとりあえずどっか行こうと、県北の山を目指し車を走らせます。 彼は高校からの付き合いで、数少ない友人と呼べる人。 目的も特に決めずとも、趣味や嗜好が似てて、だけども違いもはっきりあって面白いと思える人は貴

          ふらっとお散歩。 #4

          Yamame #3

           さて、前回の続きです。今回は今まで出会ったヤマメの記録。 個人的にイワナとは違った魅力を持つ魚です。里川、本流域、山岳といった場所で出会うことのできるヤマメ、個体ごとの模様やフォルムに惚れ込んでしまいます。 自分は好んで里川と呼ばれるようなフィールドのヤマメを狙いに行きます。6月よりカバーゲームが主体な里川をテンポ良く釣り上ると、素敵な出会いが待っています。 このヤマメは釣りを始めて間もない頃、春先に出会った個体です。 人生初めての尺ヤマメ。めちゃくちゃ震えましたね。こ

          Yamame #3