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【仕事】転勤族に送る/『THE!引っ越しマニュアル』

(全3,333文字)
皆さんおはようございます。
毎週水曜日は、仕事やビジネスに関係する記事を投稿する日に決めているカケウドンです。

季節はだんだん暖かくなり、春の訪れを肌で感じつつあります。

春と言えば、卒業・入学式、新学期。また、お仕事の面ですと、転勤シーズンでもありますね。

何を隠そう、かけうどんは12回引っ越しを経験しています。

回数をたくさん経験しているからと言って、上手く行った引っ越しは少なく、むしろ失敗したことや、悩んだことも少なくありませんでした。

業界や業種によって、多少の違いもあるかとは思いますが、『転勤に伴う引っ越しについて』を、マニュアル的にまとめてみようと思います。

過去の仕事関連記事はこちらのマガジンにまとめております。



引っ越しの段取り

(1)引っ越し準備/見積~契約

○引っ越し業者数社を選定して見積を出してもらう。最近はネットでの申し込みや、見積もりまとめサイトなども豊富。

○引っ越しサ○ライさんは、登録するとあちこちの業者さんからひっきりなしに電話がかかってきます。そう言うのが苦手な人は、業者側から電話がかかってこないサイトもあるので、そちらを活用しましょう。

○見積が出たら、その中で一番安い業者を選ぶか、もしくは、営業の人の対応が良かったところを選ぶかは自由。

○複数の業者さんから見積もりを出してもらっていれば、値引き交渉もできます。(Aさんは○○万円て言ってますが、そちらがあと○○万円値引きして下さったら決めたいと思いますが…のように)

○見積をたくさん取れば良いと言う訳では無い。できれば、大手1~2社、次点企業1~2社程度で十分。移動距離が短い場合は地元に密着してる企業さんが強く、そこが一番良い場合も少なくない。

私の経験上、大手の業者さんは仕事が丁寧で綺麗で早くて確実です。まあ高額なだけに…(汗)

それなりの費用のところは、やはりどこかに何らかの不満や不安は出るかも知れません。しかしながら、低料金でやってくれる会社でも、とても良い業者さんも少なからずいますので一概には言えません。

ネットの口コミですが、せいぜい1~2回程度の引っ越しだけで業者さん全体の評価なんてできるはずないので正直あてになりません。

10回以上引っ越し経験してる私が言います(笑)

同じ業者さんでも、良い時とそうでない時が実際にありました。(具体的な会社名はここには書けませんのでご了承ください)

(2)引っ越し準備/荷造り

○引っ越し業者さんが決まって契約したら、そこから多数の段ボール(通常は大小2種類か、大中小の3種類)をもらえます。

小さな段ボールには食器や本などの重いモノを入れる。←ここ重要!小さな段ボールに重い物は小分けにして入れる。まちがっても大きな箱に重たいものをたくさん詰め込まない。大きな箱には軽いモノを入れる。

○箱には必ず何が入っているか、どこにしまうかを書く。後で訳が分からなくなる。

○出来れば荷造り前に一つ部屋を完全に空にする。引っ越し用荷物を集積する場所にしておく。

○箱には色分けしたテープなどを貼っておくと転居先での荷分けが便利。

(一例:キッチン用品は赤、リビングは緑、寝室は青、倉庫や押入れは黄色、バストイレ・洗面所は水色など。)

○箱の総数を数える。大手業者さんは、引っ越し時の荷物点検で点数表やシールを貼って確認作業をしてくれるところもあります。

【注意・留意すること、その他】
○貴重品は絶対に入れない。できれば自分で持ち運ぶ。
○破損する恐れのあるものは自分で運ぶ。または専門業者に頼む。
○生もの・生き物はNG。
○基本スプレー缶類は運んでくれない。必ず使い切って捨てておく。
○バイクはバイク専門の輸送業者がいる。そちらに頼んだ方が引っ越し業者さんを介して輸送する値段よりかなり安くなる。


引っ越し時は、大なり小なりの物の破損は必ずあります。どんなに保護用のシートでくるんだり、厳重に梱包しても壊れることは珍しくありません。

どうしても壊れて欲しくないものは、自分のクルマで運ぶとか、別の方法で輸送するなどをした方が良いと思います。

業者さんも注意深く作業はしてくれますが、トラックやコンテナで長距離を輸送すればガタン・ゴトンと振動も大きく、壊れても不思議ではないです。

【引っ越しは、モノが壊れて、当たり前】そう思っておくといいです。

(3)引っ越し当日/荷出し~荷入れ

○荷出し日までに箱詰め作業などを全部終わらせているはずですが、引っ越し当日直前まで、結構ちいさなモノがあちこちに散らばっています。そういうものです。

○空箱を2~3コ、家族人数によっては一人1コ程度、予備に確保しておき、最後に仕舞いきれなかったものを入れるようにしておくと良いでしょう。

○ガムテープ、ビニールテープ、養生テープ、ビニールロープ、PPロープ、太めのマジック、ハサミ、カッターなどの梱包作業に良く使うものは、一つの小さめの段ボールにまとめて入れておき、使い終わったら必ずそこに入れるようにします。荷造り中によくこれらが箱の中に紛れ込んでなくなっていきます。荷出し当日まで、これらの【定位置】を決めておくと、紛失を軽減できます。

○荷出し当日は、引っ越し準備が完璧にできていれば、あとは業者さん任せになります。荷物を運び出す時に壁や天井などに傷がつかないように厳重に養生してくれる業者さんもいますが、万が一、引っ越しの荷出し作業でそれらが破損した場合の修理費などは業者さんへの請求になるので、引っ越し作業完了後は、旧住居内をよく点検することをお勧めします。

○荷入れも基本的に業者さん任せになります。荷出し同様に、玄関などに養生処置をしてくれる業者さんが少なくないですが、ここでも同じことが言えるので、なるべく荷入れ前に新居の状態をよく点検しておくことをオススメします。気になるところは写メをとったり、室内を一通り動画で撮影しておくのも有効です。(会社さんを信用していないのではなく、何か不具合が生じた時にきちんと話し合いができるようにするためのものです)

○荷入れ前の新居確認は、荷物の仕分け(家に運び入れる時に、業者さんにこの箱はあっちの部屋へと指示すること)にもつながります。家具の配置も、小移動や修正がしやすいよう、最初の搬入作業で位置決めをしっかりやっておくと後々楽です。

【その他】
これは常識ではありませんが、夏場に汗だくで作業してくれる若い社員さんたちには、私は作業終了時に冷たい飲み物(ペットボトル)を差し入れするようにしています。まあ、『気持ち』ですね。

(4)引っ越し終了後

○荷物の不具合の確認。輸送中に大なり小なり物が壊れるのは珍しくないですが、あまりにも損傷が激しい物があった時はきちんと業者さんに言った方がいいです。(あきらめれるなら、そのまま捨てることに)交渉が難しいのは、【思い出の品】など、修復や弁償が難しいモノになります。なので、そう言うものはできるだけ自分で持ち運んだほうが良いです。

○荷ほどきはなるべく短時間に集中して行う。引っ越しが終わったのに2か月も3カ月も開かない箱が必ずいくつか出てきます。そして、その箱は次の転勤の引っ越し準備の時まで開けることのない【開かずの箱】になります。引っ越ししたら、必ず全部の箱を一回開けることをおすすめします。そこで出さなかったものや、必要のないものは、次の引っ越しの時までに処分するなりした方が良いものになります。

○綺麗な段ボールはいくつかとっておく。次に引っ越しをするとき、最初に手をつける片付けで箱が全く無いと作業がはかどりません。なので、新居の収納スペースにもよりますが、できれば箱はいくつか確保しておくと良いです。あとは、業者さんに後に回収に来てもらうか、段ボールを捨てれる日に廃棄すればいいです。

最後に…

文字数の関係上、どうしても書ききれない部分も少なくありませんが、およそのところは書きました。

今年仕事の転勤などで、「わー!はじめての引っ越しだ!どうしよう!?」と言う方がおられましたら、この記事に書いてることが何かの足しになれば幸いです。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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