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[Sight #011] Roaring River & Caves / 水とともに生きる

青年海外協力隊の活動とともに、ジャマイカの観光スポットなどを不定期でお届けしています。今回は、ウェストモアランドにある任地サブラマから車で約30分の「ローリング・リバー(Roaring River)」をご紹介します。

Attraction / 清流巡り

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デコボコな道路を抜けて辿り着きました。地元のガイドが案内してくれましたが、管理はジャマイカの観光開発公社がしているようです(写真後方の青い看板)。

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早速ガイドのおじさんが公園内の植物の説明をしてくれます。この巨木は「Guango Tree」。根元にはイチジクの樹が絡みついています。このGuango Treeを後で調べたら、あの「日立の樹(モンキーポッド、Samanea saman)」でした。この木なんの木。

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公園を抜けて、清流沿いを上流に向かって散策します。写真中央の木の根っこ、何に見えますか?「象が水を飲んでいるみたいだろう?」とガイド。なるほど、イマジネーションが鍛えられます。

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タイトル写真のように水が湧き出るポイントや、勢いよく流れてダイナミックなポイントなど、清流の色々な表情が楽しめます。

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他にも、ガンジャ臭いラスタマンが果物を売っていて、ココナッツを買うと山刀(Machete)で手際よく捌いてくれました。集落に行くと、その辺のおっちゃんがこのマシェットを農作業などで普通に持ち歩いていて、ちょっと物騒。さておき、ちょっと熟して酸味のある美味しいココナッツ・ウォーターでした。

Limestone Cave / 鍾乳洞探検

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いよいよメインの鍾乳洞(Limestone Cave)探検へ。手前がガイドのおっちゃん。

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洞窟内はポイントポイントに灯りがありますが、とても暗くてスマホのライトがないと足元が見えない程(写真は明るさを加工しています)。ただ、その暗さも相まって、アドベンチャー感を味わえます。たまに天井から雫が垂れてきてビックリします。

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この岩の模様、何に見えますか?「左のライオンが右のガイコツにキスしてるみたいだろう?」とガイド。神秘的なムードに、ついナルホドと思ってしまいます。他にもガイドに言われるがままにいくつか写真を撮ったのですが、後で見返すと読み解けず。

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鍾乳洞のプール。いかにもミネラルたっぷりそうで、浸かるとヒンヤリ気持ち良かったです。ただ、真っ暗闇なので何とも落ち着きません。

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陽の光。ようやく暗闇に慣れてきた眼に眩しく差し込んできます。とてもスピリチュアルな空間でした。

Bat / コウモリ

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偶然写りこんだコウモリ(Bat)、見えますか?黒っぽい窪みがリンゴ大くらいだったと思うので、大きさ数センチ?そんなに数は多くはなさそうですが。コウモリは夜行性で基本おとなしいようなのですが、狂犬病感染のリスクがあるので、むやみに刺激しないようにしましょう。ちなみに、ガイドは「バットマン」って呼んでました。何でも「マン」を付けたがるジャマイカ人。それじゃ別物だよー。

Bathing / 水浴び

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ツアーを終えた帰り道。公園の近くに水浴びができるスポットがあり、どうも無料のようで、ジャマイカ人の家族連れが何組も遊んでいました。今回は天気が怪しかったので引き上げましたが、いつか川で水浴びしたいなぁ。

ローリング・リバーはまた、ウェストモアランドの貴重な水資源でもあります。そういえば、サブラマに赴任してから、断水に遭ったことがないような気がします。他方、首都キングストンでは何回か節水や断水`を経験しています。ありがたや、ありがたや(画像出典:Simply Local. Life サイト)。


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