いろおに(ごっこ)という遊びをした

いろおに、色オニ、どんな字を当てればいいのかわからないが、皆さんはやったことがあるだろうか。
鬼が色を言う。例えば「あか!」と。鬼じゃない人達はあか色の何かを探してタッチすることで鬼から逃れられる。
あかい車、あかい花、あかい洋服。
三連休で実家に帰った時に、甥5歳がいろおにをしようというので、庭でいろおにをした。

逃げ回る甥5歳と、わけもわからず全速力で走り回る甥2歳とのいろおには、思いの外楽しかった。
そのうちに大人の私は飽きてきたので、色の言い方を変えてみた。
「よるのいろ!」→くろ
「そらのいろ!」→あお
といった調子に。ただ、「ふゆのいろ!」と言ったところ、甥5歳は首を傾げてしまい、わからないといった感じになった。
私の中では、ふゆのいろは、雪のイメージから白だった。ただ、甥5歳にはそのイメージがなかった。
大人の先入観とこどもの感覚の違いを感じた。

東京に戻ってから、いろおにができる環境というのは当たり前のようでそうではない気がした。いろおにができるということは、色があるということだ。お花でも水やりのホースでも、ジョウロでも、車のナンバープレートでも。
公園の遊具でももちろん色はあるけれど、それは遊具だ。庭に転がっているなんでもない道具や、お花や草の生きている色を直接触って、いろおにができる環境はいいなと思う。
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