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19 みんなで会えて一年経ちました。赤塚さんへ

赤塚さん
まだ10月になったばかりだけど、まるで木枯らしが吹いているような寒い日が続いています。赤塚さんはお元気ですか?
今、熱海に向かっています。今日は久しぶりに赤塚さんにお会いできることがうれしいです。
阪根さんや野村てっちゃんとも一緒にバラさんと会えたあの日からもう一年経ったのですね。
あの時再会を喜びあったバラさんの容態が急に悪くなられて、そしてあっという間に亡くなられて、そして季節も飛ぶように過ぎていった気がしています。
今、仲間と一緒に映画を作っています。もう撮影は終わって、全てを繋ぎ終わりました。でもこれから画像や音や編集していく作業が続いていきます。
今回の映画は私の大好きな村上和雄先生のサムシング・グレートについての映画です。先生が「僕を存分に使って、かっこちゃんらしい方法でサムシング・グレートを伝えてね」と言ってくださって、そして、先生も亡くなられて一年半がすぎようとしています。
私は、何十回と先生のお話しされている1時間弱の動画を見続けています。そうすると、なんだか先生がまるで生きてわたしの目の前におられて、お話ししてくださっているようなそんな気持ちがしてきます。先生の温度が感じられて、どんなにか先生が、愛でいっぱいの方で、おそらくは今もなお、生きている私たちみんなに愛を注いでくださっているのかを今更ながら感じています。
赤塚さんの大好きな糸川先生もきっとそういう方だったのでしょうね。
村上先生は死についてもお話ししてくださっています。
生まれたものは、必ず死ぬ。すべては宇宙からの借り物。借りたものは返さなくちゃならない。私たちの体を作る炭素も、風になって世界を駆け巡って、また生として生まれ変わる。
生まれて死ぬことはサムシング・グレートの思い。そして、死んでもおわりじゃないとも先生はお話しされています。
そうですね。私たちはみんな死ぬ。みんなにお誕生日があるように、死ぬ日も必ず訪れる。死ぬにはきっかけが必要ですね。病気だったり、あるいは事故だったり、もちろん寿命というものもあるでしょう。でも考えれば、わたしたちがサムシング・グレートの思いの中で生きているとすれば誰もが寿命をまっとうしたとも言えるのかもしれません。
ねえ、赤塚さん、この頃ね。たぶんだけど新型コロナのことがあったり、洪水や地震が続いたりしてみんなが不安だということもあるのでしょうか?
いろいろなお金が必要だという宗教やそして、入ると救われるというような高額なセミナーや、これを持ったら安心というようなグッズ販売のお誘い、そして誘われてそれに乗ってしまった方からメールや電話をいただくことが多くなった気がします。
私はとても不思議な気持ちになります。サムシング・グレートはみんな大丈夫なように私たちの体や、宇宙を作ってくださっている。先生はサムシング・グレートは贔屓はしないともおっしゃっています。それなのに、すがらないと幸せにならないような宗教や高額なセミナーやグッズの必要な理由が私にはわからないのです。逆に、そこには幸せはないよと思うのです。
赤塚さんもいつもおっしゃいますね。幸せはここにあるって。そうですよね。私たちはいつも守られて、愛されてここにある。だから大丈夫。みんな誰もがいつも幸せ。
赤塚さん一緒に幸せだーって叫んで生きていこうね。

赤塚さんが先日モナの森に来てくださったときに、赤塚さんがギターを弾いて、私がウクレレを弾いて、赤塚さんとリカちゃんが歌ってくれたことが、すごく楽しかったのです。
そして赤塚さんに「すごく楽しかった」と言ったら、「また一緒に弾こうな」と赤塚さんが言ってくださったから、私はまたウクレレを毎日弾くようになりました。
今日は一緒に弾きたい楽譜を持って熱海に向かっているよ。
わーい、もうすぐ会えるね。ありがとう赤塚さん。またね。      かつこ

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