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【2024春ゲムマ発売】捜査ができる2人用マダミス『千鳥足のカナリアへ』の先行体験レビュー!!

こんにちは、かけまちゃです。
ついに今週末(27日・28日)は春のゲームマーケット。通称ゲムマ。

マーダーミステリーにハマってからというもの
東京開催のゲームマーケットには毎回参加をしています!

今回は春ゲムマに出展される作品を先行で体験してきたので、
購入を検討されている方のためにもレビューをさせていただきます!


マーダーミステリー『千鳥足のカナリアへ』

作品概要

■作者:九尾まどか様(Studio OZON様)
■プレイ時間目安:90分
■人数:プレイヤー2名(GM不要)
■方式:対面プレイのみ
■料金:2,500円
■その他:昨年秋に発表されたレコードシリーズの最新作第二弾
→前作は「魔法使いと眠りの森

中身はレコードのようなパッケージ

あらすじ

生物学者黒川准教授の家には少々訳アリな同居人がいる。
学生時代のクラスメイトで、世間から姿を消した天才シンガーソングライター「金森」。ルームメイトの困ったトラブルメイカーぶりは、近隣で殺人事件が起こった夜も変わることはない。
「なぁ、これって……僕が殺したってことか?」
今日もまた、酒に溺れて記憶をなくした金森は心当たりのないトラブルに困り果て、黒川はため息をつくのである。

キャラクター

①黒川(くろかわ)
分子生物学准教授。
合理主義の皮肉屋。神経質でこだわりが強いタイプ。
滅多に酒は飲まないが、どれだけ飲んでも酔ったことがない。
一人称は「俺」

②金森(かなもり)
作詞作曲兼シンガーソングライター。
感情的なお人よし。おおざっぱで細かいことは気にしない。
しょっちゅう酒を飲んでは記憶を飛ばしている。
一人称は「僕」

【作品のPICK UPポイント】

①実際の証拠品を調べながら真相に辿り着く!

これが一番びっくりしました……
ハンドアウトで見た情報が目の前に実際の捜査資料として出てくる!!

今回の登場人物は警察でもなんでもないのですが、まるで捜査官として事件に関する点と点の情報を「1つの線」として推理していくストーリーなのが非常に面白いなと思いました。

②対照的な2人のキャラクターでの読み合わせがたくさん!

読み合わせ✖︎体験型推理小説と銘を打たれている通り、議論の合間に読み合わせによって物語が進んでいきます。
今回のシナリオでは登場キャラクターの性格が真反対に描かれており、行動特性も全く異なる2人でストーリーが紡がれていくので、読み合わせによる没入感も非常に高いと思います。

2人用だからといって侮ることなかれ。

【かけまちゃのプレイ所感】

推理難易度と情報量 :★★★★☆
ストーリーテリング :★★★★★
リッチなデザイン  :★★★★★
システムの新規性  :★★★★☆
ロールプレイの没入感:★★★★☆

総合点:★★★★☆

こんな方におすすめ!

・短い時間でサクッとミステリーを楽しみたい方
・捜査官のように手触り感のある推理が好きな方
・仲の良い友人や家族などとマダミスを楽しみたい方

こんな方にはあまり向かないかも…

向かないという話ではないのですが、
『対面(オフライン)』でしか遊べないのでご注意ください!

最後に

2人用のマダミス自体そこまで経験はなかったのですが、非常に楽しく遊べました!
進行がシンプルな議論時間のみなので、どなたでも推理に集中しながら楽しめるミステリーになっております。

今回は黒川役として、飲みすぎて記憶がなくなっている金森に寄り添いながらプレイをしましたが、『おい、そこも記憶ないんかい!飲み過ぎだろ!』とツッコミを入れてましたw

でも記憶がない金森がいるからこそ、
目の前の情報をしっかり捜査をして考える必要があり、その点でただミステリーなだけでなくキャラクターへのロールプレイの没入感もあるなと感じました。

そしてこれ以上は詳しく語りませんが、
マダミス民が大好きな『あのシステム』が採用されているので、お楽しみに??

ゲームマーケットでは過去作も含めて販売されるようなのでぜひご購入あれ!


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