ハナモグラ

日々の感じた事を文字に書き起こして、ほっこり感じていただけるかたおられたら、これ幸いで…

ハナモグラ

日々の感じた事を文字に書き起こして、ほっこり感じていただけるかたおられたら、これ幸いです。

最近の記事

元保護犬との、だるまさんが転んだ風遊び

実家には、3年前から飼っている元保護犬のQちゃんと三ちゃんがいる。 Qちゃんは、もともと多頭崩壊で劣悪な環境で育てられ保護された経緯がある。 年齢も不詳で推定5歳くらいの、大人しいかわいい女の子。 3年の時を経て少しずつ慣れてきてくれて可愛さも倍増なのだけど、未だに触れようとすると逃げてしまう事が多い。 少しずつ近寄っては来てくれるのだけど、 最終的にいいところまで来ては逃げてしまうという結果で終わる。 オヤツでいくら釣っても、もう少しのところで触らしてくれない

    • 立ち止まって見える世界

      自分の人生について、ふと考えてみた。 今までの自分の通ってきた道は、決して平たんではなかった。 凸凹だったし、のぼり坂もあったし、下り坂もあった。 最近までは、長い螺旋階段の途中にいる感じで、見えない先に向かって、グルグルと息を切らしながら登ってきた。 周囲の人は、美しく走りぬけていく。 その人たちの後ろ姿を見ては、息切れしている自分はどうして、こうもどんくさいのかと、自分の不器用さを嘆くこともあった。 そして今、周囲のスピードの速さに追い付けず、ふと立ち止まってみた。

      • マスクをしていたら、キレられた

        「まだ、マスクをしているアホがいる!アホちゃうか!」 この言葉は、私が街中を歩いている際に、 自転車に乗っている見ず知らずの年配の男性に突如、言われた言葉であった。 最初、突然のことで自分に言われていると分からなかったが、その男性とすれ違った道で、いるのは私と男性だけ。 しかも、私はしっかりとマスクを着用していた。 「アホちゃうかって、絶対私のことやん…。マスクもしているし…」 言い返したくもなったが、咄嗟の事だったために振り返って、ガニ股で自転車をこいでいる、その男

        • バニラシェイクと祖母

          バニラシェイクを飲む度に、大正生まれの祖母がバニラシェイクを、初めてマクドナルドで購入した時のエピソードが、頭から離れない。 昔、家族が何気に買って来たバニラシェイクを初めて飲んだ祖母。祖母は、シェイクのあまりの美味しさに感動。 もっと欲しくなり、バニラシェイクの情熱だけをエネルギーに、近所にあるマクドナルドまで。もちろん、目的は「バニラシェイク」を購入すること。 そのミッションだけのために、目が悪いので日頃出歩かない町に飛び出し、人生初のマクドナルドまで。 何とか

        元保護犬との、だるまさんが転んだ風遊び

          歳をとると、海底に沈むようなどん底でも、ウニ、アワビをとって浮上するような勇ましさが、自然と身に付きます。

          歳をとると、海底に沈むようなどん底でも、ウニ、アワビをとって浮上するような勇ましさが、自然と身に付きます。