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定額では聴けない音楽-5

「7日間ジャケ写チャレンジ」としてバトンが回ってきたので、Apple Music、Spotifyに代表されるサブスクリプション・サービスには未登録の名盤を毎日一枚紹介します。

※2020年5月AppleMusic調べ、Spotifyには登録されていたりするかもしれません。

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João Gilberto /S.T


ジョアン・ジルベルトの「三月の水」もサクブスにはない...。そんな嘆きで始まる。ただファンなら分かっている、ジョアンは版権が大変面倒なことになっていることも。昨年、亡くなった「ボサノヴァの神さま」。個人的に「ジョアンがジョアンである」事になった決定盤はこの「三月の水」のだと思う。

ビートルズの「ホワイト・アルバム」のように、白くタイトルのみエンボス加工され同じ「ホワイト・アルバム」と言われる73年の作品。最小限のパーカッションと後はジョアンの「声とギター」のみ。歌詞が再三、繰り返され、世界最小のトランス・ミュージックと捉えていいかもしれない。

カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルと同郷の後輩の楽曲を取り上げ、フックアップすることも忘れないが、やはり録音前年のジョビン作「三月の水」を「俺が一番うまくやれる」とプレゼンをしてくる。最小限の編成で、最大限のギラギラしたジョアンが聴けるアルバムだと思う。
これ以上の音楽はないと勝手に思っている。畠山美由紀さんの歌詞を借りると「ジョアンはいつでも100回聴ける」

<7日間ジャケ写チャレンジ概要・ルール>
好きなレコードやCDのジャケットを毎日1枚、7日間SNSに投稿します。そのレコードの説明をしても、しなくてもOK。投稿毎に、友人や知り合いにこのリレーへの参加をお願いするというルールです。(もちろん、バトンを受け取るかスルーするかは自由です)
#7日間ジャケ写チャレンジ
#7daysRecordCoverChallenge
#Day5
#StayHomeWeek

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