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20代のうちに4回転職して思うこと

こんばんは!かきぴーです。
転職して2週間ほど経ち、今の心境などをまとめておこうと思いポチポチしています。
まず、状況の整理なのですが、私の年齢でこの転職回数は多いです。そのため、知り合いから転職の相談をされることもありますが、私はいつも「転職しなくて済むならしない方が絶対いいよ」と話しています。そう、スタンス的にはアンチ転職派なのです。
いや、言ってることとやってることが違うじゃん。と思うかもですが、もう少し続けさせてください。
今までの経歴をめちゃくちゃ簡単にまとめると、
1社目:東京で限界新卒OL
2社目:現地採用@インド
3社目:現地採用@ベトナム
4社目:関東近郊でウルトラホワイトベンチャー勤務
5社目:東京OLおかわり

こんな感じです。
普通に考えて経歴がめちゃくちゃなのですが、そもそもなぜインドに転職したかというと、最初のnoteでもちょっと触れてるのですが、激務の割にスキルもやりたいことも将来性もお給料も良くないことに気づいたからです。

実はインドに転職する前に一度普通に日本で転職を考えました。すぐにというわけではなく、将来へのぼんやりした不安からとりあえず大手転職エージェントと面談をしたような軽い気持ちでした。そのときのやりとりが確かこんな感じです。
エージェント「転職するならどんな仕事をやりたいですか?」
私「バックオフィスで、汎用性のある部署がよいです。人事とか経理とか広報とか。あと、海外駐在とまでは無理でも海外子会社があったり英語を使える環境だとより嬉しいです。」
エ「…うーん…。今のご経歴だとご希望の条件でご紹介できる案件はないですね…。」
私「そしたら、今の仕事を3年続けたら可能性はありますか?」
エ「うーん…。あんまり関係ないですね。とりあえず英語も人事も経理も実務経験がないとご紹介は難しいですねー。」

こんな感じでした。ちなみにエージェントさんは悪くなく、当時の私は「学歴微妙、無名会社で新卒、英語スコアなし、めちゃくちゃマイナーな事務方(営業経験なし)、パソコンスキルなし」みたいなステータスで強み0だったので正直に言ってもらえてよかったです。そしてこのときの英語の実務経験がないと英語案件は紹介できない、と一見矛盾したことを言われた私が考えたのが海外の現地採用でした。
つまり、海外現地採用を考え始めたきっかけはそもそも日本で案件を紹介してもらうための経験値稼ぎ&履歴書対策からはじまったのです。

今回のポジションはまさにあのとき紹介してもらえなかった、そこそこの規模の会社でバックオフィスのお仕事です。海外子会社もありますが、部署に英語を話せる人がほぼいないので経験を積んだら海外と関わる可能性はありそうです。少なくとも新卒の会社より確率は上がっているでしょう。私も社内で英語の話題が出たらアピールするようにしてます。こういうのはちょっとウザいくらいがよいと過去の経験から学びました。

人から見ればめちゃくちゃなキャリアですが、私としては長い修行を終えてやっと5年前にやりたかった仕事に就けた、みたいな感覚があります。
人生の貴重な20代をかけた壮大な伏線回収といってもいいかもしれません。

現地採用やベンチャーで学んだことは英語だけではありません。幸いにも会社のトップにくっついて仕事をすることも多く、どんな環境でどんな仕事でも、とにかく成果を求められたのでいつの間にか学習能力やキャッチアップ能力が向上しており、未経験の業務でも今のところはそれなりにこなせています。何なら経験者の同期よりやれてるかもしれません。新卒のときに欲しかった汎用性のあるスキルをいつの間にか身につけていたのです。
ただ、悪くいうなら振られる仕事に一貫性がなく、何でも屋的なポジションでもあったので今回の転職で専門性を磨いて長期的なキャリアを構築することができれば、まさにあのときなりたかった自分に近づけそうだと思っています。気合いが入りますね

最後にもうちょっとだけ過去の自分へのアンサーを書かせてください。これは私の人生最初のnoteの一文です。

あなたの散々迷いながらやった決断は私が正解にしていきます。私に任せてドンと構えてて大丈夫です。だから、夜中不安になって泣いたりしなくていいんだよ。残り少ない東京生活を楽しんでください。

https://note.com/kakip_everyday/n/ndb680b0605d6

当時は先が見えない迷路に迷い込んだようで、ほとんど自分への虚勢と慰めでこんな風に書いたのですが、年月やら、肺の一部やら自律神経やら…いろんなものを失いながら、28歳の私はあなたが欲しかったものにようやく触れられる権利を得ました。
まだまだ自分のものにできるかどうかはこれからの頑張り次第だけど、昔よりはいい環境でやりたい仕事ができています。そう振り返ると、やっぱりあなたの決断は正解だったと今、やっと断言することができるようになったと思えるのです。
まずは迷路探索お疲れ様、そしてこれからも死なない程度に頑張ろうね私。

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