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色んな人が記事にしているスチールカメラの選び方についてカエルも、いろいろ語りたい。

専門家やマニアの方を始め、いろんな人が、オススメのデジタルカメラを記事にしていますね。カエルは専業のカメラマンではありません。これを読んでくれた方、大してカメラに詳しくない人の意見はあまり聞きたくないかもですね。ひょっとして“お腹いっぱい”?

カエルがnoteを始めてみようと思ったきっかけの一つに、日頃なにげなく、ぼんやりと思っていることを言語化してみたいなというのがあります。日記などつけるような性格ではないので、これはあらためて自分を見つめ直すいい機会かなと思い「かえるめも」を始めました。

というわけで、取るに足らない意見かもしれませんが、カエルの脳内整理に、しばらくお付き合いいただければ嬉しいです。

現在仕事で使っているカメラ

専業のカメラマンではない、とはいえカエルはWEBや印刷物でメーカーさんが使用する商品写真やテーブルフォトサイズくらいのイメージ写真や素材写真などを撮って納品してお金をもらっているので、プロの一人といってもいいかなと思います。

そんなカエルが普段使用しているのが10年前の機種のNikonD800です。それ以前に持っていたのは趣味で使っていた同じくNikonのD70でした。流石に本格的にクライアントに納品する写真を撮るには600万画素の解像度では厳しいと感じ、買い替えました。

現在、仕事用の写真は、ほぼ9割がたD800です。(ムービーなどは1インチセンサーやマイクロフォーサーズのデジカメを使ったりします。)

業務で使うならレンズ交換式で高解像度のデジカメ

というわけでカエルが仕事で使うカメラの条件はレンズ交換式で、できれば2000万画素クラスのデジタルカメラと言うことになりそうです。

国内メーカーに関して言えばメーカー問わずです。できれば35mmかAPS-C。国内メーカーならば信頼性は申し分ないし、映し出される画もチューニングの違い程度でPhotoshopなどで後処理すれば大差ないものだと思うから。

画素数もWEB限定ならもう少し低いもので十分。年式も今使っているD800で全く不満なしです。なので信頼できる中古も選択肢に入ります。もちろん最新のフラッグシップ機が良いのは承知の上です。

仕事で使用するのに、新旧問わずレンズ交換式を選ぶのには他にいくつか理由があります。その理由として以下があります。

1.マニュアル撮影がしやすい。
2.ほぼ全てのカメラにホットシューがあり、ストロボでの多灯撮影ができる
3.お客さん(クライアント)が安心する。
4.自然な描写で、後処理で荒れにくい。
5.マクロレンズなど特殊なレンズが必要になる場面がでることがある。 
6.その他いろいろ、思いついたら追加します。                        です。

ぶっちゃけると他のカメラでも仕事で使うのに十分な場合もあると思うのですが、35mmフルサイズかAPS-Cのカメラを押すのは、3番目の理由が大きいです。マイクロフォーサーズのカメラや1インチのカメラを持っていくと、お客さんから「えっ、このカメラ使うんですか?」と言われることがあります。

内心、写真の仕上がりの見た目の感覚的に、使い所によってはフルサイズじゃなくてもいい場合が多い気がしています。とにかく地方の仕事は制作費が少ないので、プロが日常使うような機材は揃えられません。

フィルム時代の専業のプロカメラマンだと人物はブローニー、商品撮影はブローニーや4X5以上を使うことが多かったと思います。故郷にUターンしてから長いので首都圏の撮影現場の事情がよくわからないです。いまはどんな感じで制作してるのかな。

潤沢な予算があり、高いクオリティーが求められるなら、わざわざ自分では撮らずに、専業のプロカメラマンにお願いすることも視野に入れます。毎日のように場数を踏んでいる方とは引き出しが断然違うのは、よくわかっているつもりなので。

個人事業(ECサイト運営)やストックフォトで使用するカメラ

個人事業、例えばECサイトを運営している人、ビジネス用途だけど写真そのものを納品してお金をもらうわけではない場合。またはストックフォトで収益を得たい人などが使うカメラについてです。

もちろん先に挙げた仕事用カメラなら申し分ないのですが、カエルのオススメはマイクロフォーサーズのレンズ交換式カメラです。理由は以下の通り。

1.フルサイズやAPS-Cの一眼カメラに迫るきれいな画質
2.交換レンズが安い。
3.軽くて使いやすい。
4.その他いろいろ

ECサイトで使うレンズ交換式カメラに関しては1インチサイズですが、今は終売になってしまった、Nikon1でも良いと思います。基本、お客さん(クライアント)の立ち会いもないし、画もビジネスで十分に使える描写だと思います。

ただし1インチのカメラについては、カエルは1インチのコンパクトデジカメを持っているんですがストックフォト(特にアドビストック)でたまに画質の問題で引っかかる時があるので注意が必要かも。フルサイズ一眼だとほぼ画質ではねられることはないので、多分そういうことだと思います。その他のカメラだと一眼レフみたいな形で高倍率ズームがついた1インチセンサーのカメラもいいと思う。

ECサイトでは写真の良し悪しが売上に大きく影響するらしいので、いくらスマホのカメラの画質が良くなったとはいえ、このあたりのカメラをオススメしたいです。

趣味や思い出、記録用に使うカメラ

最後は、かなり乱暴なくくりになりますが、要するになんでもありということです。仕事とその他を大きく分けたのは、仕事で使うカメラは、機材にかけた金額で利益が残るかを頭に入れないとならないからです。

私自身、新しい機材を買ったは良いけどペイできるの?といった経験が多いので、自戒の念を込めてです。趣味に使うものは利益など考えずに好きなものを買うのがやっぱりいい。

最近はスマホのカメラの画質がかなり上がっているようなので、レンズが3つ付いたアイフォンとかどんな写真が撮れるのか、興味津々です。

カエルは現在iPhoneSE2を使っていますが、正直、画質に関して言うとレンズ交換式のデジカメに比べるとコントラストが付きすぎるというか、例えて言うなら写真をカラーコピーしたみたいな感じになるので、あまり積極的に使う気になれません。最新のスマホだと良い感じに撮れるんでしょうか。

その他デジタルの中判カメラなども気になります(買えないけど)。趣味と実益を兼ねることができれば良いんでしょうね。

最後に

本格的に仕事でカメラを使うようになって7年ちかくになりますが、実を言うと劇的に自分で納得できる写真が撮れるようになったのは、モノブロックストロボを買ってからだと断言できます。

特に商品撮影(物撮り)をする場合、カメラよりも照明やライティングのほうが、写真のクオリティーを上げてくれます。これは他の撮影でも当てはまる場面も多いんじゃないでしょうか。

本音をいうと、そこそこいいカメラを持っている人はカメラを新しいものにするより、ライトを充実させるのが良いのかなと思います(身も蓋もない)。ライトやストロボについては、またの機会に記事にしたいと思います。

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