KaKo

一大決心をした37歳2児の母。旅に出たのはいいものの、行き先は不明。さあどうなる?

KaKo

一大決心をした37歳2児の母。旅に出たのはいいものの、行き先は不明。さあどうなる?

最近の記事

最終日の勤務を終えて

最後の記事からバタバタと忙しく、ずいぶんと間が空いてしまいましたが、今日が教員生活最後の勤務日でした。 もう「出勤」することがないのかと思うと、 もう私は「先生」ではなくなるのかと思うと とても不思議な感覚で。 何者でもなくなってしまう自分に不安感が募っています。 もう吹っ切れていたし、笑顔で終わりたかったけどどうしても感情的になってしまって、いろんな先生と話しながら自然と涙が出ました。 教師を14年やってきて、今年が1番辛かったわけではなく、今までに何度もめちゃ

    • 先生辞めます④

      退職願いを提出した私は、泣き腫らした顔で校長室を後にした。 周りには出勤している同僚がたくさんいたが、悟られてはいけない。 なるべく顔を伏せて、見られないように席についた。 退職を校長先生に伝える前に自分で決めたことがある。それは、退職することを最後の挨拶の日まで同じ学校の先生たちには絶対に言わないこと。 最後までしっかり働きたいし、周りからも「辞める人」だと言う目で見られながら働くのが嫌だったからだ。来年も働くかのように最後まで働こうと決めた。 だから誰にも校長室

      • 先生辞めます③

        2024年1月5日、私はついに退職願を提出した。 来年度の人事希望調査を提出した時点で校長先生から呼び出しがかかり、1時間ほど話をした。 校長先生の第一声は「退職に印が付いていて驚いたけど、相当の覚悟があると思うからあなたの意思を尊重したい。でも理由だけは聞かせて。」 主な理由は前回のnoteにまとめた通りだ。明確な理由があるというよりは、教師という職業に対する「違和感」のようなものが、少しずつ蓄積されていったと表現した方がいいのかもしれない。 校長先生は退職願を渡し

        • 先生辞めます②

          家のことや子どもの体調不良でずいぶんと間が空いてしまったが、前回の続きを。 なぜ私は教員を辞める選択をしたのか。 自分の気持ちを整理するためにもここにしっかりと書き留めておりたい。 ⚫︎多忙な毎日 教師の仕事は教科指導だけではない。ここに書き出せないほど多岐にわたる。 そして出勤してから退勤するまで、そのさまざまな仕事が次から次に降ってくる。 もちろん休憩時間などない。トイレに行く時間がなく、気づけば1日トイレに行っていなかったと、帰宅してから気づく日もある。

        最終日の勤務を終えて

          先生辞めます①

          私は37歳2児の母。この3月で14年の教師人生に幕を下ろす。 私の両親は2人とも公務員。幼い頃から「公務員は安定していていいよ。」が口癖だった。 学生時代から外国への憧れが強く、留学や旅行を繰り返していた私。そんな私に両親は「安定した職に就きなさい。」と諭した。 もともと子どもが好きで、教えることに興味があった。また英語が得意だったので、教員免許を取得した。大学卒業後、講師として中学校での勤務開始。 28歳で採用試験に合格。途中育休で3年休み、去年の4月に復帰した。た

          先生辞めます①

          はじめまして!

          こんにちは。 いきなりですが、この3月で14年間の教師人生に幕を下ろす決断をしました。 もう退職願も提出積みで、教師生活最後の日へのカウントダウンが始まりました。 そんな私は、37歳2児の母。講師5年、採用9年目の中学校教師。 なぜ辞める決断に至ったのか?幼い2人の子どもを抱えながら今後どうしていくのか?など、退職願いを提出するまでの様々な思いを、忘れないうちに書き留めていきます。同じような境遇の方と繋がりたいなと思っていますので、よろしくお願いします!

          はじめまして!