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ストレスが肌に悪影響を及ぼす!ストレスを発散する方法は?

肌が荒れてしまう原因にはさまざまなものがあります。日々の食生活や太陽から注がれる紫外線などがその代表例ですが、ストレスについても注意しなくてはいけません。ストレスは精神的なものなので、どうして肌に影響があるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、人間の心と体は密接につながったものです。精神的な問題が体に現れることはよく起こります。
今回は肌に悪影響を及ぼすストレスについてご紹介します。おすすめのストレス発散法もご紹介するので、参考にしてみてください。

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なぜストレスが肌に悪影響を及ぼす?

そもそもどうしてストレスが肌に悪影響を与えるのでしょうか。
それは、自律神経の存在が大きく関係しています。人間の体で、脈拍や体温、臓器など、意識的に動かさない部分については自律神経が働いていており、この自律神経というのが精神状態の影響を受けやすいのです。
自律神経には交感神経と副交感神経というのがあります。交感神経は目を覚ましているとき、緊張状態にあるときなどに優位になる自律神経です。副交感神経は眠っているときやリラックスしているときなどに優位になります。ストレスがかかると、交感神経が優位になります。交感神経が優位になることで、血管の収縮や覚醒反応が起こり、より活動的になります。よく二度寝して時計を見て「遅刻だ!」と気づいたとたんに一気に目が覚めて体が動き出すということがあると思いますが、それは遅刻してしまうというストレスにより交感神経が優位になったことで起こる現象です。
活動的になるには交感神経が優位になる必要性があるのですが、あまりにも交感神経が優位になる時間が長くなりすぎるのは問題です。交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経全体に乱れが生じます。その結果体調に異変が起こり、免疫機能や肌のターンオーバーなども乱れていくのです。
適度なストレスは活動のために必要ですが、過度なストレスは肌にとって悪影響しかないということですね。

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ストレスの発散方法

現代はストレス社会と言われ、普通に生活をしているだけでもストレスがかかってしまうものです。肌のためにストレスを受けないようにしようとしても、それはなかなか難しいと思います。
ストレスは受けないようにするのではなく、その都度発散するようにしましょう。
ストレス発散法は人それぞれ違うと思いますが、いくつか、代表的なものを以下に紹介しておきます。

・こまめに席を立つ
デスクワークなどをしている方は、知らず知らずのうちに同じ姿勢のまま何時間も経過しがちです。同じ姿勢でい続けることは、体にとってもメンタルにとっても大きなストレスになるもの。定期的に席を立ってストレッチをするなど、席を立って体を動かす習慣を身につけましょう。多少なりとも体やメンタルが緊張感から解放され、ストレスを発散することができます。

・深呼吸をする
ストレスがかかると、自然と呼吸が浅くなってしまうものです。ストレスを感じ始めた際は、意識的に深呼吸をしてみるようにしましょう。特に夜寝る前などがおすすめです。副交感神経が優位になり、すんなりと眠りに入れるようになるでしょう。

・感動の映画などを観る
泣ける映画やドラマ、漫画、小説などに触れて、涙を流すこともストレス発散につながると言われています。涙を流すと、副交感神経が優位になってリラックスすることができるようになるからです。
感情を我慢するというのはストレスですので、交感神経を優位にさせてしまいます。感情表現である涙を流すという行為をすることで、交感神経が優位になるのを抑えることができるのです。

・運動をする
体を動かすことが、ストレスを軽減させてくれます。激しい運動をしてしまうとストレスになることがありますので、できれば軽い運動を生活に取り入れるようにしましょう。一定の動きを繰り返す運動はリズム運動と呼ばれ、ストレス発散の効率がよくなります。リズムン同にはランニングやウォーキング、なわとびなどがあります。

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ストレスは肌に悪影響を与えてしまうものです。自分なりのストレス発散法を確立して、ストレスの影響を受けない生活を手に入れましょう。

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