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是非競馬を始めて欲しい

今までにないくらい日本の競馬界は盛り上がっていて、歴史に残る年になりそうなので競馬を紹介してみます。

分かりやすくするためにだいぶ略して紹介します。

今の日本競馬は盛り上がっている

今の日本競馬なのですが、無敗3冠馬が牡馬(オス)、牝馬(メス)両方で登場したり真っ白でかわいい白毛馬がすごいレースを制覇したりしています。

かつ、世界のトップレベルのレースでも日本馬が活躍するのは当然になりつつありまり日本の競馬のレベル自体も急激に上がってきています。

世界で初の白毛GⅠ馬が登場した

よく白馬という言葉がありますが、多くの白い馬は生まれた時は黒っぽく、歳を取るにつれて白くなっていきます。

が、ごく稀に生まれたときから白い白毛という毛色の馬が生まれます。そんな白毛で国内トップレベルに強いソダシという馬が登場しています。

簡単に言うとGⅠというカテゴリのレースが26レースあります。それぞれ開催時期、出場資格、距離、馬場の種類が違い1頭の馬がチャレンジするタイミングはそう多くないです。そんなレースの1つをソダシは勝ちました。

白毛は突然変異で1万頭から2万頭に1頭ほどの確率でしか産まれず、かつ白毛からでも半分の確率でしか産まれないので今も数頭しか現役で走っている馬はいません。

単純にかわいくて強い、それがソダシです。

順調にいくと4/11(日)に桜花賞というレースがあるのでそこで見れます。見ましょう。

無敗でクラシック3冠を取った馬がいる

ディープインパクトという馬の名前は競馬を知らない人でも聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

あの馬はなにがすごかったかというと先程話した、GⅠの中でも生涯に1度しか出れないクラシックと呼ばれるレースが牡馬(オス)牝馬(メス)共に3つずつあるのですが、それらを無敗のまま3つとも制覇し、無敗の3冠馬となったというのがポイントの1つです。

日本競馬はざっと100年以上の歴史があるのですが、無敗で3冠を制覇した馬はディープインパクトを含めて2頭しかいませんでした。
が、去年ついに3頭目が登場しました。

それがコントレイルです。

数十年に1頭しか現れない馬が登場したのです。
しかもまだ現役です。そして、更にすごいのはこのコントレイルはディープインパクトの子だというところです。なんかロマンがあります。

数十年に1頭のめっちゃ強い馬がいる。見ましょう。なんと今年の初戦は4/4(日)の大阪杯に予定されていて早速見れてしまいます。
しかも今回は他の世代で3冠は取っていないけどものすごい成長をして果てしない強さを見せているグランアレグリアという馬との対決ということで、すごい注目を集めています。

グランアレグリアもまた牝馬です。
本当に最近は牝馬が強く、去年は牝馬が最も活躍した年でした。今もその傾向が続いています。グランアレグリアは短距離のレースを中心に走ってきたので中距離以上を得意とするコントレイルとは初対決です。あー、楽しみ

無敗の3冠馬がもう1頭いる

数十年に1頭の馬がいると言っておきながらすいません。実はもう1頭無敗の3冠馬が今いるのです。

それがデアリングタクトです。

数十年に1頭のはずがなんと2頭現れてしまったのです。どういうことだ。デアリングタクトは牝馬(メス)で、牝馬の3冠を無敗で制覇したのです。しかも牝馬の無敗の3冠馬は初です。

こちらは4/25に香港で行われるクイーンエリザベスⅡ世カップという海外のトップレベルのレースに出る予定です。

4月は毎週のようにトップレベルのレースが見れます

日本の競馬レベルは高い

競馬は国際的な交流が多く、各国でレースが行われています。そこに他の国の馬が遠征しにいくということはよくあります。

ついこの間もドバイワールドカップデーというドバイで行われる世界トップレベルのレースをバンバン行う日があったんですが、4つのレースで2着を取りました

こちらは今年のドバイシーマクラシックという2400mのレースです

これは2,3着が日本馬でしかも牝馬です。

数年前までは牝馬はオスの牡馬には能力で劣るような雰囲気がありましたが今は違います、この2,3着も牝馬ですし、前回のドバイターフ覇者は去年まで現役を続け史上初の芝GⅠ9冠を達成したのもアーモンドアイという牝馬でした。

日本競馬はとてもレベルが高く、世界のホースマンが注目するコミュニティになっています。
前に説明したディープインパクトやその父のサンデーサイレンスの子がものすごく強く、ぐっと日本の競馬レベルを上げてくれたのもありますし、海外遠征など海外との交流などの努力の賜物だったりします。

ちなみにこのアーモンドアイが勝ったドバイターフの賞金は600万ドル、つまり6億円以上の賞金を手に入れました。今回ドバイワールドカップで2着になったチュウワウィザードでも240万ドルは得ています。

ウマ娘ブーム

もちろんウマ娘のヒットも話題に出さないわけにはいかないでしょう。

が、すいません。私は全然やってないのでわかりません。
ダビスタの無表情な馬でも感情移入しまくりで泣きそうになるのでそんな人格を持ったウマ娘なんて気持ちが持ちそうにないのです。

競馬を始めるとは

というわけで、競馬を始めましょう!と言ってみたものの、競馬を始めるってなんでしょう?

もちろん真っ先に思いつくのは馬券を買うということですが、個人的には競馬はストーリーを楽しむのが一番楽しいので、ストーリーを楽しむという観点で始め方を紹介しようと思います。

とりあえず、前の部分でなんか競馬すごいことになってそうだし見てみるかという気持ちになってもらえたなら、軽く観戦してみてはどうでしょうか。

大きなレースは日曜に行われがちで、毎週15時からフジテレビ系列で見れますし、JRA(中央競馬会)やカンテレが競馬のレースをYouTubeに上げてくれます。

とにかく色々なツールがあって楽しいです。

・テレビで見る
netkeibaで見る
・過去の動画を見てみる
・馬券を買ってみる
Wikipediaで調べてみる

本当だったら競馬場に行くのも楽しいのですが、現在は入場規制も厳しくちょっとハードル高いです。
馬券はIPATという銀行口座と連携する仕組みがあるのですが、あまりに簡単に買えるので「こんなもの人に勧めていいのか!?」と躊躇してしまうレベルです

競馬は様々な側面があります。馬にしてもその1頭のストーリー、数百年に渡る血統のストーリー、各国の競馬界のストーリー、1つ1つのレースのストーリー。語りだしたらキリがありません。

私の始め方

私は昔、友人が競馬に行くというのでちょっと調べてみるかーと思ったら「この馬は前のレース負けてるけど、元々は怪物と言われてたのかすごいなー」「というか前のレース勝った馬がめちゃめちゃ強いのか、どういう馬?」「へー、その馬の父親がすごくて有名なんだー」みたいな感じにハマっていきました。

分からないことを調べて知るのが好きな人にはたまらないです。

気付いたら馬券は買うのですが、それより毎週行われるレースの種類を知ったり、ウィキペディアで馬の親をたどっていったり、netkeibaで競馬ニュースを見る毎日になりました。正直私自身、今は馬券は買ってますがここ10年くらいはほとんど買ってなかったです。それでも楽しいと思います。
(ウィキペディアやnetkeibaは私が競馬を始めた時には充実していなくて今はとても楽しみやすいです)

そんな感じで競馬について書いてみました。だいぶ端折っているところもあるので競馬通の方には「いやいや、こうだろ!」と言いたくなる部分も多いかもしれないです。そうやってついアツくなってしまう熱気も競馬の楽しいところです(私もよくある)

「なんか見てみるかー」となって見てみる。それだけで競馬は始められます。まずは4/4の15:40から始まる大阪杯を見てみましょう!

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