久しぶりに「箱根そば」に入りました。
小田急線沿線の駅などでよく見かける立ち食いそば屋のチェーン店です。
僕は数ある立ち食いそば屋の中でも箱根そばがダントツで好きで、
見かけると嬉しくなって、たいして空腹じゃなくても入りたくなります。

ここしばらくは、自分の生活における行動範囲の中に店舗がなくてご無沙汰していましたが、最近引っ越しをしたことで範囲内に復活。
喜び勇んで食べに行ってきた次第です。

美味しいとはいっても立ち食いそば屋ですから、そこを目指して出かけていくという場所ではありません。家族・恋人・友人との間で「今日のお昼、箱根そば行かない？」なんて会話は恐らく珍しい。でも僕の場合は、そこを目指して出かける、こともあるくらいに箱根そばが好きです。

思い出補正というやつでしょうか。
僕は中学のときから電車通学だったんですけど、そのときに利用していた駅に箱根そばが入ってました。学校帰りに友達と、初めて入って食べたそばが美味しすぎたんですね。いや、美味しすぎたのではなく楽しすぎたのか。
中学1年生の僕にとって、自宅以外の場所で夕飯を食べるということがもうイベント。友人同士で外食でとなれば、それだけでテンションが上がる行為だったわけです。

安いし早い、そして美味しい。完全無欠のファストフードだと思います。
立ち食いそば屋なんてどこも同じでしょ、と思う方もいつかもしれませんが、そうでもないんですよね。いま、自宅最寄りの駅には別のそば屋が入ってるんですけど、そこはそんなに好みの味ではなかったです。好き嫌いの問題、個人の好みの問題ですが、立ち食いそば屋さんも店ごとに明確に味が違います。よくよく考えれば、カップ麺だってモノによって全然違うし、当然のことかもしれません。

ということで、本日もこれから出かけるんですけど、そのとき使う駅に箱根そばがあるので食べてこようと思います。そのために朝からほとんど何も食べてない。こんなに気合いを入れて箱根そばに行く人、レアだろうな。