小学生の頃テレビで「エースをねらえ！」を見て、お蝶婦人に夢中になりました。豊かな金髪。非日常的な立ち振る舞い。華麗でしとやかなのに強い。まさにお姫様そのもの。ストーリーに関心はなく、お蝶婦人が登場が楽しみでしかたがありませんでした。

そしてバドミントンのラケットとやわらかいボールでテニスごっこの始まり始まり～。小さい頃から遊んでいた近所の公園は、やがて枠のないコートとなりました。ネットもなくルールも知らず、ただラケットでボールを打ち合えば満足でした。
木製ラケットの「Y」の部分の右腕あたりが骨折。家にあった割り箸を毛糸でぐるぐる巻きにして応急処置。でも、一度ボールを打っただけで、すぐに使えなくなってしまいました。

それから、どうしたんだろう…。
母に新しいラケットをねだった憶えはありません。たぶん遊ぶ仲間や内容が変わり、テニスごっこは、自然消滅してしまったのだと思います。

文字を読むことに集中できないため漫画も好きじゃなかったのですが、
「エースをねらえ！」は、買いました。

なぜか２巻だけ。

今は、その後の展開が気にならなかったのかと子供の自分に問いかけたい気分。でも子供の頃は、その謎の行動に意味があったのでしょう。
理屈や周りの評価を気にしながら行動するようになってしまう前の謎行動。その中に自分が大事にしたいモノ、本当に好きなモノを見つけるヒントがあるような気がします。

＃子供の頃
＃ごっこ遊び
#好きなモノ