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【呼吸を用いた運動療法】呼吸を臨床で使うために必要な豆知識!動画あり

皆さんこんにちは!
理学療法士の荻尾です。

今回は呼吸って臨床でめっちゃ大事だよなーって話をしていきます。

姿勢や基本動作の改善を促す際に、
筋骨格系や中枢機能、感覚器系にアプローチをしても改善しないということはありませんか?

筋骨格系にアプローチして変化ない→中枢系や感覚器系にアプローチしても変化しない→中枢系や感覚器系のアプローチは対象者が何しているか分かりにくいため、治療に対して積極的に参加してくれない→信頼関係の構築が破綻し治らない

こういった経験ありませんか?
私が若い時はこのような悩みがかなりありました・・・

ですが、こんな時こそ人間の基本である呼吸に立ち返ってアプローチを実施することで改善が見込める時はよくあります!

なので、今回は呼吸を臨床でどのように応用していくかを考えていきましょう!

腹式呼吸の基本と誤解


そもそも腹式呼吸をした際は、

吸気時に360度腹部や腰部が膨らみ、

呼気時に360度膨らんだ腹部や腰部が戻る

という認識が強いですよね?

しかし、このような認識で腹式呼吸を指導してしまうと

逆に腰痛や体幹機能の低下を招いてしまいます。

なぜなのか、その理由を話していきますが、

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