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海外のMMA団体について [世界/レベル/強さ/一覧/ランキング/相関図]

今回は海外のMMA団体についてです。
海外には多くの団体がありますが、その中でも主要な団体を選びました。
各団体の特徴や有名選手といった情報をまとめていますので、宜しければご覧ください。
(情報には間違いが無いように注意してますが、もし間違いがありましたら申し訳ありません)


UFC

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正式名称 Ultimate Fighting Championship
1993年に設立されており、影響力や選手のレベルを見ても世界No. 1の団体
試合では、オクタゴンと呼ばれる八角形のケージが使用されている

影響力
公式Twitterのフォロワー数は1000万人以上
YouTubeのチャンネル登録者は1390万人
これまでに最もPPVを売り上げたのは、2018年に行われたUFC229の240万件です。(ハビブ・ヌルマゴメドフvsコナー・マクレガーがメインイベント)

選手のレベル
他の団体で王者となった選手、無敗の選手、各国のチャンピオン 
レスリング・柔術・キックボクシングなど様々な分野で実績を残した選手達が集まってきます。そのため非常にレベルが高く、化け物揃いです。
女子では中国のジャン・ウェイリーがストロー級の王者となっていますが
男子では、アジア人の王者は誕生していません。

UFCで活躍した主な日本人選手
岡見勇信選手(ミドル級) 
UFCで合計14勝をあげており、最高ランキング3位
堀口恭司選手(フライ級)
UFCでの戦績は7勝1敗、最高ランキング3位

視聴方法 
UFCファイトパス・WOWOW (youtubeでも一部視聴可能)
こちらの記事で詳しくまとめていますので宜しければご覧ください。


Bellator(ベラトール)

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正式名称 Bellator MMA (Bellatorはラテン語で戦士という意味)
UFCに次ぐ、世界No.2の団体
2019年にRIZINとの対抗戦を行ったためご存知の方も多いでしょう。

特徴
UFCのオクタゴンに対して、Bellatorで使用されてるのは円形のケージ
階級としてはフライ級が無いため、バンタム級が最軽量級

Bellatorで活躍している日本人選手
堀口恭司選手 第7代Bellatorバンタム級王者(現ランキング5位)
渡辺華奈選手 フライ級ランキング2位
さらに、RIZINでも活躍したトフィック・ムサエフがランキング1位のシドニー・アウトローにKO勝利しています。

視聴方法 
U-NEXTの独占配信
こちらについても記事を書いてますので宜しければご覧ください。


LFA

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正式名称 Legacy Fighting Alliance
Legacy FCとRFAが合併して2017年に設立された団体
アメリカ第3の勢力として、UFCやBellatorへの登竜門的な位置付け

LFAに出場していた主な有名選手
ブランドン・モレノ 現UFC世界フライ級暫定王者
ブランドン・ロイバル UFC世界フライ級ランキング5位

活躍している日本人選手
堀内佑馬選手 フライ級のタイトルマッチにまで挑戦している
田中路教選手 UFCにも出場していた選手

視聴方法 
ABEMAにて生配信を無料で視聴可能


PFL

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正式名称 Professional Fighters League
2012年にアメリカで設立されており、K-1でも活躍したレイ・セフォーが社長を務めている。シーズン制を採用してるのが最大の特徴です。

PFLの仕組み
レギュラーシーズン → プレーオフ → チャンピオンシップ
PFLは、レギュラーシーズンを勝ち抜いた選手がプレーオフに進出。プレーオフを勝ち抜いた2人がチャンピオンシップで争うという流れです。
現在行われているシーズン2022では、レギュラーシーズンからプレーオフに進出するのは4人で、チャンピオンシップは2人です。

レギュラーシーズンのポイント制
勝者 3ポイント 敗者 0ポイント 引き分けの場合、両者1ポイント
勝者は3ポイントに加えて
1R勝利でプラス3ポイント 
2R勝利でプラス2ポイント
3R勝利でプラス1ポイント
これらのポイントで争います。

最終的にチャンピオンシップで勝利した選手がシーズンの優勝者となり、優勝賞金100万ドルを獲得。
PFLは優勝賞金やファイトマネーが高額なことでも知られています。

過去に出場した日本人選手
川名雄生選手 2018年 ライト級
石井慧選手  2019年 ヘビー級
工藤諒司選手 フェザー級で現在参戦しており、プレーオフへの進出を決めている。

視聴方法 DAZNで視聴可能


ONE Championship

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正式名称 ONE Championship
2011年に設立された、シンガポールを拠点とするアジア最大の団体

特徴
MMAに加えてキックボクシングやムエタイ、グラップリングなどにも力を入れており様々な分野の選手が集まってきます。
水抜きによる減量を禁止しているのも特徴的です。

活躍している主な有名選手
デメトリアス・ジョンソン フライ級ランキング1位
ロッタン・ジットムアンノン フライ級ムエタイ世界王者
青木真也選手 ライト級ランキング4位
若松佑弥選手 フライ級ランキング3位
秋元皓貴選手 バンタム級キックボクシング世界王者

視聴方法 ABEMAにて生配信を無料で視聴可能


KSW

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正式名称 Konfrontacja Sztuk Walki
(ポーランド語で総合格闘技が激突するという意味)
ポーランドを拠点とするヨーロッパ最大の団体

KSW出身の主な有名選手
ヤン・ブラホビッチ 第15代UFC世界ライトヘビー級王者
マテウス・ガムロット UFC世界ライト級ランキング9位
RIZINで活躍しているクレベル・コイケ選手もKSW第3代フェザー級王者です。

視聴方法
調べたところ、日本での視聴環境は整ってないようです。
KSWの公式サイトからPPVを購入するしかないと思われます。


ACA

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正式名称 Absolute Championship Akhmat
強豪選手が揃う、ロシアのメジャー団体
旧称はACBでしたが、2018年にACAに変更

主な有名選手(ACB時代も含む)
ピョートル・ヤン UFCバンタム級ランキング1位 
アスカル・アスカロフ UFCフライ級ランキング4位 
マゴメド・マゴメドフ Bellatorバンタム級ランキング3位

視聴方法
調べたところ、日本での視聴環境は整ってないようです。
ACAの公式サイトからPPVを購入するしかないと思われます。


Cage Warriors

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正式名称 Cage Warriors
2002年に設立されたイギリスの団体

Cage Warriors出身の主な有名選手
マイケル・ビスピン 第8代UFC世界ミドル級王者
コナー・マクレガー 第2代UFC世界フェザー級王者
          第9代UFC世界ライト級王者

視聴方法 UFCファイトパスで視聴可能


Eagle FC

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正式名称 Eagle Fighting Championship
元UFCライト級王者のハビブ・ヌルマゴメドフが設立した団体

ハビブ・ヌルマゴメドフは
「自分の経験を引き継いで、次世代のアスリートのために最高の環境を整えたい」とコメントしています。

視聴方法 FLXcastというアプリで視聴可能


ROAD FC 

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正式名称 ROAD Fighting Championship
2010年に設立された韓国のメジャー団体
以前に朝倉兄弟が参戦していたのでご存知の方も多いかもしれません。
ROAD FCも日本での視聴方法は整っていないようです。


まとめ
いかがだったでしょうか。各団体のざっくりとしたイメージをまとめておきます。

UFC 世界No.1とされる団体

Bellator 世界No.2とされる団体

LFA UFCやBellatorへの登竜門

PFL シーズン制を採用してるのが特徴

ONE アジア最大の団体

KSW ヨーロッパ最大の団体

ACA ロシアのメジャー団体

Cage Warriors マイケル・ビスピンやコナー・マクレガーを輩出してるイギリスの団体

Eagle FC ハビブ・ヌルマゴメドフが設立した団体

ROAD FC 韓国のメジャー団体

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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