2022年前期に遊んだゲームの振り返り

去年書いたやつを今年もやるぜ!と思ってチマチマメモってたんだけど、既に文量が結構ジャンボになっているので前期分としてまとめます
同カテゴリ内の序列はプレイ順です

☆おもろかったやつ☆

1.DARK SOULS 3

なんか段落内にURL埋め込みができないんだけどこれ正しい挙動なん?ムカつく 目次も一番最初にしか置けないのイマイチ取り回しがよくない
公式と自分のnoteどっちも貼っちゃうとなんかゴチャゴチャしますね まあいいか
この記事今見るとストーリー部分をめちゃくちゃ好意的な解釈で過大評価しててちょ~ウケるな

誠実なモンハン ハック&スラッシュがあるワケでもなく、初見時にストーリーを理解できるワケでもなく、ただアクションの完成度だけで最後まで突っ走れた
理不尽と高難度の絶妙な隙間を縫っている
今となってはこのくらいの規模感がフロム&バンナムタッグにコントロールできる限界じゃないですか?と思います
出来はいいんだけどブチギレポイントがいっぱいあるので達成感はあれどあんまりいい思い出はない

2.CODA

イケてる 去年プレイした真昼の暗黒の人のゲーム グロとかサイコ描写控えめでも面白いのが書けてて、1作品毎に着実に進化してる
興味と関心と恋心ってどこがボーダーですか?みたいな話…だと思う
一方で真相はよくわからず なんかバギーなので本当に全部見れたかどうかもよくわかっていません

レイジングループとか十三機兵みたいな、構造が優れてる物語はそこを評価できるけど普通のやつに関しては好き嫌いしか語る言葉を持たないので許してください

3.NEEDY GIRL OVERDOSE

いっぱい売れててすごい にゃるらの立ち回りの上手さとブランディング能力の高さに驚きます
日々の日記を見るに自分に求められている物を100%理解しており、それを100%お出ししている ワケわからん出自の限界オタクみたいなレッテルを自分に貼り付けているけどめちゃめちゃ賢いし色んな物を持っていますよこの人
俺はにゃるらになれなかったとか言うてる人は思い上がりも甚だしいので身の程を知ってください
なんやかんやあってよくわからん形で糊口を凌いでいるけどこれの裏には無数の持たざるオタクの死骸があると考えると中々思う所はありますよね
売れれば売れるほど自らが築いてきた像にどんどん虚が付いていくという所はあり
個人的に彼の一番好きなムーブは青井硝子がパクられた後ソッコー縁を切った所です
これゲームの話じゃなくてにゃるらの話だ

4.ベオグラードメトロの子供たち

これも真昼の暗黒の人のやつ キャラ一人ひとりの個性が強くて他の作品に比べて魅力的に書けてる印象
各々がお互いに愛とか執着とか憧憬とか嫉妬とか憎悪とかを抱えているんだけど、みんなそれがコントロールできなくて、自分の気持ちって意外とわかんないよね、という話
理想と現実の間でみんなもがいているね
CODAよりは作者のヘキは出てるんだけど、それでも真昼の暗黒とかmindcircusに比べれば一般向け
CODAの近未来描写もそうなんだけど、これの超能力描写もスタイリッシュでイケてるんですよね〜
これもなんか所々表示がおかしかったりして、steamで売るならバグチェックもうちょいしてくれ〜というところはある オレの環境が悪いですか?

5.SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

忍殺のお陰で「キメ」が必ず発生するようになったのはマジでイケてますね
ダクソとかエルデンリに比べて登場キャラ一人一人に意思があり、物語に血が通っているのがよかった
戦闘もザコボス問わずゴリ押しが効かず、一貫性がある
今のトコ遊んだフロムゲーの中では一番好き
多分偉いのはACTIVISION

6.water's fine

謎のゲームにマジでありえない事をされて最高になってしまった
ちょっと他のゲームではあまりできないタイプの体験ができます そこに評価引っ張られすぎという感覚もありますが…
なんか突然横から殴ってくるゲームの評価を高くしがちという自覚はある
ゲーム部分が単体で割と完成してて、オマケの部分がホントにオマケだったのがよかった

7.星のカービィ ディスカバリー

OMOTENASHIを感じた 新しさこそないけどめちゃくちゃ丁寧で堅実なゲーム
ようやくマリオゼルダカービィの任天堂三本柱最後の1本が立ちましたね
Switch1作目からこんぐらい気合い入れてやらんかいというカンジはする

8.WONDER BLOCKS

世界観とそれを反映したUIがバツグンにいい あらゆる部分に遊び心があって楽しいですね
ペルソナがゲームというデザイン空間で表現できるStylishの極北だとするとこっちはPopの極北
元はソシャゲだったんだけど、買い切りにした事により終わりが生まれて過度にインフレさせる必要がなくなったのがいい
商業的にはみんなにガチャいっぱい引いてもらうのがいいんだろうけど、このゲームを3年とか5年とか続けようとしたら運ゲーをコスり続ける構造になるのは多分避けられない(トロパズがかなり酷かったらしいですね)
キャラ毎に固有の形のブロックを持ってて、高レアでも形が悪いとクッソ使い辛くて引いても嬉しくないんだけど、これを現ナマはたいて引いたら結構ダメージあるなあと思う
ガチャキャラもなんかスケベエな絵があるワケでもなく(一人ひとりにフレーバーテキストがあるのはいいですね)、ひたすらステータスを求めて引く形になるのでまあ収益出ずにサ終したのも頷けるなあ…と思うんだけど、世界観がめちゃくちゃ良くてこのまま死なせるのも惜しいよなあ…というカンジで買い切り型に舵を取ってくれたのは大変嬉しいですね
ぶっちゃけパズル自体はそれほど…ってカンジなんだけど(そもそもパズルゲームに瞬間的な面白さを求めておらず、毎日向き合うコンテンツとしては充分)、ゲームの面白さと楽しさは別物という事がよくわかる
6/30で配信終了しちゃうからみんなやってくれ~!
記事書いた後になんとなく調べたらビックリしちゃった このゲームの存在が永久に失われてしまう事に関して強い悲しみがあります

9.ケチャップandマヨネーズ

キャラがかわいくてよく動く!100点!
あらゆる部分に元ネタがあるんですが、ゲーム全体の思想としてはUndertale,MOTHER,少女終末旅行、キルミーベイベーあたりの影響を特に強く感じます
自分は心の底からUndertaleが嫌いなんですけど、アレと比べるとプレイヤーに対する攻撃性がなくいい所だけを抽出できていて、バカにされている感がなくてよかった
これ完全にIbやんけ!って所があるんですけど、リスペクトの仕方が優しくていい リスペクト元の作品が持っていた別の可能性を見せてくれて嬉しいですね
なんか作者のヘキを感じると同時に多少の危うさも見え隠れするんだけど、自分としてはこういうノリで最後まで走ってくれると嬉しい けどタオルケットみたいになってもそれはそれで…という感覚もある
アーリーアクセス版では全体の進捗の1/3ぐらいを遊べるんですが、攻撃モーションとか既存の物だけだと絶対に飽きるのでネタ切れがちょっと不安かも

10.DRAINUS

STGに関しては「ロクにできない癖に中途半端に知識だけある」とかいうかなり最悪の存在なんですけど、そういう終わったおっさんこそ楽しめるよいゲームでした
いつの間にかSTGって「プレイヤーに対する挑戦」になっちゃったな、という感覚があって、シリーズの先細りもそこから地続きになってると思うんですけど、弾を避け(消し)て敵を倒すのが楽しい!っていうSTGのプリミティブな面白さはこんなにシンプルで素朴なんだというのが久々に味わえてよかったです
個人的にプレイしてて一番好きなSTGはグラディウスVで、そこは不動なんだけどあれよりも大幅に難易度を下げて誰でも楽しめるようになっています
間口が広くてシンプルに楽しいのは間違いないんだけど、難易度を求めるSTGうま夫がどう思うかはわからん 大往生出た後にエスプガルーダ1が出た時の反応どうだったんだろみたいな感覚

☆ふつうのやつ☆

1.10S

water's fineの人のやつ
ビックリ要素が最初から表に出てたので残念
ゲーム部分の完成度が単純にイマイチ低いかなあ

2.gloom reducer

これもwater's fineの人のやつ
意味のない謎解きが多い 完全に調子こいてますよこいつ

3.VAMPIRE SURVIVORS

初期は悪魔城から画像引っこ抜いて使ってたりしたけどいつの間にかサイレント差し替えしてたりしててええ度胸してますよね
ゲーム的には何の意味もなくアイテムやキャラの見た目、挙動をパクっていて、必然性とリスペクトのないパクリは単純に不快なんだけど、ゲーム自体は割と面白くてムカつく
でもどちらかと言うと消滅してほしい
生存自体はカンタンなので100回200回と遊ぶゲームではないと思うんだけど世のVTuberはどういうモチベーションで遊んでるんだろう

4.CAT LIKES YOU

最初の1分が一番脂が乗ってる ちょっとそこのキミもやってみなよ マジで手に汗握るぜ
優しい世界とかコメント寄せられてるけどいきなりあの選択をブチ込んでくるの作者マジで人の心持ってねえぞ!騙されるな!Undertaleもだけど心をブンブン振り回した後の優しさで錯覚を覚えさせるのは虐待とか洗脳の手法です
繰り返しが多くてめんどくさく、面白さはそんなに…というカンジですが最初の所に心を奪われてしまったので好きなやつです

5.Patrick's Parabox

おもろい babaより好きだけどインパクトはあっちのがあったな あっちより基礎に時間掛けてくれるのと、要素の干渉があまりないから優先度がわかんなくなってムカつく事がない
ステージ毎にコンセプトがあるんだけど、それによる面白さの差が激しい
なんか周りの評価ほどハマれなくて、単純に面クリア型のパズルあんま好きじゃないのかもと思った
これとかbabaとか、手の込んだスーパー倉庫番みたいなのが出てちゃんと評価されてる一方でHelltakerみたいな何の工夫もない人をナメたゲームが上モノだけでバズるのは結構気に食わないですね(個人的な意見です)

6.GNOSIA

同じ人狼ADVって事でレイジングループと比較するんですけど、期待外れでした
ストーリーよりはゲームの方にかなり寄せてるんですけど、出来があんまり良くなくてNPC相手に人狼をプレイする事の限界を感じました
他のキャラにケチ付けたかと思ったら次のターンで擁護したりとかでNPCの思考に一貫性がない
他人をロジックでコントロールしている感覚もなく、人狼パートが割とだるい
ストーリーを進める方法が「特定のキャラと一緒に生き残る」なので、陣営の勝利を目指すよりもヘイト管理の方がメインになってしまう 最終的には当たり待ちになるのでかなりめんどくさいですね
レイジングループみたいにおもろかったリプレイをストーリーに仕立てて体験させる方が手間も掛からんくて面白いんちゃう?と思いました
キャラクターの輪郭がめちゃくちゃ薄くて、キャラクター同士の絡みとか死んだり死なせたりする事に対する葛藤とかそういうのが全然ないので描写に重みがない
読み物を期待して始めたから結構肩透かしくらっちゃった

7.Nova Drift

ローグライト全方位STG
通常モードだとリロール(アップグレードの再ピック)が多すぎてオレの考えた最強デッキに寄せやすすぎてあんまりよくないですね
道中にドラマがなくなってしまうので結構ダルい そのくせボスの事故率がかなり高いのでしんどいですね WAVE100までは事故死のあるお遊びなのでマジで時間を吸われる
序盤から丹念に強化を積み重ねていく人はサイコロの出目にブチ切れる一方、オレみたいなノリで遊ぶタイプの人は序盤がめちゃくちゃ時間の無駄に感じてしまう
一方不可測変容(リロールが減ってアップグレードの種類がめちゃ増える)だとプレイの一回性が強く、自機の強さもピーキーになりかなり味わいがあります
それでも70点ぐらいのビルドには必ず乗せられるのでやっぱり序盤の徒労感は強いですね
どの武器にもシナジーを発見する楽しみがあるのがよかった 今回はこっちでやってみよっかな~みたいな選択が気楽にできる うっかり変なピックをしてクソ弱体化するのもオモロの範疇だと思う
エンドレスなローグライトだとどうしても死ぬ直前にだけドラマが集中してしまうのは難しいですね、序盤がタルいのと並んでローグライト(ライク)永久の課題というカンジがします
WAVE20毎にボスも出てくるんだけどイマイチピリっとしないんだよな 200以降から組み合わせが爆発してすごい事になるんだけど、これがサポート対象内の面白さかどうか判別しかねる

8.ハイパートレジャー ~ マカロニック迷宮

1人プレイであれば確実に気が狂いますが通話しながらであれば最高の時を過ごせるかもしれません
前作のらいじんぐノラカムも身内で最高の盛り上がりが発生したんだけど去年の記事に書き忘れたな

9.7 Days to End with You

未知の言語の意味を類推して物語を察していくやつ
1周目はとてもよかったですね、2周目以降は作業でした
7Daysである意味がイマイチなくて、2周目以降は基本的に辞書とにらめっこして後は寝るだけになるのがあんまりよくない UIもちょっとビビるくらい悪いですね
使われてる言葉が(!ネタバレ!)なのがほんまに致命的で、ゲームから現実に引き戻される上に類推もしやすくなるのがよくなかった
とはいえ類推不能だと何もわからなくなってしまうので調整難しいですね
システム上複雑な物語を構築するのが不可能なので、断片的な情報からどれくらい自分の中で物語を増幅できるかにかかっていて、ナラティブをやっていますね

☆おもんなかったやつ☆

1.ELDEN RING

序盤は悪いトコに気付けなかったので楽しかったけど、出来の悪い部分が無限に積み重なっていくので終盤は本当にうんざり
先鋭化したオタクにより企業規模にそぐわない信仰を得てしまったフロムがイキり倒した果てという感じで、もう好きにしてくれ…というカンジ
多分クソゲーではないんだけどなんか無駄にたけーし普通に損した気分ですね やらなきゃよかったという気持ちが結構強い DLC出ても多分買いません
ラニ萌え〜みたいなノリも味気ない世界でちょっとばかし感情のある女キャラが出てるからみんな無理して騙されてやってる感あって結構キショいメリね 基本的にプレイヤーを虐待するゲームであって、そこで生まれる好感の大半はストックホルム症候群が前提になっている事に気付いてほしいメリ


とりあえずこんなカンジで!主に埋め込みのせいでめちゃくちゃ長くなってしまった
今の所ベストはカービィ、次いでSEKIRO 軽い気持ちで人に勧めるならWONDER BLOCKS、DRAINUSあたりですね
全部主観とグルーヴで書いているので褒め方が雑な奴は怪しい(water's fineの事ですが…)
エルデンリングもおもんなかったというよりはオレのヘイトが高いという方が正しくて、去年に比べて平均点高い気がする
一方で去年のStSとか十三機兵、レイジングループほどブチ抜いておもろいのには当たれていない感覚もある

あと今年の一大ニュース書いていいですか?Tadeusz LorkowskiさんがSteamから撤退した事によりヂョぢウス予感が購入できなくなりました 海よりも深く後悔しています
エペいそヂョンドッジボールアタックは購入していましたがエペいそヂョンロッジもランダムXIも買っていないので本当に悲しい
何を言っているかわからないと思いますがそういうゲームがあるんですよ!ホントに!

いつまでも あると思うな 親とヂョぢウス予感

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