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【つぶやき:日経デザイン】『あまり前について』の問い

「Material, or 」のディレクターを務めた
吉泉聡氏は、ロジカルな思考だけでは
到達できない「新しい知性」としての
デザインを志向し、
デザイナーとして活躍している。

そんな吉泉氏はデザイナーとして
企業のものづくりに関わるときに、
いつもモヤモヤした思いを抱いていたという。
「企業とSDGs(持続可能な開発目標) や
サステナビリティー(持続可能性)の話をすると、
人間が素材をいかにアップデートし、
問題を解決できるかという話になりがち。

『問題の解決方法の前に、
なぜその問題が生まれたのかを振り返る姿勢、
問題の根本に立ち返る姿勢が必要なのでは』
という違和感が、常に僕の中にあった。


だから素材をテーマにした企画展のお話を
いただいたとき、
人間が素材にどのように向き合うべきか、
どのように向き合える可能性があるかを
考え直すきっかけになるような展示
にしたいと考えた」(吉泉氏)

日経デザイン11月 p40

この文章を読んだ時思い出したことがある!

それは、
・町おこし
・地方創生
・居場所作り
に対する社会全体のアプローチだ。

多くの団体が
・町おこし
・地方創生
・居場所作り
をすることが無条件にYESと言ってる感じが
私には違和感だったのです。

そもそも
・町おこしした方が、
地球や、そこに住む人、そのほかステイクホルダーにとって最善なのか?

そもそも
・地方創生した方が、
地球や、そこに住む人、そのほかステイクホルダーにとって最善なのか?

そもそも
・居場所作りした方が、
地球や、そこに住む人、そのほかステイクホルダーにとって最善なのか?

私の中に答えがない。

もしかしたら、
田舎は、田舎のまま衰退し、
その衰退が価値になる設計があるとしたら

もしかしたら、
コミュニティーや、広場、集まれる場所を作る以外に
居場所が作れる設計があるとしたら

そんな偏屈な事を考えてしまうのだw

みんなは、日常の中でそんな疑問はない??
そんな当たり前を考えると、以外に楽しかったりもするw


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