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褒められて喜ばない方がいい

生き方研究家のカイジマです。今回は本物である人や天才と言われる人達はもはや人から褒められることないんだなというようなお話です。


人から褒められてるってことは通常、嬉しいことではありますよね。でもそれって『思ってたよりスゴイじゃん』って感想の裏返しだと思いませんか?


この『思ってたより』ってところがミソで、本当はそこまでレベルが高いと思われてなかったということになります。今回はそんな話。


ラジオでも聴けます。

天才すぎて真似できない境地


マキシマムザホルモンでバンド知ってますかね。


僕結構好きで、YouTubeで楽曲は聴けるけどApple Musicとかのサブスクでは聴けないんですよね。サブスク解禁してないのは戦略として結構面白いなと思うんですけど、マキシマムザホルモンの音楽を聴こうと思ったら基本YouTubeの公式チャンネルでしか聴けないんですね。


マキシマムザホルモンの特徴として歌詞が何言ってるかわからない、日本語のはずなのにめっちゃ英語っぽく聞こえるってのがあって、字幕無ければマジで全く聞き取れないんです。


去年出た曲が相変わらず何言ってるか全然わからないので、Youtubeの企画で『俺にはこう聞こえる選手権』をやるってことでタモリの空耳アワーとガキ使をオマージュしてました。


これめっちゃ面白くて、動画見てたら音楽に詳しいプロのおっちゃんが2人で出てきてマキシマムザホルモンの新曲を批評をしてるんです。


その2人はめちゃくちゃ音楽に詳しくて、いろんな音楽背景とかロックの歴史とか、イギリスではどうとかアメリカではどうとかそういう話をしてるんですけど、基本的にはマキシマムザホルモンのことを褒めてないんですよ。


もう、ホルモンはすごすぎて天才っていうのは前提すぎるから、いちいち『ホルモンのこういうところがすごいよね』とかも全然言わないんですよ。


その時に、本当に本物だと認められた人は、本物の専門家からはもはや褒められることはないということを改めて認識しました。


褒められないようにならないといけないな


そう考えると「君こういうとこすごいよね」「こういう能力あるよね」とかって言われてる時点で、まだまだめちゃくちゃ格下だなってやっぱ思ったわけです。

僕自身も近年褒められることもあったんですけど、その時は真に受けるというか、そのまま言葉を受け取ったら嬉しいわけです。でも今振り返ると、僕は全然完璧でもないし天才でもないし、まだまだの実力なのに、褒められるっていう時点でやっぱりおかしいことだと自分で違和感に気づくわけです。


「本当は俺はもっとできるだろう」と思ってるところに全然行ってないのに、そこに辿り着く前の段階で褒められてる時点で自分でも違和感あるわけですね。


もう突き抜けすぎて本当に天才・本物・怪物の人みたいに自分の世界観でパーンと突き進んで他に誰もライバルがいないって状況になったら、もちろん比較対象がいないから褒められるとかはもうないわけです。


当然ながら本物になるとか突き詰めるというのは、そこまで行かないといけない。


マキシマムザホルモンの真似をしても本物にはなれなくて、結局二番煎じ三番線時です。でも真似される立場のホルモンはやっぱ本物だなって感じですよね。目指されてる対象ってこと。


結局何かをやるんだったら突き抜けないといけないんだなと思うし、自分にその覚悟や信念があるかどうかです。影に隠れたところで目立たず二番煎じとして生きていくというやり方もちろんあるし、全員が1位狙う必要ってないと思うんですけど、「割とすごいじゃん」と褒められてる時点では半人前だということを僕たちは意識しないといけないと思うわけです。


プロってここまでのクオリティを出せて当たり前って思われてるから、悪い意味で期待を裏切ってはいけないわけですよね。



一発屋とか、2〜3年だけちょっと頑張ったとか、一時的にいい結果出しても社会的な評価とかには全くならないわけですよね。


例えば本を冊出版して、1回バンっ!と売れたとしても、そこで終わってしまったら誰もその人のことを作家だと思わないわけです。


お笑い芸人の麒麟っていますよね。川島は今、ラヴィットを帯番組やってるからみんなけっこう知ってると思いますけど、相方の田村の方は、関西住んでる人しかもう知らないんじゃないかな。


その田村の方は10何年か前に『ホームレス中学生』という本を出してめちゃくちゃ売れて、麒麟として先に知名度上がったのは田村の方だったんですよ。本が売れたから著者として有名になって、一時的に社会的な知名度バンって上がって3億円ぐらい印税入ったとか。


でも今、著者として有名かって言われたら全然違いますよね、芸人だし。
で、芸人としても別に相方ほど有名かって言われたらそうじゃないですよね。


だから1回当てただけとか、ちょっとだけ稼いだだけでは、ずっと残らないわけですね。活動を更新して残るコンテンツを作り続けることに意味があるということですね。


いきなりパンっ!売れることを狙うんじゃなくてコツコツと、伸びなくてもいいからとにかく続けていくことがやっぱり大事だと思うんですね。


芸が車で雨が時代



お笑いコンビのオードリーの若林が言ってたんですが

芸が車で、雨が時代

って言葉が結構粋だなと思いました。


どういう意味かというと、


高速道路を運転してて突然雨が降ってきたら、「雨降ってきたー」ってなるけど、雨は元からそこでずっと降っていて、自分たちが勝手に雨に突入していったというのが正しいんだと。


つまり、自分たちはまっすぐ走ってただけだけど、雨が降ってる場所に追いついた、みたいな。


要するに止まらずに走ってたらチャンス来るよみたいな話ですね。


情報を発信するビジネスでも、これまではお金を稼ぐ方法とか具体的なノウハウみたいなものがウケる時代だったけど、これからはもっと精神性の高いものがウケる時代になります。


すぐに伸びなかったり稼げなかったりしても、時代はちゃんと来ることを信じて辞めずに進んでいけばいいと思うよ。


これから伸びる情報発信


これから意味を持つ商売は創作活動になると思いますね。コンテンツを世に発信していって認知度を得る活動が肝になってきます。目先のフォロワーを得るためにポチポチやるのも少しは効果あるけど、発信するコンテンツの質を上げる努力が重要だなあと思います。

そのために一番効果的だし、身につけておくべきスキルは文章力です。近年は動画を見る人が多くなってるとか、若い人は文字は読まないとか色々言われてますが、全部ポジショントークです。

人が想いを伝えるときは文章でじっくり時間をかけて創作する方が気持ちがこもります。ショート動画みたいなものなどには想いは載りません。
なので、人に面白いと思ってもらえるような文章を書けるようになると、自然とファンがついてきます。人が集まってくるとお金も集まってきます。面白い文章が書けるようになると結構簡単に人生を変えることができるようになります。

誰でも簡単に面白い文章が書けて、それを習慣化できる方法を以下の記事にまとめたので読んでみてください。

🔸カイジマのプロフィール

2年間、訪問販売員としてゴリゴリに飛び込み営業した後、『1回のセールスで1万人に売っても労力は同じ』ことに魅力を感じ、ネットマーケティングの世界へ。
2017年頃に地下アイドルとユーチューバーのプロデュース業をして1年で累計1200万再生まで伸ばす。
稼げば正義の『情報商材屋』の世界が嫌いになりやる気を無くす。
「人にモテる人間になれば勝手に人生が良くなる」と思い自己啓発・人生哲学に目覚める。
稼ぐ哲学者という新ジャンルを作って自分と関わった人を良くするために活動中。

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