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どうしたら書店は生き残れるのか。


今でも1日に1店舗、書店が潰れていっているのか。


僕の勤めていた書店の、取次からの掛け率は76.5%だったと思います。(正確な数字はもう忘れてしまいましたね。)

仮にその掛け率だとすると、粗利が23.5%で、そこから家賃や光熱費、人件費などなどを差し引くと、それはもう利益少な過ぎて書店は生き残れないですよね。


書店へ本を卸す「取次」の取り分が10%弱、残りの65%が出版社(内10%は著者の印税)、こんな感じであってますかね?


例えば、定価1,000円の本が売れた場合のおよその粗利は

書店は230円・取次は100円・出版社は570円・著者は100円となりますよね。(違ってたらごめんなさい。)


この数字を見ると今後はやっぱり著者が自分で電子書籍を出して、直接読者に販売するという流れになるのが当然じゃないですかね。


うーん、書店の生き残り、本当に大変そう。元書店員として悲しいです。仕方ないことだけど。


下北沢のB&Bみたいに毎日面白そうなイベントやれれば生き残れるのかな。

通販じゃAmazonに勝てないだろうし。配達も効率悪いし。

安売りは出来ないし。


今でも自分の勤めていた本屋が、どうすれば生き残れたのかって考えることがあるけど、何が出来たかな。


自分も含めて、書店を応援したいと思いつつ、Amazonで買ってしまう人もいるだろうから、何かしらのきっかけとかあればなとは思うけど。あー難しい。


と、またしても深夜に取り留めないことを思いました。


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