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霞川から茶どころ通り-お散歩サイクリング

霞川は東青梅駅付近から北東に流れて入間川に注ぐ小さい川です。かつてこの霞川の流路を多摩川が流れていて、立川断層の隆起により南東に流れを変えたとか。青梅を扇頂とする扇状地がそのような川の歴史を雄弁に物語っています。東青梅からの渓流状の霞川が藤橋城跡あたりで開け、東京都内とは思えない雄大な景色を形作っています。藤橋城跡から霞川を下って国道16号で折り返し、茶どころ通りを伝って帰ってくる周回コースを自転車でめぐってきました。

農道に駐車し、開けた景色の下、スーパーで買ってきた弁当を楽しんだ。例によってスケッチに勤しむ妻を残し、霞川に沿ってお散歩サイクリングを開始。すぐに岩倉温泉へと続く岩倉街道を横切り、今井小学校にいたる。このあたりに今井城跡というのもあるとか。いったん青梅入間線にでるが、すぐのファミマで右折し、しばらく霞川をたどり、八高線金子駅からの鉄橋をくぐる。金子駅はなかなか風情のある駅であったが、いつの間にか近代的な造りに建て替わってしまった。

霞川_金子駅鉄橋

川沿いの道から、所々に狭山茶の製茶工場が建つ青梅入間線にもどる。やや下りぎみの道を快適に走っていくと、国道16号線はすぐだった。時計まわりにぐるりと進み、国道299号線をわたると道の両側に茶畑が広がる茶どころ通りとなった。

霞川_茶どころ通り

茶どころ通りの終点付近、脇道の畑のなかの田舎道がとても素敵で、誘い込まれてしまった。岩倉街道を横切るところで、もとの道にもどればよかったのですが、道なりに進んだのが大失敗。方向を失って青梅街道交差点まで迷い込み、大遠回りとなった。

霞川_岩倉街道付近

東青梅から渓流美の霞川を下り、藤橋城跡に到着した。約2時間のコースで移動距離25.6km、移動時間計2時間10分、移動平均速度11.8kmでした。妻は藤橋城跡の森の緑と格闘中でした。

霞川_水彩2


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