私をババァと呼んでいたあなたへ

違う部署で働くあなたを初めて見たとき
一瞬で嫌な人だと思った

イジワルそうだと直感した

部署異動であなたが来たとき
嫌だなと改めて思った

あなたとは8歳違いだけど
経験年数はあなたが1年先輩

いつからか、あなただけは私の事を
「ババァ」と呼ぶようになっていた

呼ぶのは勝手だけどね
私も嫌だと言わなかったからね
あなたのことなんてどうでもよかった

音が聴こえにくい障害を持っている人の前で
その人をバカにしたような物真似したり
ほんとに一緒に働く事が嫌だった

物真似なんか辞めたら?と言っても
「私は許されるタイプだから」って言ってた

もう、相手にしたくない

あなたは私が嫌っていることを知ってたでしょ?

「私の結婚式に来て下さいね」と
満面の笑みで言ってきた

私「私はババァだからいかないよ」と
満面の笑みで返した
結婚式の招待を初めて断った

後輩の結婚式であなたは私に
「ババァ、ババァ」って繰り返し言ってきた

悔しかったの?

あなたも生きてたらババァになるんだよ

生きてるからこそババァになれるのにね

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