山田太郎参議院議員への支持を止めました

前提


追記: 一部の説明不足と表現を修正しました

理由

個人的な感情も色々とあるのですが、それは一先ず置いておくとして、一番看過できなかったのは、

信頼を積み上げ大役を任されたにも関わらず、それを御破算になる行動を取り続けた

と言う点です。

これは一言で表わせば、政治家として最低限のリスク管理すら出来ていなかったと言う事で、この点を以てして私は山田太郎氏の支持を止めました

今回は自身の不倫に起因して政務官の職を辞しましたが、重役を任されたにも関わらず、それを不意にする行動を止めなかった事は、彼は自身の不用意な行動がどのような結果を招くか、想像していなかった事を意味します。

この事はまつりごとへ関わる事にとって致命的で、自身の行動の結果を計れないのであれば、それは自身の行動が国政にどの様な影響を与えるか、特に自身の政策が社会にどう影響するかを計れない、と言う事を意味します。

つまり支援者や国民の信を裏切る、と言う以前に、彼は政治家として、自身の行動や影響を客観視できない人間だった、と言う事が露呈したのが今回の結末です。

また私自身の一般的な価値判断として、私は個人だけに影響が留まるハイリスクな行動は容認しますが、他者に影響がある事柄についてはリスクのある行動を取るべきではない、と言う立場を取ります。

これは何故かと言えば、人は自分自身に対しては責任を負い切れますが、他者を巻き込んでしまえば、何がどうあれ責任を負い切れないためです。

そう言った意味で、今回の山田太郎参議院議員の帰結は後者にあたり、私個人の信条として、そう言った他者を巻き込んで責任を負い切れない行動を取る人は信頼できず、支持もできない、と判断しました。

個人的な心情

正直なところ、何をしでかしてくれたんだ!と言う気持ちと、なんでこうなるって分かってなかったのか……と言う落胆が大きいです。

私自身はもう彼を支持せず、他の表現規制などに反対して頂ける議員候補の方に投票しよう、と言う気持ちでいますが、今回の件を以ってしてなお彼を支持する、と言う立場の人に取っては、かなり堪える話だと思います。

正直、今回の件は自身が積み上げて来た政策への信頼を一撃で破壊する行動だと感じています。また今回の帰結を以って、彼を支持して表現規制反対の立場を取って来た方々は、延々とこの事を擦られ続けられると考えます。

特に山田議員を目の敵としてきた人達は徹底して擦ってくると思いますし、信頼の厚かった人物が不義理をしたと言う事は、表現規制問題へ取り組んでいる他の人達も似たような人物である、と見なす人も出てくると思います。

そう言った意味で今回の帰結は最悪ですし、これで議員辞職でもしようものなら二度と表へ顔を出すな!と思っている所ですが、もっと悪いのが今回の件で表現規制問題への対策として使える圧がかなり減った、と言う事です。

今回の件は彼を支持した支援者や、国民の信を裏切る行為であったと同時に、自民党内にあった彼の評価と、党内からの期待への裏切りでもあります。そして国民の自民公明政権への更なる不信を招いた元凶とも言われ得ます。

そして今回の様に党内への不義理を働けば、当然その求心力は落ちます。ましてや政権に打撃を与えるような、無派閥の主張は党内では到底受け入れられない、と言う結論を自民党が導いても別におかしくはありません。

そのためこの手の活動をする方は山田議員の求心力はもう無い、と言う事を前提とするしかないと考えますが、山田議員と同盟を組んでいた赤松先生では議員経験も浅く、この状態では自民党内に圧は掛からない、と感じています。

また昨今の政党政治の傾向から、かつて表現規制問題に反対的だった旧民主党系や共産党も、今となっては表現規制に賛同的であるため、ここで仮に何かしらの切っ掛けがあれば一発で表現・言論規制が通ると考えています。

蛇足

ちなみにこれは私の何故か良く当たってしまう『悪い予感』ですが、次回の参院選で山田氏は落選するか、当落ギリギリのところまで落ちるのではないか?と言う印象を持っています。

これは今回の件で失なった信頼や、今までの政策で実現し損ねた案件が重なって……と言う事に起因する印象です。とは言え、これは外れた方が良さそうとは思うものの、たぶん当たってしまうかなーと今は感じています。

また反面として、超党派でこの手の問題へ取り組める議員候補の方が復活当選するかな?と言う予感もしていますが、これも『若干数』と言う予感であるため表現規制問題を重視する方にとっては良くない傾向だと思います。

とは言えこれは今現在の『悪い予感』なので、外したらこいつバカなこと言ってたなぁ!で終わる話です。そのため外れると良いですね。はい。


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