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雨が降っても機嫌よく過ごせます?

Chief note Officerのカジケンです。

急に寒くなってきて、弊社でも体調を崩しそうな人が増えております。

スタートアップなのでみんなバリバリ働きますが、並行しての体調管理というのもなかなか大変なので、調子崩す前に早めに帰宅したり、リモートワークに切り替えるなど、各自柔軟に対応してくれています。(というか自分もちょっと寒気がするようなしないような・・・)

寒くなる → 風邪をひく

のではなく、

寒くなる → 早く帰って安静にする → 風邪をひかない

要は、予防しよう、という話ですね。

めちゃくちゃ当たり前。でも一事が万事ではないですが、徹底できるようになると、色んなことに繋がり得るとても大事なことだとも思っています。突き詰めると、

外的要因 → 望ましくない結果

にせずに、どうやって主体的な自分の意志と行為によって

外的要因 → 行動 → 望ましい結果

に変えられるか。

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今までで一番強烈だった経験は、某A社でのとき。

一般消費者向けの担当製品の日本全体での売上は四半期ごとに目標設定され、週次で目標と実績の報告をするのですが、担当の製品の売上が予測より上振れしても下振れしても、対前週、対前年と比べて上がっても下がっても、毎週なぜ上がったのか?なぜ下がったのか?と本社のトップからガンガン容赦ない突っ込みが入るため、要因分析とアクションプランをセットで常に準備をしていないといけません。

もちろん上がる分にはまだ良いのですが、問題は下がったとき。しかもその中でも一番厄介なのが天気です。

雨が降るとお店への来客数が減り、売上は基本的に下がります。

コンビニとは違って、メーカーとして製品を卸しているため、お店自体は他社が運営しており来店客数はカウントしていない(or データをもらえない)ので、どれだけ客数が下がったかは報告できません(当時の話なので今は知りません)。

でも日本全国広域に雨が降ったり、ましてや台風が来たりしたら明らかに天気の影響で売上は下がる。しかも四半期の計画立てる時点では台風がいつ来るとか予測も当然できない。でも、天気を理由にしてその週の報告をやり過ごそうとすると、100%言い訳として却下されるんです。

なんでやねん!お天道様には勝てないやろ!!!

当時、何度心の中で叫んだか分かりません。

ただ今から振り返るに、どこまでが悪天候の影響なのかどこまでが他の要因なのか定量的な説明ができなかったので、これを理由として認め始めると結局言い訳しやすくなっちゃうんですよね。(逆に定量的に推し量れるものは徹底して議論されます)

行き着く先は、台風が来たら売上が下がるのはどうしようもない、って思考停止になりかねない。極論でいえば、今期は台風が二回来たから四半期の目標は未達でした。

台風が来た → 四半期の目標未達

みたいな話ですよね。

では、どうしたら良かったのかでいうと、もちろんその週自体の売上はどうにもならないので、四半期トータルの数字としてはきちんと目標達成できるように複数のリカバリープランを前もって準備をしておく。そしてそれを実行して実際に数字を出していく。結局のところ、これがきちんと出来ている担当はしっかりとそのミーティングを切り抜けていました。

天気って自分ではコントロールできないものの筆頭だと思いますが、つまりは、外的要因から生じる結果をそのまま受け入れるのではなく、どうやって自分の意志と行動で、望む結果に変えられるか。今から考えると、あれはわざと無茶振りしてたのではとも思います。

毎週めちゃくちゃなプレッシャーを受けながらも、良い経験をさせてもらいました。

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上記は極端な例としても、新卒1年目のときに人事部の部長に「7つの習慣」を薦められて、当時一番心に残ったのは第一の習慣に出てくる話でした。

- 生物はすべからく、刺激に対して反応がある。

- しかし人間には刺激と反応の間にスペースがあり、どういった反応をするか選択の自由がある。

- 刺激に対して主体的にどのように反応をするのか、それは自分の意志で変えられる。

たとえば、

今日は朝から雨 **なので **いまいちテンションが上がらない。

ではなく、

今日は朝から雨。**だから **自分のテンションが上がる音楽を聴いて、テンションを上げた。

みたいなことかも知れません。

日常のささやかなことからでも、できることはたくさんありそうですよね。

寒気がするので、そろそろ家に帰ります!


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