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3Dって難しいよねという話

こんばんは、カクノさんです。

先日子供会の交通当番(旗当番)だったのですが、朝の段取りがいつもと違うし時間に遅れたらまずいし子供たちにも急いでもらわないといけないしで前日から非常にプレッシャーを感じていたようで、見事に悪夢を見ました。
お約束の「時間に遅れてリカバリーもうまくいかなくてどうしようとひたすら焦る」夢。

慌てて起きてすぐに時計を確認したのは言うまでもありません。
ちなみに現実でもちょっとだけ遅刻しました。1分くらい。

書くことが思いつかない

正確に言えば、note として書けることが思いつかない。

今日やったことはいろいろあるのです。
考えたこともあるのです。
が、仕事の関係であまり公に書けないことや、自分で消化しきれていないことや、あまりに私的すぎて書けないことばかりなのです。

仕方ないので、好きなものの話をしようと思います。

ぬいぐるみが好きです

ぬいぐるみ。
一般的には子供用のおもちゃの一つですね。
動物もの、キャラクターもの、植物に無機物までいろいろあります。
素材や生地、作り方も多岐にわたります。

既製品のぬいぐるみの話をすると際限がないし広告記事っぽくなるので、手作りのぬいぐるみの話をします。

ぬいぐるみ作りは難しい

小学生カクノさん VS フェルト

小学生の頃、手芸クラブだったカクノさんは、当時好きだったピカチュウのぬいぐるみを作りたいと思いました。

材料はフェルト。
でも、よくあるフェルトマスコットのような、2次元なものはカクノさん的にはぬいぐるみとは呼ばないので、きちんと厚みのある3次元のぬいぐるみが作りたかった。

しかし型紙などというものの存在は、当時のカクノさんは知りません。
よって、体当たりで作り始めます。

ひとまず前面の形として、フェルトにピカチュウの形(全身)を描いて切り抜きました。
背面用に、同じ形をもう1枚切り抜きました。

問題はここからでした。
側面の形は、一体どうしたらいいのか?
小学生カクノさんに「立体裁断」なんて高等スキルがあるはずもなく、かといって横向きのピカチュウを描いても立体ピカチュウにはならないことは目に見えています。
どうしよう。

結局、帯のように切ったフェルトを側面として使い(ダイカットの弁当箱みたいな感じです)、一応立体のピカチュウは完成しました。
しかしながら、子供心に「コレジャナイ」と思っていたことを覚えています。
なにせ、横から見るとただの四角(おまけに不格好なツギハギだらけ)なのですから。

思い浮かべたものを実際に形にすることの、なんと難しいことか。
これは今でも頻繁に思いますけども。

小学生カクノさん VS 市販のぬいぐるみキット

その後成長したカクノさんは、ぬいぐるみの型紙がとても不可思議な形をしていることを知ります。(市販のキットだったかな?)
その不可思議な形の布を指示通りに縫い合わせると、見本写真通りのかわいらしい形ができあがりました。

すごい、と思いました。
緻密に計算されたであろう寸法と角度。
少しカーブの具合が変わっただけでかみ合わなくなるパーツ。
立体造形の奥深さと難しさを知ったのです。

専門生カクノさん VS あみぐるみ

さらにその後、カクノさんはあみぐるみに出会いました。
あみぐるみはぬいぐるみと違い、最初から立体になるよう編んでいきます。
編んでいる途中で形の歪みに気付いたら、その場で修正することも、少しほどいてやり直すこともできます。
つまり、ぬいぐるみよりも格段に柔軟で簡単なのです。

あみぐるみにハマったカクノさんは作り方の本を買い、いくつかの作品を生み出し、オリジナルもいくつか作りました。
その過程は楽しかったし、思ったものを作れる満足感もありました。

でも、やっぱりぬいぐるみの方が好きなのです。
あみぐるみはあみぐるみであるが故に毛糸で作らねばならず、カクノさんは毛糸のチクチク感がどうも苦手なのです。

そんなカクノさんに、さらなる転機が訪れました。
そう、羊毛フェルト。

社会人カクノさん VS 羊毛フェルト

羊毛フェルトは、ふわふわの羊毛を専用のニードルでちくちく刺し固めて形作るもの。
形のバランスを見ながら刺し固めるので、微調整も修正も思いのまま。
つまり、あみぐるみのような作り方で、ぬいぐるみが作れるのです。
(フェルトの手触りなので、さすがに理想とするぬいぐるみの感触にはならないのですが……)

結論、羊毛フェルト、いいですね。
ちまちま刺していく作業は若干億劫ですが、形ができてくると非常に楽しいです。
羊毛のまぜ具合で、色をある程度変えられるところもいい。
細かい顔パーツや広い面をひたすら刺し固めるのは心が折れそうになりますが、無心で針を刺すのもたまには良いものです。

番外:カクノさん VS 樹脂粘土

ぬいぐるみとは少し離れますが、樹脂粘土も楽しいです。
カラフルな粘土が100均でも売ってますし、乾燥して硬くなれば絵の具で色も塗れますし。
これも考えながら形を調整できるので(乾燥してしまうので羊毛フェルトよりは時間制限ありますが)、気軽に始められるところもいいですね。


ぬいぐるみにしろ粘土にしろ、既製品の方が当然クオリティ高いです。
それで満足できるなら、別にこんなに苦労したり試行錯誤しなくてもいいと思います。

でもカクノさんは一応創作者の端くれなので、無性にオリジナルが作りたくなることがあるのです。
自分の頭の中で考えたものを、立体物として表現したい。
そんな欲求が時たまやってくるのです。
(問題は、その欲求が長続きしないこと……つまり飽きっぽいこと)

残念ながら、カクノさんには立体造形のセンスはなさそうです。
空間把握とかバック駐車とか苦手。
だいたい車体感覚って何ですか、自分の体の感覚すらおぼつかなくて壁にぶつかったりしてるのに、自分の体ですらない車体の大きさとか位置とか把握できるわけないじゃないですか。

……話が逸れました。
ペーパードライバーカクノさんの話はまた機会があれば。


ともかく、ぬいぐるみは既製品を愛でるのもいいけど自分で作るのもまた味があっていいね、というお話でした。

ではまた。



例によってタイトルは最後に考えているので、微妙に内容に合っているような合っていないような、なものになるようにしています。

それと、小見出しの「VS」はなんとなくです。
特にバトルはして……た、かもしれません。じゃあいいか。


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