見出し画像

やめる、感想、きっかけ、いろいろ

Twitter……X……もうなんでもいいや、をやめて1ヶ月が経った。

やめたと言ってもアカウントを消したわけではなくて、たまに見るときもあるけど、見る日の割合が、二日に一日になり、三日に一日、一週間に一日、どんどん増えてきている。
もともとそこまで頻繁に見るわけでも無いと思っていたんだけど、ゲームをしている片手間とか動画を見ているときとかに、スマホでアプリを探していたり、ふとブラウザにtwi…と打ち込んでいる自分がいて、最初の頃はそれがあまりに無意識なので毎回びっくりしていた(ログアウトしているのでTLは見れずログイン画面に飛ばされて、そこでアッとなる)。それも今は無くなった。

結論から言うと自分はやめたほうが性にあってるらしい。
面白いつぶやきも、ためになるつぶやきもたくさんあったけど、ここ数年は交流も減って、無為にTLを眺めて気づいたら1時間経ってる、みたいな事が多かった。
その時間が無くなったおかげで新しく気になってたアニメも見れたし、ずっと気になりつつ読んでなかった本や記事も消化できてるし、同人誌を出す決心をしたのでその作業もしている。嬉しい。

まあよくある話である。この距離感でこれからもやっていこ〜と思っているという話。
それでもX関連でちょっとうれしい話があったので、そのことを書いておきたい。

ずっと憧れている人がいる。
初めてその人の二次創作の小説を読んだときに、すでに夜中のいい時間だったのだが読むのを止めたくなくて、一気に読んで、お話の描き方、私が好きな二人の感情の包み方、読後感含めて、私がその時その二人に一番求めていた影が再現されていたもので、
読み終わったのがもう明け方に近い時間だったのだが居ても立っても居られずに感想を書いて送った。
そこからずっとその人のことは追いかけていた。
その人の本が欲しくて久しぶりにイベントに出かけたし、できる限りで本も手にしていた。好きな二人に対して同じ感想を抱けば嬉しかったし、違うものが見えてたら少し悲しかったし、私には到底敵わない魔法のような視点で二人を見て語れることにお門違いな嫉妬もした。

その人がもしかしたらしばらくは書かないかも、という旨のつぶやきをしているのを見た。
きっかけはわかる。
原作から出された新しいストーリーがあまりにも綺麗で、ああこのままで良いかもな、これ以上私の手を出すところでは無いかもな、と私は思い始めていた。
多分それと似たようなものをその人も感じたのだろうと思い、また私自身Xを離れる決心をしたのもあって、今のうちに改めてお礼を言いたくて匿名でメッセージを送った。

そうしたら、その人が反応してくれて、返事をくれた!
メッセージを受け取った際にきちんと読んだ上で丁寧にお礼を言う人ではあったが、ひとつひとつに返事をしている人では無いことを知っているので、「わ、わたしごときにいいのか?」と動揺はしたが嬉しかった。
昨日久しぶりに仕事の関係で遠出をしてちょっと疲れた帰りの電車でXにログインしてみたら、数秒前に投稿されているのが私への返事で、なんかもうそれはそれは感動してしまった。
読んで、きっとこの方は本当に心から嬉しくてお返事をくれたんだろうなというのが伝わってきて、迷った末で自分語りになってしまったと後悔もしたけど気持ちを伝えてよかったなと思えた。
これで私はSNSに悔いは無いな、とじんわり残っていた躊躇いも吹っ切れた。
SNSで神経をすり減らして交流をしなくても伝わる気持ちがあると知った。
少なくともSNSは今のわたしに合ってる方法では無かったから、それを知れただけでも良かったし、わざわざ面倒を押してまで返事をくれる気持ちが嬉しかった。

そういう、他人から見たら、え、何?という話。
最近いろいろと気持ちが疲れていたので、このおかげでもうちょっと人生頑張ろうかなと思えたのでした。

また書くことがあったら書きに来ます。おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?