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EQUALINEがめちゃめちゃ面白かった

RiJ見ました?自分は3割ぐらいしか見てないんですが、EQUALINEとGeoguessrがわかりやすく人間辞めててすげーなと思いました


明らかに自分には無理やなというスピードでバシバシ問題解いてて、こんなんできるワケねーだろ!と思いつつも気付いたら買っていました
25時間程プレイして全実績解除、めちゃくちゃ面白かったので完走した感想を書いていきます

■シンプルかつ強固なルール
ルールはまあ動画見ればわかるんで見て下さい

見ました?ゲーム開始して最初の30秒ぐらい見ればわかると思うんですけどめちゃめちゃシンプルなんですよ
ただタイルの表示に沿って四則演算するだけ、それなのに数字が1つ、演算子が1つ違うだけで1問毎に様々な顔を見せてくれるんです
52枚のカードから無限の組み合わせが発生して何百年も人類を狂わせ続けるみたいな、そういうレベルの遊びの強固さを感じます
たった1問が解けなくて制限時間全部溶かしてしまったり、全パターン潰したつもりでも唯一試していない残りの1パターンが正解だったりするのでほんまによくできてるなと思います

基本的に目の前の問題を解く事にだけ集中すればよく、一般的なパズルゲームと違って大局的な見方が全く必要ありません
個人的にはぷよぷよよりピクロス派で、先を見据えながらプレイしなくていいタイプのゲームで性に合っているなと感じました

■多様なミッションによる飽きのこなさ
基本の遊びはエンドレスモードなんですが、色々条件をこなしていく事でミッションが解禁されていきます
エンドレスだけだとダレてしまう所でミッションがチョイチョイ解禁されてくれるので飽きが来ません
これがまたよくできてるんですよ、簡単な問題を短い制限時間で攻略してくやつとか解答とか盤面が隠れたりするやつみたいな、基本ルールになんらかの制約を加えた物もあれば、盤面が5*5になったり負数が出てきたり累乗が出てきたりみたいな、ルールそのものを捻じ曲げた物まで幅広いミッションが用意されてます
そのどれもが違和感なくこのゲームに溶け込んでるんですよ 難易度設定も絶妙で、どういう盤面が難しいか、どういうルールにすれば違和感がないかを作者が把握していて、その中で上手く解禁順を設定してキレイな難易度曲線を描いている
基本的に1ミッション10問なんですけど、その中でも難易度の勾配があります 1問目は3マス通るだけで終わるんですけど、10問目はそのルールでできる限りの最高難度を提示してくるんですよ
割り算のやつとか最後は一度無理数を経由する必要があって最高ですね
めちゃめちゃ高度に難易度をコントロールしています 作者が完璧に自分のゲームを理解していますね

個人的に好きなミッションの25 Attacks 1~25までの数を作っていく
時間に余裕があったハズが最後の1コが見つからずに終了、ってのが何度もあってよくできてる

■Qualify Marathon
で、最後に解禁するミッションがこのQualify Marathonです
実績コンプまで25時間掛かりましたが、半分ぐらいはこれと戦っていた気がします
ルールはシンプル、1~100までスコア/時間ノルマをこなしつつ計算するだけ!
なんですが、解禁直後のプレイだと1桁台すらクリアできずにしばらく打ちのめされ続けます

最序盤からこんなのが出てきます
答えは2*2+5-8+5なんですが、このくらいならパッと解けないと土俵に上がれません

一応計算にはセオリーがあって、掛け算は最初か最後にまとめて、っていう形になってます
これもよくできてるんですよね、計算がとっ散らかりすぎないお陰で絶妙にクリア可能な難易度になっていると思います
それでもスコアもタイムもギリギリの所を通しながら習熟していくのでめちゃくちゃ手に汗握りました
色々ミッションで変化球打たされた後に満を持してやらされるのがこのド真ん中豪速球なのがホンマにイケてる

最初にRTA見ちゃうと敷居の高さは感じると思いますが、それでもやってるうちになんだかんだ馴染んできて自分なりに楽しめるよいゲームでした
個人的にはカービィを超えて今年のベストです 是非

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