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「上手く描こうとした瞬間、その絵は死んでいる」じゃあどうすれば?の件

日々上手くなろうと励んでいるお絵描き族の者です。
YouTube師匠が先日
(YouTubeの画家さん達の動画を参考に独学しているので、YouTubeが師匠)
上手く描こうとした瞬間その絵は死んでいる・・と言ったのです。
「いやいや当然上手くなろうと思って練習するでしょう」
と思いながらも腑に落ちるところがあり、
「昔はもっと自分らしい絵が描けていた気がする」

上手くなるとみんな同じ絵になるよ・・というのも分かる気がする。
今流行ってる色鉛筆で描いた写真そっくりの絵は、
同じ写真を渡せばAさんもBさんもCさんも同じ絵になると思う。
そこを目指しているのなら良いのですが、
私は違うよなあ。

今年は種から育てた花を描く・・とスケッチを始めたのですが、
上手く描こうとしたのがこのスケッチ

なんか地味。

上手く描くのをやめたスケッチがこちら


黄色のポピーなのでオレンジのスジスジが見えては無いのですが、
この子の良さを引き出してあげようと思って描いたらこうなりました。
元気があるんちゃう?

これでいこうと歩道で拾った植物をスケッチ。
枯れた葉の色が素敵やん。

実のところはもっと黒っぽいのが本当だけど、
葉っぱも干からびているけど、
拾ったときの「きれい」と思った感じを描いてあげたかった。

今どきの写実絵画ブームに洗脳されて、
上手い絵は写真そっくりな絵といつの間にか流されていました。

大して絵の興味がない人たちのいいねが欲しくて、
見たままそっくりに描くことが、
自分にとっての上達じゃないよね。
自分でおっ!て思える絵を描けるようになりたいです。

今回は、
人に上手と褒めてもらうのを目指すのは、
絵を描く喜びが減っちゃうぞというお話でした。

見たままではなく
感じたものを描け・・ですね。




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