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帽子をかぶりすぎると薄毛になる?その真相とは?

「帽子をかぶるとハゲる」という話を聞いたことがある人も多いと思います。私も幼いころ両親からそう言われて、慌てて野球帽を脱いだ記憶があります。大人になってからは、室内でも帽子を脱がない子どもに対する方便だったのだろうと思うようになりましたが、実際のところどうなのでしょうか。
今回は、帽子をかぶると薄毛になるという噂について見ていきたいと思います。

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「帽子をかぶると薄毛になる」には根拠がある

帽子をかぶると薄毛になるという噂には、科学的根拠があるようです。帽子をかぶると薄毛になるという噂の根拠について、見ていきましょう。

・頭皮が蒸れる
帽子をかぶると、頭が蒸れやすくなります。特に夏場などの暑い季節は、帽子の中で汗をかくので、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖すると、頭皮や毛穴で炎症が起こりやすくなり、抜け毛が増えることがあるのです。また炎症が起こることによって頭皮を爪でかいてしまうことがあり、そのことが頭皮にダメージを与えて抜け毛を助長することがあります。

・髪にダメージが与えられる
帽子をかぶると、どうしても髪の毛と間に摩擦が生まれてしまうものです。その摩擦によって、髪の毛にダメージが与えられてしまうのです。髪の毛にダメージが加えられると、髪質がぱさつきボリュームが失われたり、切れ毛や抜け毛が増えたりします。特にサイズの小さい帽子をかぶるとことで摩擦が大きくなり、髪の毛へのダメージも大きくなるので、注意しましょう。

・分け目が固まる
帽子をかぶることで、髪の毛が押さえつけられて、分け目が固定されてしまいます。分け目はもともと頭皮が見えやすい場所で、その部分がぴったりと固定されてしまうことで、より地肌が見えやすくなり、薄毛に見えてしまうことがあるのです。

・締め付けられて血行不良になる
帽子をかぶることで、頭皮が締め付けられて血行不良になってしまうことも、帽子が薄毛を引き起こす原因のひとつとして考えられます。髪の毛に栄養を届けて健康的な頭髪をキープするには血行を促進する必要があるのですが、その血行が不良になることで、頭皮に栄養が届けられず、髪の毛が抜け落ちてしまいやすくなるということです。髪の毛に栄養をしっかり送り届けられるようにするためにも、血行不良が起こらないよう締め付けの強い帽子はかぶらないほうがいいということです。

帽子をかぶりすぎるというのがNG

帽子をかぶると薄毛になるという噂には根拠があるということがわかりました。しかし、帽子をかぶること、そのものが、薄毛につながるというわけではありません。帽子をかぶることではなく、帽子をかぶりすぎるということに問題があります。
むしろ、適度に帽子をかぶることには、頭皮や頭髪にとってメリットがあることがあります。
その最たるものが、紫外線をカットできるという点です。薄毛の原因にひとつに、紫外線を浴びすぎるというものがあります。肌が日焼けするように髪の毛も日焼けをします。日焼けをすると髪の毛から水分が失われ、抜け落ちやすくなってしまうのです。
帽子をかぶることで紫外線から髪の毛を守ることができるようになります。外を歩くときは帽子をかぶることで、むしろ、薄毛予防につなげられるということです。

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帽子はこまめに脱いで、自分に合ったものをかぶろう

帽子をかぶる際に注意したい点は、こまめに帽子を脱ぐということです。こまめに帽子を脱ぐことで、頭が蒸れることを予防できます。また、帽子をかぶる際は自分の頭のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。サイズが適したものを選ぶことで、締め付けによる血行不良も起こりにくくなりますし、摩擦によるダメージも与えられにくくなります。
そのほか、帽子をかぶった日は必ずシャワーを浴びる、汗をかいたらすぐに拭き取るなども、薄毛予防のための大切なポイントのひとつです。

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帽子をかぶることではなく、帽子をかぶりすぎることが薄毛につながってしまいます。帽子をかぶる習慣がある人は、こまめに脱いだり汗を拭いたりするよう心掛け、頭皮や頭髪にダメージが与えられないよう気をつけながら生活するようにしましょう。


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